妊婦さんのアイス

妊婦さんがアイスを食べるのは要注意!?

妊婦さんがアイスを食べるのは要注意!?

 

 

妊娠することで食生活は大きく変化しますが、特に妊婦さんはアイスをたくさん食べるようになることが多いですね。

 

 

妊娠中というのは体感温度が上がって、暑くて汗っかきになり冷たいものが欲しくなります。さらには胎児の栄養を送るためのブドウ糖を欲するため甘いもの(糖分)を欲するようになります。

 

 

そのためアイスというのは2つを満たす理想の食べ物のため妊娠中にどうしても食べたくなるのです。

 

 

しかし妊婦さんがアイスを食べることは少し注意が必要です。ここでは妊婦さんのアイスを食べるときの注意点や胎児への影響についてお伝えしたいと思います。

 

 

妊婦さんがアイスを食べる悪影響

 

 

まず妊婦さんがアイスを食べること自体は妊娠中に食べたいと思ったら、食べても大丈夫なので安心してください。

 

 

ただし食べる量やアイスの種類については気をつけるところはあります。

 

 

食べる量についてですが、アイスや甘いものを妊婦さんが食べ始めるととまらなくなってしまい、ピノなどのアイスを1箱ペロッと食べてしまいます。

 

 

しかしアイスというのは脂肪分がかなり含まれており、カロリーも低いわけではありません。

 

 

普通のアイス1カップで315kcal、脂質は14gとされます。

 

 

妊婦さんは1日摂取目安は約2000kcalで、脂質は50gほどとされるので、やはりアイスはカロリーと脂質が高い傾向にあります。そのため妊婦さんによってはアイスの食べ過ぎで、脂肪や体重が増加してしまいます。

 

 

脂肪がついてしまうことで、血管が圧迫されて、胎児に血流が行きどどかなくなり、栄養不足になるなどの悪影響も出てしまいます。

 

 

また内臓脂肪がつくことで子宮口が開きにくくなり難産になりやすくなるなどの出産の弊害が出てくるので気をつけるようにしてください。

 

 

またアイスにはビタミンが含まれていないため、アイスばかり食べると、胎児の栄養の元であるビタミン群が不足してしまい、胎児の奇形性のリスクの上昇にもつながります。

 

 

さらに冷え性の原因にもなり血行不良を引き起こしやすくなるリスクもあります。ですから妊婦さんの場合は、アイスを食べても構いませんが食べ過ぎはいけません。

 

 

食べる量についてですが、産婦人科では1日200gが食べる量の上限とされています。

 

 

アイスバーでしたら、およそ2本の量で200gに到達してしまいます。ですので1日2本までにするようにしてください。それ以上食べるとカロリーオーバーや冷え性のリスクが高まってしまいます。

 

 

またアイスでお腹を壊しやすい人は妊娠中には控えるべきとされます。

 

 

アイスの種類に注意

 

 

最後に食べるアイスについてですが、市販のアイスにはアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3種類があります。

 

 

・アイスクリーム⇒乳固形分15.0%以上うち乳脂肪分8%以上

 

・アイスミルク⇒乳固形分10.0%以上うち乳脂肪分3%以上

 

・ラクトアイス⇒乳固形分3.0%以上 植物油を多く含む

 

 

というように分けられています。この中で妊婦さんはラクトアイスには注意してください。

 

 

ラクトアイスは他のアイスに比べて植物油と添加物が多めに含まれており、場合にはよっては胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

成分表示に明記されているため、ラクトアイスなのかどうかまた添加物配合のものなんかどうかについては確認した方がいいでしょう。

 

 

食べるならばアイスクリームかアイスミルクの方が妊婦さんにはおすすめです。アイスクリームとアイスミルクは栄養素がほとんど牛乳と同じなため栄養補給になります。

 

 

ということで妊婦さんの場合にはアイスクリーム、アイスミルクを1日200gの範囲内で食べれば全く問題ありません。むしろアイスを食べれば妊婦さんにとってメリットもあります。

 

 

アイスを食べるメリット

 

 

やはりアイスを食べることによってカルシウムを摂取することができます。アイス100gで110mlのカルシウムが摂取することができます。

 

 

妊娠中に必要なカルシウムは1日900mgとされています。つまりアイスを100g食べるだけで9分の1を補えてしまいます。

 

 

妊娠中にカルシウムが不足すると胎児の骨粗しょう症や停滞重症を引き起こす可能性があります。しっかりとカルシウムは摂取するようにしましょう。

 

 

またもっと冷たくて甘いものを食べたい場合には、りんごやグレープフルーツなどは間食ならば上限なく食べても問題ないと産婦人科でもでも推奨されています。

 

 

 

 

もし甘くて冷たいものを食べたくなったら、アイスよりも果物で補うようにしてください。

 

 

ということで妊娠中はアイスを食べることは問題ありませんが、食べすぎには気をつけるようにしてください。妊婦さんがアイスを食べるときの注意点でした!

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