妊婦さんと牛乳

妊娠中に牛乳を飲むメリットとデメリット!【妊婦と牛乳】

妊娠中に牛乳を飲むメリットとデメリット!【妊婦と牛乳】

 

 

 

牛乳は卵、小麦粉と並んで、3大アレルギーとされておりますが、妊娠中に牛乳を飲んでしまうと生まれてくる赤ちゃんが牛乳アレルギーを引き起こしてまう!?と長い間噂されてきました。

 

 

心配になっている妊婦さんも多くいらっしゃいますのですが、実はこれは産婦人科の医師から回答されており、妊婦さんが牛乳を飲んだとしても母体や胎児に影響はない

 

 

ということなんです。ですので妊娠中でも問題なく飲むことができますのでご安心ください。

 

 

また卵や小麦粉も妊娠中に食べても問題はありません。※ただし当たり前ですがアレルギー持ちの方は飲んだり食べたりするのは絶対に行ってはいけないです。

 

 

妊娠中に牛乳を飲むことでメリットとなることもありますので、ここれは飲み方の注意点と合わせてお伝えしたいと思います。

 

 

牛乳の妊婦さんへの効果

 

 

牛乳を飲むことで妊婦さんにとって大きく分けて3つのメリットがあるとされています。

 

 

①牛乳のカルシウム

 

 

妊娠中はカルシウムが非常に必要になります。成人の場合には1日600mgですが妊婦さんは1日900mgのカルシウムが必要となります。

 

 

特に妊娠初期はカルシウムを摂取しないと胎児の骨格を形成できずに、胎児が欠損症に陥る場合があります。

 

 

欠損症は鼻が低くなったり、身長が小さくなったり、骨の発達が不十分になってしまうとされています。※また足りない分のカルシウムは妊婦さんの歯や骨から補われるので、歯がボロボロになってしまう妊婦さんもいらっしゃいます。

 

 

そして1日900mgのカルシウムを摂取するには牛乳が必須とされます。牛乳には100ml中に110mgのカルシウムが含まれていますので、1日に800ml飲むだけで、880mg摂取することができます。

 

 

魚などもカルシウムが豊富ですが、そんなに多くの量を食べることができないので手軽さ、効率でいえば牛乳が最も良いです。

 

 

②眠れない場合には温かい牛乳を飲む

 

 

そして温かい牛乳を飲むことによって、トリプトファンという睡眠を促す物質を分泌させることができます。

 

 

これにより、妊娠中は自律神経の乱れや不安から眠れない日がつづきますが、その場合には寝る前に温かい牛乳を飲むようにしましょう。

 

 

イライラしたり、落ち着かないときに温かい牛乳を飲むことで改善させることができます。

 

 

③胃もたれや胃酸過多に効果的

 

 

牛乳には乳性タンパク質という特殊なタンパク質を含んでいます。

 

 

この乳性タンパク質は胃酸を分解する働きを持っています。これにより妊娠中に多い胃もたれや胃酸過多を抑える働きを持っています。

 

 

また胎児の筋肉を形成するのに必要なタンパク質を摂取することができます。

 

 

以上のように牛乳には妊婦さんにとってメリットがあると言えます。

 

 

妊娠中の牛乳のデメリット

 

 

ただし妊婦さんが牛乳を飲むことにもデメリットがあり、それは何かというと牛乳の脂質です。

 

 

牛乳には100mlあたりに3.8gの脂質が含まれており、これは他の飲み物よりも高い数値とされます。

 

 

妊婦さんが1日に摂取する脂質の目安というのがおよそ55gとされていて、この数値を超えてしまうと脂肪がついてしまい、特に出産時には脂肪のせいで産道が塞がれてしまい、胎児が出てきづらくなってしまいます。

 

 

さきほど800mlの牛乳を飲むと880mgのカルシウムを摂取できると述べましたが、800mlですと脂質も30.4g摂取することになります。

 

 

1日の半分の脂質を摂取することになるので、他の食事に気をつかい脂質の基準値を超えないように調節しなければいけません。

 

 

ただ脂質の55gはあくまで基準なので、多少超えても問題ないとされています。また毎日牛乳を継続的に飲んでも全く問題ないとされます。

 

 

※普段から牛乳をたくさん飲んでいても、肥満体でないのであれば飲む量については気になさらなくて大丈夫です。

 

 

妊娠中に飲む牛乳はスーパーで売られているもので構いません。また脂質が心配な場合には低脂肪牛乳を飲むことをおすすめします。

 

 

妊婦さんと牛乳のまとめ

 

 

ということで妊婦さんと牛乳の関係についてのまとめですが、

 

 

・妊婦さんが牛乳を飲むのは問題なし

 

・1日800ml飲むのが一番効率的

 

・寝る前に温かい牛乳を飲むことで安眠効果

 

 

となっています。飲む際には1日800mlほどを小分けにして飲んでいくのが良いとされます。

 

 

ただし牛乳を飲んでお腹を壊してしまう方は牛乳の乳性タンパク質を分解する酵素を持ち合わせていないとされます。

 

 

この場合には牛乳の栄養もうまく吸収できないと言えるので、控えるようにしましょう。

 

 

以上の点について注意して飲んでいきましょう。牛乳が苦手である場合には無理して飲む必要はありません。

 

 

特に妊娠初期は胎児の骨の形成に必要不可欠なカルシウムを摂取するのに牛乳を飲むことが大切です。その他のタンパク質の栄養価も高いので積極的に飲むようにしましょう!

 

 

ということで妊娠中に牛乳を飲むメリットとデメリットでした

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しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。


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