妊婦と鮭

妊婦さんは鮭を食べる時の注意点と効果について!

妊婦さんは鮭を食べる時の注意点について!

 

 

妊娠中には魚を食べる場合には水銀が含まれる魚は控えた方がいいとされますが日本人がよく食べる鮭は大丈夫なのでしょうか?

 

 

実は妊娠中に積極的に食べることを勧められている魚は『鮭』か『たら』が良いと米食品医薬品局(FDA)で明言されています。

 

 

ですので問題なく食べることができますし、むしろ積極的に食べることが求められます。ただし食べる際には注意点があります。

 

 

ここでは鮭が妊婦さんにとって効果的な理由と食べ方の注意点についてお伝えします。

 

 

なぜ鮭が妊娠中に効果的なのか?

 

 

鮭が妊婦さんにとっておすすめとされるのは大きく分けて4つ挙げられます。

 

 

①水銀の含有量が少ない

 

 

妊娠中は水銀が多量に含んでいる、マグロやメカジキ、サメなどを食べるのは極力控えた方がいいとされています。

 

 

水銀を多量に摂取してしまうと胎児の先天性異常を引き起こしてしまうとされます。
※ただマグロも週に1人前程度食べる分には問題ないとされるので一切食べてはいけないというわけではありません。

 

 

そして魚の中で、鮭というのは水銀の含有量は非常に少なく、妊婦さんでもたくさん食べても心配はないとされます。

 

 

また鮭と同様に水銀が少ない魚介類としてはタラやエビ、イカなどが挙げられます。

 

 

これらも積極的に食べるのが推奨されております。

 

 

②子供のADHDの発症率を抑える効果

 

 

ボストン大学の研究結果によって妊娠中に週に2切れ、鮭を食べることにより、子供のADHDという症状を約60%抑える効果が分かりました。

 

 

※ADHDは多動症や言うことをきかないなどの神経発達症のことを指します。赤ちゃんの場合には落ちつぎがない、泣きわめくなどの症状が挙げられます。

 

 

このため魚を食べる場合には鮭を積極的に食べることが良いとされる理由です。

 

 

また鮭は魚にしか含まれていないDHAやEPA、タンパク質が他の魚よりも豊富に含まれているため、胎児の成長にもつながります。

 

 

③アスタキサンチン

 

 

鮭にはアスタキサンチンという天然色素が含まれています。鮭のピンク色はこのアスタキサンチンによるもので、イクラにも含まれます。

 

 

このアスタキサンチンには強い抗酸化作用を含まれています。その抗酸化作用はビタミンEの約1000倍とされています。

 

 

抗酸化作用は血液中の活性酸素、メラニン色素を除去することによって、肌荒れや色素沈着化するのを防いでくれます。これにより肌のシミやシワ、そばかすを消し、美白作用があります。

 

 

④プロテオグリカン

 

 

そして鮭に含まれる特殊な栄養素にはプロテオグリカンが挙げられます。

 

 

プロテオグリカンは天然の保湿成分でありヒアルロン酸よりも保湿作用が高いことから化粧品にも配合されるようになりました。

 

 

その他にも鮭にはコラーゲンやマリンプラセンタなどを配合されております。マリンプラセンタは9種類の必須アミノ酸が配合されております。

 

 

必須アミノ酸は体内では作り出すことができないアミノ酸であり、胎児の筋繊維の形成にも関わるので、積極的に摂取することが求められます。

 

 

以上のように鮭を食べることで妊婦さんに対して効いていきます。妊娠中は肌荒れや乾燥を起こりやすいですが、そんな妊娠中に鮭は非常に効果的と言えます。

 

 

鮭を妊婦さんが食べるときの注意点について

 

 

鮭を積極的に食べるべきとされますが、食べる時には注意点があります。

 

 

①食べ方

 

 

鮭を食べるときは必ず火を通すようにしてください。生のままですと、リステリア菌が生きている状態で、妊婦さんが口にすると感染の可能性が非常に高いです。

 

 

リステリア菌は胎盤を通過する為、胎児にも感染してしまい胎児の水頭症の原因にもなってしまいます。

 

 

リステリア菌は加熱することによって、殺菌できますので鮭を食べるときは必ず火を通しましょう。※ただし1週間で数回食事として食べる分には問題にならないとされます。

 

 

サーモンも生では食べることはできず、スモークサーモンも火を通しているわけではないので控えるようにした方が無難です。

 

 

鮭を食べる場合には鮭フレークや焼き鮭などで食べることができます。心配であれば焼いた後にレンジで30秒加熱すれば確実にリステリア菌を死滅させることができます。

 

 

また他の魚介類を食べる際にもしっかりと火を通して食べるようにしましょう。

 

 

②食べる量について

 

 

鮭を食べる場合には最適な食べる量が米食品医薬品局が決められています。

 

 

1週間のうち、227~340グラム(2~3食分)の範囲内で魚介類を摂取するのが望ましいとされます。そのため鮭を食べる場合には週に2~3食分で問題ありません。

 

 

またこれは最適な量ですので、水銀の少ない鮭であれば、それ以上に食べてもほとんど心配はないと産婦人科でも指摘されています。朝は必ず焼き鮭を食べるということも大丈夫されます。

 

 

以上、鮭は妊娠中には効果的な魚ですので安心して下さい。くれぐれも鮭を食べる際にはしっかりと火を通して食べるようにしましょう。

 

 

ということで妊婦さんは鮭を食べる時の注意点についてでした

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