杜仲茶の妊婦さんへの効果と飲み方について!
杜仲茶は中国原産の杜仲の葉を煎じて作られたお茶のことで
中国では5大漢方薬のひとつで、長寿の薬として飲まれてきました。
苦みがあるのが特徴的ですが、日本でも脂肪燃焼やコレステロール低下など
の効果があり、ダイエット目的や健康志向の方に好まれています。
この杜仲茶ですが妊娠中の方でも飲むことができるのしょうか?
杜仲茶はノンカフェインですので妊婦さんでも問題なく飲むことができます。
また子宮収縮作用や胎児に悪影響となる成分は
杜仲茶には含まれていないので安心してください。
※逆にアロマを用いたお茶には妊娠中に控えるべき成分が含まれるので注意してください。
ここでは杜仲茶の妊婦さんへの効果と飲み方についてお伝えします。
杜仲茶の妊婦さんへの効果
杜仲茶は妊婦さんにメリットとなる効果としては
大きく分けて、3つあるとされています。
①便秘解消の効果
杜仲茶にはマグネシウムとゲニポシド酸という栄養素が
含まれており、これらが便秘に効いていきます。
・マグネシウムは便秘薬の有効成分としても配合されており、
腸内にマグネシウムが運ばれると水分を腸内に集める働きをします。
すると固くなった便に水分を含ませることによって、
柔らかくして排便を促すことができるとされています。
・ゲニポシド酸は腸の運動を良くする働きがあり、便秘を解消させます。
下剤のように無理に刺激するわけでもないので、副作用は全くないです。
②鉄分、亜鉛
そして杜仲茶は胎児への栄養を補給する効果的な鉄分、亜鉛を豊富に含んでいます。
・鉄分は血液をつくるのに欠かせない栄養素で、妊娠中は
胎児の栄養はへその緒から血液を通して送られます。
特に妊娠中は1.2倍の鉄分が必要となりますが、鉄分は肉類が
多く含んでいるため、妊婦さんにはなかなか難しいです。
しかし杜仲茶などの飲み物から摂取することで、妊娠中でも摂取できるのでおすすめです。
・亜鉛は胎児のタンパク質などを形成する働きをします。
また免疫力も向上させる働きもあるため妊婦さんには欠かせない栄養素でしょう。
活性酸素の除去
そして杜仲茶にはグッタペルカという独自の成分が含まれます。
これは杜仲の葉っぱに含まれる独自の樹脂のことです。
このグッタペルカは血中の活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素は肌荒れやシミなどの原因になるため要注意です。
またその他にもむくみに効果的とされるカリウムも含まれます。
以上のように杜仲茶は妊婦さんにとって様々なメリットのあるお茶と言えます。
しかし飲む量が制限があるので注意してください。
妊婦さんの杜仲茶の飲み方について
妊婦さんが杜仲茶を飲む場合についてですが、
①最低でも1日200ml飲むことで杜仲茶の効果が得られるとされます。
②ただし飲みすぎてもしまうと、カリウムが含まれているため
下痢を引き起こしてしまう可能性があるとされます。
ですので杜仲茶は妊娠中は1日500mlまでにしましょう
③飲むときは冷たい状態で飲むと冷え性になりうるので、杜仲茶を飲むときは温かい状態で飲むようにしましょう。
④おすすめは朝起きてすぐに杜仲茶を1杯飲むことです。これによって腸の運動がより活発になり便秘を解消することができます。
⑤基本的に上限量を守れば毎日飲んでも構いません。
以上が妊娠中の杜仲茶の飲み方です。
杜仲茶は妊娠中に飲むお茶としては非常におすすめです。
ただし飲みすぎるのだけは注意するようにしましょう。
ということで杜仲茶の妊婦さんへの効果と飲み方についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
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