妊婦さんとスイカ

妊婦さんのスイカを食べるメリットと食べ方について!

妊婦さんのスイカを食べるメリットと食べ方について!

 

 

夏の暑い季節、妊婦さんは妊娠前よりも暑さを感じ、さらに甘いずっぱいものが食べたくなります。では夏の果物であるスイカを食べるのは大丈夫なのでしょうか。

 

 

結論から言うと妊娠中にスイカを食べることは問題ありません。むしろスイカを食べることで妊娠中の方には嬉しい効果があります。

 

 

ただ食べ過ぎると体に悪影響になることもあるので食べ方にも気をつけましょう。ここでは妊婦さんがスイカを食べるメリットと食べ方の注意点についてお伝えします。

 

 

妊婦さんのスイカを食べる効果

 

 

スイカ自体はスポーツドリンクと同じような効果があると医師も明言していますが、妊婦さんにとっては大きく3つの効果が得られるとされています。

 

 

①血圧を下げる

 

 

スイカにはシトルリンという成分が含まれており、血圧を下げる効果があります。※このシトルリンはスーパーアミノ酸とも言われています。

 

 

特に妊娠中は血圧が上がりやすく、妊娠高血圧になりやすく、立ちくらみやめまいが生じやすくなるため、スイカを食べることはおすすめです。

 

 

さらにシトルリンは血液をサラサラにする作用も持っており、むくみを解消する食べ物としてもスイカは非常に役立ちます。

 

 

また胎児への栄養補給は血液を通して行われるので、血液がサラサラになることでしっかりと送ることができるのも妊婦さんには嬉しいメリットと言えます。

 

 

②抗酸化作用

 

 

スイカにはリコピンなど抗酸化作用のある栄養差が豊富に含まれています。抗酸化作用は肌荒れやニキビに対して効果的で、肌のターンオーバーを促すことで美肌へと導いてくれます。

 

またビタミンCもスイカには多く含まれており、このビタミンCはメラニン色素を阻害することによって肌のシミやそばかすにも有効に働いてくれます。

 

 

特に妊娠中は体内のビタミン類が胎児への栄養として送られることから、肌が急激に衰えることもあるので、スイカやフルーツなどでビタミンを摂取することは非常に大切です。

 

③夏バテの予防

 

 

またスイカにはほどよくマグネシウムやミネラル、鉄も含んでいるため、スポーツドリンクのように体内の水分と塩分を補給してくれます。

 

 

特に妊娠中は夏バテの影響を受けやすく水分不足によって貧血やめまいなどの症状が起こってしまいます。ですがスイカを食べることによってその予防につながるわけです。

 

 

その他にもスイカにはカルシウムも含まれており、胎児の骨や歯の形成を促進します。以上のようにスイカには妊婦さんにとって嬉しい効果があるとされます。

 

 

スイカはたくさん食べすぎてはいけない

 

 

スイカには嬉しい効果がある反面、食べ過ぎてしまうと悪影響が及んでしまいます。特に2点ほど注意点があります。

 

 

①水分と塩分

 

 

スイカの90パーセントが水分で構成されています。そのためスイカを食べることで水分補給をすることもできます。

 

 

しかし冷たいスイカをたくさん食べてしまうと、冷水を一気に飲むのと同じように体を冷やしてしまう恐れがあるのです。

 

 

またスイカは塩分も含んでいるため、下剤の酸化マグネシウムと同じように腸内に水分を吸収してしまう働きがあります。

 

 

そのためお腹を壊しやすく、軟便や下痢になってしまいます。妊娠中は敏感な時期ですので、食べ物による影響を受けやすくなります。

 

 

夏の水分と塩分補給にスイカを食べることが効果的とされますが、食べ過ぎてしまうと、お腹に悪いの注意してください。

 

 

②糖分

 

 

スイカに含まれる糖分というのは100g中6g含まれております。そして妊婦さんの1日の適量の糖分量は15gとされています。

 

 

あまりスイカを食べ過ぎてしまうと妊娠糖尿病の恐れがあるので食べ過ぎにはやはり注意したいところです。

 

 

ただしスイカには糖分を分解する酵素『マンノシダーゼ』という成分が含まれています。ですので多量に食べなければ、この酵素がスイカによって摂取された糖分を分解してくれ、ダイエットにもつながるとされます。

 

 

以上の2つがスイカを食べる上で注意すべきことです。カロリーは100gあたり37kcalと低カロリーなためカロリーオーバーの心配はないとされます。

 

 

妊婦さんのスイカの食べ方

 

 

妊婦さんがスイカを食べる時には1日200gまでにしましょう。※200gは1口サイズのスイカが6口分ほどの大きさになります。

 

 

200g以上食べると糖分の過剰摂取になってしまったり、黄体ホルモンによって胃腸が弱っている妊婦さんは腹を壊してしまう恐れがあります、

 

 

また農林水産省では1日200gの果物を食べるように推奨していますので、1日200g、多くても300gに抑えるようにしましょう。

 

 

しかし寒気があるときや下痢気味の時はスイカを食べるとさらに悪化する可能性があるので食べるのは控えてください。またスイカの種は消化の妨げになるため食べないようにしましょう。

 

 

以上の注意点を守って食べていけば、妊婦さんにとって嬉しい効果が得られるのでおすすめです!

 

 

ということで妊婦さんとスイカについてでした

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