抹茶は妊娠中でも大丈夫?効果や影響について!
抹茶は日本人にこよなく飲まれているお茶のひとつですが、
妊娠中にはこの抹茶を飲んでも大丈夫なのか心配になる方が多いようです。
実際はどうなのかというと・・
カフェインが他のお茶よりも多く含まれているため過度に
摂取するのはいけませんが、数杯程度であれば全く問題ないとされます。
抹茶のカフェイン
抹茶に含まれるカフェインというのは100mlあたり32mgとされます。
紅茶や烏龍茶などは100mlあたり30mgでほとんど同じ量が含まれます。
※少なくもなく、多くもないといったところでしょうか。
1日のカフェインの摂取上限量は300mgですので、
1日10杯ほど飲まなければほとんど問題ないとされます。
このように特に妊婦さんだからといって抹茶を飲んではいけないということはなく
カフェイン以外に胎児に影響を与える成分が含まれるわけではありませんので安心してください。
また抹茶にはすさまじいほど豊富に栄養が含まれており
妊娠中における悩みを解決してくれるおすすめのお茶となります。
ですので抹茶を妊娠中に適度に飲むことは効果的となります。
その効果と飲み方をお伝えしたいと思います。
抹茶の妊婦さんへの効果
抹茶には大きく分けて3つの嬉しい効果があります。
①葉酸
抹茶が妊婦さんにとって嬉しい効果というのは葉酸です。
葉酸は特に妊娠初期に必要で、胎児の中枢神経を
形成するのに欠かせない栄養素となっています。
不足してしまうと胎児の神経管欠損症などの奇形性の確率を引きあげてしまいます。
抹茶1杯にはおよそ葉酸40μgほど含まれております。
妊娠中の1日の推奨摂取量は400μgですので抹茶1杯で10分の1も補えてしまいます。
②カテキン
抹茶には豊富にカテキンが含まれています。
このカテキンは様々な効果があり、例えば口内を殺菌する作用があります。
妊娠中はつわりなどで口内が不衛生になりがちで、虫歯もよく起こります。
しかし抹茶を飲むことで口内を清潔に保ち、虫歯予防にもつながります。
さらにカテキンには抗酸化作用があり、肌の細胞を活性化させることで
妊娠中に起こりがちな吹き出物、肌荒れに対して効果的です。
その他脂肪燃焼にもなるため、本当にカテキンは優れています。
日本人が健康で長寿大国なのも抹茶や緑茶を好んで飲んでいるからというのも頷けます。
③むくみ解消
最後に抹茶にはカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは血流の流れを良くすることによって
妊娠中に起こりがちなむくみを解消するのに効果的です。
このように抹茶には栄養素が凝縮されているため
1杯飲むだけでも全く変わるほどですのでおすすめです。
抹茶の効果を上げる飲み方
妊娠中に抹茶を飲むときの飲み方をお伝えしたいと思います。
①1日1~2杯(100ml~200ml)飲むようにしましょう。
多くとも3杯までにしましょう。
②おすすめは朝起きてすぐに1杯飲むことです。
これにより腸の運動が活発になりますし、カテキンによる
脂肪燃焼効果が向上するとされています。
③特に妊娠初期の方ほど葉酸が必要ですし、抹茶を飲むようにしましょう。
④また抹茶ケーキや抹茶アイス、抹茶チョコレートにはお茶ほどの
抹茶の粉末は使われていないので、食べすぎなければ問題ありません。
以上が妊娠中の抹茶の飲み方についてです
ただ何十杯も抹茶を飲みすぎると血中にカフェインが溶け込み、胎児に送られます。胎児はカフェインを分解する肝臓が形成されていないためカフェインを分解出ません。すると低体重症、低身長症の可能性が上がるという研究結果も発表されているので注意です。
しかし1日に2~3杯、それを毎日飲んだところで問題はありません。
適度なカフェインは精神を安定させることにもつながりますので
そこまで過度にカフェインについて警戒しなくても大丈夫です。
ということで妊婦さんと抹茶についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
⇒葉酸の選び方のポイントとおすすめランキング!