さんぴん茶の妊婦さんへの効果と飲み方について!
さんぴん茶は沖縄で一般的に飲まれるお茶であります。
このさんぴん茶は実は『ジャスミン茶』の一種なのですが
妊娠中に飲むことができるのかというと
妊婦さんでも安全に飲むことができます。
カフェインが心配な方もさんぴん茶100ml中に含まれるカフェインは
7mgとされるので、全く問題ないです。
※妊娠中の1日のカフェイン摂取上限量は1日300mgです。
またさんぴん茶には子宮を収縮する作用のある成分は
含まれていないため、カフェイン以外にも心配はいりません。
そしてさんぴん茶には妊婦さんにとって嬉しい効果があります。
ここではさんぴん茶の妊婦さんへの効果と飲み方についてお伝えします。
さんぴん茶の妊婦さんへの効果
①自律神経を整える
妊娠中は黄体ホルモンの分泌や生活環境の変化によって
ストレスが溜まり自律神経が乱れてしまうとされています。
さんぴん茶にはベンゼルアセテートという特殊な成分が
含まれており、自律神経を整え安定させる効果があります。
自律神経は胃腸の働きを調節しているため、それが乱れがちな
妊娠中は胃もたれや吐き気、つわりが起きてしまうのですが、さんぴん茶を
飲むことによって、これを改善させることが期待できます。
香りをかぐだけでも、ベンゼルアセテートを体内に取り込めるので
テーブルの上に置いておくだけでもストレスが解消していきます。
②ビタミンBと葉酸
ビタミンBや葉酸は飲み物にはあまり含まれていないのですが、
さんぴん茶にはこのふたつの成分が豊富に含まれています。
ビタミンBは体内の血液を促進させてくれる働きがあり、妊婦さんに起こりやすい血行不良、むくみ、寒気を解決し、さらに胎児への血液を送りやすくする働きがあります。
また葉酸は妊娠初期に必要な三大栄養素(他、鉄分・カルシウム)のひとつで
胎児の中枢器官を形成する役割を持っています。
もし妊娠初期に葉酸(1日400μg)の摂取が不足してしまうと
神経管欠損症という奇形性のリスクを高めてしまうのです。
その他にもさんぴん茶にはカテキンも含まれるため脂肪燃焼の効果があり、
妊娠中の体重増加を予防してくれる働きがあります。
このようにさんぴん茶には妊婦さんにとっては嬉しい効果が含まれているとされています。
さんぴん茶の飲み方について
さんぴん茶を飲む場合には冷たい状態よりも
温かい状態で飲む方が効果を発揮してくれるのでおすすめです。
1日の上限量ですが、たくさん飲んでもカフェインの上限量を
超える心配はないとされているので、問題ありません。
またダイエットや便秘解消には朝起きてすぐ飲むのと
食後に飲むのが効果的とされるので試してみてください。
飲み物で葉酸とビタミンBを摂取できる貴重なお茶ですのでおすすめです。
ということでさんぴん茶の妊婦さんへの効果と飲み方についてでした。
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
⇒葉酸の選び方のポイントとおすすめランキング!