妊婦さんが豆乳を飲む効果と摂取量の注意点について!
豆乳は健康や美容目的で多くの方に飲まれており、また女性のホルモンバランスを整えるのに効果的とされます。
この豆乳ですが妊婦さんが飲んでも非常に効果的とされます。しかし過剰に飲むと実は胎児に悪影響が及ぶと分かっています。
ですので過剰に摂取するのは控える必要があります。ここでは豆乳の妊婦さんへの効果と摂取量の注意点についてお伝えします。
豆乳の妊婦さんへの効果について
豆乳を飲むことによってさまざまな妊婦さんへの効果が期待できます。特に豆乳に含まれる大豆イソフラボン、レシチン、サボニンが効果的に作用します。
①大豆イソフラボン
妊娠中は黄体ホルモンが分泌されてしまい、バランスが崩れ生理前と同じようにイライラやだるさが非常に起こるやすくなります。
しかし豆乳には黄体ホルモンとは反対のエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンが含まれています。
この大豆イソフラボンを摂取することで黄体ホルモンとのバランスが保たれ、だるさやイライラと言った症状を抑えてくれます。
ホルモンバランスを整えるということは妊婦さんにとって一番メリットとなる効果でしょう。
②レシチン
レシチンは血中の悪玉コレステロールを吸収する働きがあります。
悪玉コレステロールが吸収されると血糖値が下がり、血液をクリーンにさせ、血液の流れを良くする効果もあります。
それによって胎児に対して栄養を送りやすくすることがつながります。
またレシチンは肌の新陳代謝を活性化させることでターンオーバーを促し、美肌にも効果的とされる成分です。
③サボニン
サボニンは妊娠中に溜まりやすい脂肪を吸収する働きがあります。
脂肪がつきすぎると出産時に産道が塞がって難産になりやすくなったり、基礎代謝が悪くなり便秘がちな体質になるなど悪影響となります。
その他にも豆乳は低カロリーで且つタンパク質を効率的に摂取できるなどのメリットもあります。
以上のように豆乳は妊婦さんにとって効果的な飲みものとされます。
大豆イソフラボンの過剰摂取による影響
大豆イソフラボンはホルモンバランスを整えるのですが過剰に摂取してしまうと母体と胎児に悪影響になってしまいます。
母体への影響
大豆イソフラボンを過剰摂取した場合の母体への影響は乳がんや子宮内膜増殖症の可能性が上がるとされます。
胎児への影響
大豆イソフラボンは胎盤を通過する性質があり、胎児にも摂取されるのですが、過剰に摂取することで生殖器の異常や機能不全につながることが指摘されています。
以上のような悪影響があることから食品安全委員会は大豆イソフラボンの過剰摂取を控えるよう促し、豆乳も過剰に飲むことは要注意とされます。
1日の豆乳の摂取量
食品安全委員会は妊娠中の大豆イソフラボンの摂取量は
できれば1日70~75mgほどの摂取にするように決めています。
これは豆乳で言えば、およそ400ml(コップ2杯分)に相当します。
ですので妊娠中はできれば1日2杯までに抑えるようにしましょう。ただし3杯飲んだからと言って、それが過剰摂取にはなりません。
毎日豆乳を1リットル、継続的に飲み続けるなどでなければ過剰摂取にはなりません。
ですので普段の生活で過剰摂取になることはまずありえません。
できれば控えるようにしましょうという程度のニュアンスですので日々の生活では大豆イソフラボンの摂取について心配することはありません。
妊婦さんの豆乳の飲み方について
妊娠中の豆乳はどのように飲めばいいかについてですがまず豆乳には3種類あるとされます。
・成分無調整豆乳
・調整豆乳
・豆乳飲料
そして妊娠中におすすめとされるのが成分無調整豆乳です。
成分無調整豆乳は最も栄養が豊富ですし、砂糖などの添加物が含まれていないため、妊婦さんには最適です。
そして飲む量は1日200~400ml(コップ1~2杯分)の範囲にしましょう。
基本的に飲むタイミングは好きな時で構いません。できれば朝起きた時と夜寝る前が栄養が吸収されやすいのでおすすめです。
健康や美肌にとっても効果があるのは実証されているので是非とも積極的に飲んでみてはいかがでしょうか?
ということで妊婦さんが豆乳を飲む効果と摂取量の注意点についてでした
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