妊婦とうなぎ

妊婦さんがうなぎを食べることは胎児に悪影響!?

妊婦さんがうなぎを食べることは胎児に悪影響!?

 

 

妊娠中には鰻を食べてはいけないと言われていることをご存知でしょうか?

 

 

実はうなぎを妊婦さんが食べ過ぎてしまうと、胎児が奇形性を持ってしまったり、先天性異常を発症してしまうとされているんです。

 

 

原因とされるのはうなぎに含まれるビタミンAのひとつであるレチノールを多量に含んでいるからとされています。

 

 

ここでは①うなぎに含まれるレチノール(ビタミンA)の危険性②妊婦さんの正しいビタミンA摂取方法について詳しくお伝えしたいと思います。

 

 

妊婦さんにとって非常に重要なことのひとつなので
しっかりと確認しておかなければいけません。

 

 

①妊婦さんとうなぎのビタミンAの危険性

 

 

なぜ妊婦さんがうなぎを食べてしまうといけないのかというと
うなぎに含まれるレチノールというビタミンAが胎児に影響を与えてしまうのです。

 

 

妊婦さんの1日に最適なビタミンの摂取量というのは670ugとされています。

 

 

ビタミンAを摂取することで皮膚や粘膜の健康を向上させ
細菌やウィルスから守る免疫力を高めるこ効果があるため、とても大切な栄養素です。

 

 

ただ妊婦さんの場合には逆に摂取しすぎてしまうと胎児に悪影響をあたえてしまいます。

 

 

1日にビタミンAを5000ug以上摂取することによって、胎児の先天性異常や奇形性のリスクが3.5倍になるというデータもあります。

 

 

体に良さそうなビタミンAなのですが、うなぎに含まれるレチノールは脂溶性ビタミンで、過剰に摂取した分、尿として排出される水溶性とは違い、過剰に摂取すると、どんどん体内に蓄積されてしまいます。

 

 

血液に含まれることで胎児にもレチノールが過剰に送られることで栄養過多になり、目が小さくなったり、顔のバランスがくずれるという奇形性を引き起こしてしまうのです。

 

 

特に先天性異常や奇形性が発症するのは妊娠前~妊娠初期とされていますので
妊娠したいと考えている方も、ビタミンAの摂取に気をつけなければいけません。

 

 

そしてうなぎには100gあたり1500ugのレチノール含まれています。

 

 

他の食べ物より多いのですが、ただ1か月に1回食べる分には問題ないとされますが毎日、うなぎを食べることは危険です。

 

 

またうなぎ以外にレチノールを含んでいる食べ物は

 

 

・鶏レバー 100gあたり 14000μg

 

・豚レバー 100gあたり 13000μg

 

・あんきも 100gあたり 8300μg

 

・牛レバー 100gあたり 1100μg

 

・ぎんだら 100gあたり 1100μg

 

・フォアグラ 100gあたり 1000μg

 

・あなご 100gあたり 890μg

 

 

うなぎよりもレバー系が圧倒的にレチノールを含んでいます。

 

 

レバーそしてあんきもは一発で上限の5000ugを超えてきてしまうので、妊婦さんは食べるのは控えるようにして下さい。

 

 

妊婦さん向けの安全なビタミンAの摂取法

 

 

妊娠中にビタミンAを多く含んだうなぎを食べることは危険とされますが妊婦さんがビタミンAを摂取するのにおすすめなのがβカロテンです。

 

 

βカロテンは水溶性のビタミンAで脂溶性ビタミンと違い過剰に摂取したとしても、必要のない分は尿となって全て排出されてしまいます。

 

 

厚生労働省も妊婦さんがビタミンAを摂取する場合にはβカロテンを摂取するようにと明言されています。

 

 

・モロヘイヤ 830μg

 

・にんじん 680μg

 

・パセリ  620μg

 

・ほうれん草 350μg

 

・かぼちゃ  330μg

 

※すべて100gあたり

 

 

とされていますので、1日670ugのビタミンAが妊婦さんには必要ですから、ほうれん草であれば1日に200g食べればよいわけです。

 

 

ただ実践するとなると結構、量を食べなくてはいけませんので、妊婦さん用の栄養サプリメントを摂取しても大丈夫です。

 

 

ということでレチノールの過剰摂取が妊婦さんにとっていけないことですのでうなぎを食べるのには注意が必要だということでした!

 

 

ただ土用の丑の日にうなぎを食べるぐらいであれば心配いりません!
ということで妊婦さんとうなぎについてでした。

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産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。

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