妊婦さんがココアを飲むメリットと飲み方について!
妊婦さんがココアを飲むことによって妊娠中に起こりやすい
様々なトラブルを解消するのに効果のある飲み物です。
ココアにはカフェインが含まれているから飲んでも大丈夫なのか
心配されるかもしれませんが、ココアには含まれるカフェインは1杯あたり10mgです。
WHO(世界保健機構)が規定している妊娠中のカフェインの摂取量は1日300mgとされます。
ですので、妊娠中に1杯10mgのココアであれば全く心配はありません。
※コーヒーでも1日5杯(1杯60mg)以上飲まなければ胎児に影響ありません。
妊娠中にココアを飲むメリット
①テオブロミンが妊娠中毒症を予防
ココアには原料のカカオにしか含まれていない
テオブロミンという成分が含まれています。
このテオブロミンは血圧を下げる効果や血流の流れを良くし
動脈硬化の予防改善にもつながるとされます。
医薬品として、テオブロミンが血管拡張薬や利尿薬として使われています。
妊娠中は血圧が上昇しやすく、高血圧やむくみなどの合併症を引き起こす
妊娠中毒症という症状にかかりやすいです。
しかしココアを飲むことでテオブロミンを摂取し、予防することができます。
カカオを使った食べ物であればチョコレートを少しかじることで同様の効果を得られます。
※ただしチョコレートは油分やカロリーが高いので板チョコであれば1日4分の1に抑えましょう。
②リグニンが便秘に効く
またココアにしか含まれていない成分にリグニンというものがあります。
リグニンは水溶性食物繊維の一種で、摂取することによって
便を柔らかくして、便通を良くする働きがあります。
さらに善玉菌を含んでいるため、腸内環境を整えることが
できるため妊娠中に起こりやすい便秘解消できてしまうのです。
③肌荒れ・ニキビ・冷え性対策
その他ココアにはポリフェノール・ビタミンEが含まれているため
ターンオーバーを促し、妊娠中の肌荒れ、ニキビを改善させる効果があるのです。
また温かい状態でおいしく飲むことができる飲み物ですので
冷え性を改善予防にもつながります。
このようにココアを飲むことによって妊娠中に起こる様々なトラブルを改善することができ、産婦人科でもココアを飲むことを勧めることが多いです。
妊婦さんのココアの飲み方について
妊婦さんがココアの効果的な飲み方についてです。
①まず朝起きてすぐに1杯温かいココアを飲むようにします。
これにより腸の運動を活発にさせることによって便意を感じやすくなります。
また朝体温がひくい状態ですがココアを飲むことで、体温が上がり
内臓器官も温めることができるので冷え性対策になります。
②1日数杯にするようにしましょう。
市販のココアや缶のココアには糖分が含まれていますので
1日3杯ほどに抑えるようにしましょう。
また飲むときは砂糖を小さじ1杯までにしてあまり加えないようにしてください。
③夜寝る2時間前は飲まないようにする
ココアのテオブロミンは覚醒作用があるため、ココアを
寝る前に飲んでしまうと、眠れなくなってしまう場合があります。
以上が妊婦さんのココアの飲み方です。
便秘には非常に効果があるのが感じられますので、
妊娠中は積極的にココアを飲むようにしてみてください。
以上、妊婦さんがココアを飲むメリットと飲み方についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
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当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
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