妊婦さんが納豆を食べる効果と食べ方について!
日本食の代表であり、栄養価がとても高い納豆ですが妊婦さんが納豆を食べても大丈夫なのでしょうか。
結論から言って妊娠中に食べても問題ないですし栄養摂取におすすめです。ただ妊娠中にたくさん納豆を食べてしまうと胎児に悪影響を与えてしまう場合があります。
ここでは納豆の妊婦さんへの効果と食べ方の注意点についてお伝えします。
妊婦さんの納豆への効果と影響について
まず妊婦さんにとって納豆を食べるメリットとなる効果についてお伝えします。
便秘解消の効果
妊婦さんにとって一番うれしい納豆の効果としては
便秘を解消する効果がきわめて高いことです。
納豆には納豆菌、オリゴ糖が含まれていることにより、
腸内の善玉菌を増やすことによって整腸効果を促すことができます。
さらに納豆には水溶性食物繊維も含まれていますので、
腸内の便を柔らかく、すべりやすくする作用も働きます。
このように納豆は非常に便秘に対して効果が高いとされます。
葉酸
妊娠中における胎児の成長に欠かせない栄養が葉酸となります。
妊娠初期は1日400μgの葉酸の摂取が必要とされ、もし下回ってしまうと
神経管欠損症などの胎児の奇形性を高めてしまいます。
そして納豆の1パックには60μgもの葉酸が含まれていおり、
食べ物の中でも食べやすく、手軽に葉酸を摂取できるのでおすすめです。
妊娠初期の方ほど葉酸が必要になるので是非納豆を食べてください。
血糖値を下げる
さらに納豆にはナットウキナーゼという納豆独自の栄養素が含まれております。
ナットウキナーゼは血液中の血栓を溶かす作用があり、
血液をサラサラにして血糖値を下げる効果があります。
また同時に血行不良を解消し、高血圧や動脈硬化に対しても効きます。
その他タンパク質や鉄分も含まれており、胎児の
成長につながる栄養素を豊富に含んでいます。
このように納豆には妊婦さんにとって嬉しい効果や
栄養素が詰まっていますので是非ともたくさん食べてみてください。
納豆を妊婦さんが食べる場合
妊婦さんが納豆を食べる場合には上限量があるので守ってください。
納豆の1日上限量は1日2パックまでにしましょう。
2パックを超えて納豆を食べるとイソフラボンの過剰摂取に
より胎児に対して悪影響を及ぼしてしまいます。
イソフラボンによる胎児への影響
イソフラボンは大豆製品に含まれる栄養素で、ホルモンバランスを
整えるのに効果的なのですが、妊婦さんが過剰摂取するのは要注意です。
イソフラボンの1日の上限摂取量は70~75mgとされ、これを大きく超えると
1パックで平均30~36mgのイソフラボンが含まれています。
ですので納豆で言えば1日2パックまでとなります。
ということで妊婦さんが納豆を食べる場合には1日2パックまでにするようにしましょう。
2パックの範囲内でしたら母体や胎児に害になることなく
栄養素を摂取できるので、積極的に食べていきましょう!
最低でも1週間に3パックは食べていきたいですね。
ということで納豆の妊婦さんへの効果と食べ方についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
⇒葉酸の選び方のポイントとおすすめランキング!