妊婦さんが紅茶を飲むメリットと飲み方の注意点について!
紅茶は妊娠中に飲むことによって、多彩な効果を発揮してくれます。
ここでは妊娠中の紅茶の効果と飲み方についてお伝えします。
また紅茶にはカフェインとタンニンを含んでいることから妊婦さんが飲んでもいいのか心配される方もいらっしゃいますが、紅茶のカフェイン含有量は1杯30mgとされます。
WHO(世界保健機構)が定める妊婦さんのカフェイン摂取上限量は
1日300mgですので、紅茶を1日数杯飲んだとしても全く問題ありません。
またタンニンは鉄分の吸収を阻害してしまうので妊娠中は避けるべきなのですが、紅茶に含まれるタンニンはコーヒーの3分の1と微々たるものなので、こちらも心配する必要はありません。
紅茶の妊婦さんへの効果について
①風邪を予防
妊娠すると黄体ホルモンが分泌すると同時に、免疫力をさせてしまいます。
するとどうしても妊娠中はウィルス菌に感染しやすくなり風邪を引きやすくなってしまいます。
しかし紅茶に含まれるテアフラビンという成分は体内に侵入した
風邪ウィルスの増殖を阻止し、排出する作用を持っています。
ウィルスの種類に関係なく、効くため、インフルエンザの予防としての効果もあります。
風邪にかかりやすい妊婦さんにとっては非常に優れた飲み物と言えます。
②妊娠高血圧を予防
妊娠中は血行不良を起こしがちで、高血圧やむくみ、糖尿病などを
起こしやすく、まとめて妊娠高血圧症と呼ばれています。
しかし紅茶に含まれる独自の成分テラフラビンや紅茶フラボノイドが含まれています。
これらの成分は動脈硬化や血圧を上昇させる血中の活性酸素を排除させる働きを持っており、
血圧上昇を抑え、血流を改善することで妊娠高血圧を予防することができるのです。
③胎児に必要な栄養素が豊富
紅茶は妊娠中のトラブルを解消してくれる効果だけでなく
胎児の成長に欠かせないカルシウム・ビタミンB1・B2がそれぞれ豊富に含まれています。
1日2杯飲むだけでもそれぞれ、約5分の1は補うことができます。
特に妊娠初期は骨の形成などにカルシウム、中枢神経にビタミンB群が必要ですので
妊娠初期に紅茶を飲むことで、効果を大きく発揮してくれます。
このように紅茶にしか含まれていない成分、そしてその他の栄養素も
豊富に含まれているため、産婦人科でもコーン茶やゴボウ茶と並んで妊娠中に飲むことはおすすめされます。
紅茶の妊婦さんの飲み方について
妊婦さんが紅茶を飲む場合についてですが
①紅茶は市販されている一般的なもので構いません。
カフェインをとりたくない場合にはノンカフェインの紅茶もありますのでそちらを飲むようにしましょう。
ただ1杯30mgですので影響はありません。
②冷たい紅茶よりお常温か温かい紅茶
冷たい紅茶を飲んでしまうと、冷え性になってしまう場合があります。
紅茶を飲む場合には常温か温かい状態で飲むと冷え性、便秘対策になるため効果的です。
③朝起きた時、食後に飲む
紅茶を飲むタイミングは朝起きた時に1杯飲むことで
腸の運動を活発にさせ、さらに体を温かくすることができます。
そして食後に紅茶を飲むことで代謝を良くさせ、
消化不良や胃もたれを予防してくれる効果があるのです。
1杯30mgのカフェインですが、1日3杯程度にしておくのが良いでしょう。
ということで妊娠中の紅茶の飲み方についてでした。
妊婦さんにとってかなりおすすめとされる飲み物ですので
是非とも積極的に紅茶を飲んでみてはいかがでしょうか。
以上妊婦さんが紅茶を飲むメリットと飲み方の注意点についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
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当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
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