ごぼう茶の妊婦さんへの効果について！
ごぼう茶はゴボウから抽出したお茶で、
アンチエイジングのお茶として注目されていますが、
実は妊婦さんにとっても非常にメリットのあるお茶で便秘に悩む
妊婦さんに下剤が服用できないから代わりにゴボウ茶を処方する胃腸科もあるくらいです。
また産婦人科では一般的にお茶は麦茶がおすすめされますが、
最近ではコーン茶とごぼう茶が勧められるようになってきています。
ごぼう茶は妊婦さんにとって様々な効果があるので
ここで飲み方の注意点についてお伝えしたいと思います。
ごぼう茶の妊婦さんへの効果
乳腺炎を予防
ごぼう茶が妊婦さんにおすすめされる最大の理由は
ごぼう茶を飲むことによって乳腺炎を予防する効果があることです。
乳腺炎というのは、出産後におっぱいが痛んでしまい、
中には激痛で動けないくらいになる症状です。
原因は妊娠中に食生活が偏ったりすることで血液が
ドロドロになることで乳管が詰まってしまうことが挙げられます。
洋食文化が進んだことによって乳腺炎を引き起こす方が急増しています。
これを予防するためには抗酸化作用のあるサボニンを
摂取して血液をサラサラにし、それだけでなく血管の動脈化を防ぐ必要があります。
そしてそのサボニンはゴボウに多く含まれているため、
ゴボウから作られているごぼう茶を飲むことでサボニンを十分に摂取できます。
※ごぼうを食べるだけでも大丈夫ですが、ゴボウ茶の方が
効率的に摂取することができるのでおすすめです。
また血液がサラサラになることで胎児に清潔な血液を送ることができますし、
栄養のある母乳をしっかり出すことにつながります。
便秘の解消
そして冒頭でも述べたようにごぼう茶は胃腸科でも
勧められ程、便秘を解消する効果があるとされます。
ごぼう茶にはイヌリンと呼ばれる食物繊維を豊富に含んでいます。
このイヌリンは他の食物繊維とは違い特殊なんです。
イヌリンは通常の食物繊維と違い、腸内の水分を
腸壁の外に流さないようにする働きがあり、便を柔らかくしてくれます。
下剤を服用できない、つわりで食べ物を十分に食べるのが難しい
妊娠中は食物繊維を含んだごぼう茶が効果的です。
ノンカフェイン
コーヒーを４杯飲む妊婦さんは、全く飲まない妊婦さんに
比べて約２倍の流産の確率が上がるとされます。
また妊娠中に３００ｍｇのカフェインを摂取した妊婦さんと１００ｍｇ以下しか
摂取しなかった妊婦さんに比べて赤ちゃんの低体重症の発現率が約１．５倍上がります。
それだけで妊娠中はカフェインを摂取には気をつけなければいけないため
産婦人科でもノンカフェインの麦茶か水を飲むことを勧めます。
そしてごぼう茶は嬉しいことにノンカフェインなので、安心して飲めることができます。
ちなみにノンカフェインのお茶は他に麦茶、
ルイボスティー、コーン茶がありますので妊婦さんはこれらを飲むことをすすめます。
ごぼう茶の飲み方の注意
基本的にノンカフェインなので、水分補給をするときは
ごぼう茶だけを飲んでも構いません。
また妊娠中の水分補給のタイミングは朝起きた時、食事中、
運動後、就寝前など、それぞれの場面で２００ｍｌずつ飲むのが効率的とされます。
また１日に１．５～２リットルの範囲内で摂取するようにしまよう。
飲みすぎても水太りの原因になりますし、下痢を引き起こす可能性があるので
ごぼう茶でも飲みすぎは控えるようにしてください。
ということでごぼう茶の妊婦さんへの効果と飲み方についてでした。
ごぼう茶はゴボウの煮汁を薄めたような味で、少し苦手な方もいるかもしれませんが
妊娠中や産後の健康に大いに役立ちますので是非試してみてください！
先生に聞いてみました！おすすめの葉酸！
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品（サプリメント）での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
⇒葉酸の選び方のポイントとおすすめランキング！