妊婦さんはケーキを食べるときは要注意!
妊婦さんがケーキを食べることは大丈夫なのでしょうか?
結論から言ってケーキを食べること自体は問題ありません。
しかし限度を守らずにたくさん食べると大きな悪影響を及ぼしてしまいます。
ここではケーキの悪影響と摂取目安量、そしてその他、
チーズケーキなども妊娠中に食べても大丈夫なのかお伝えしたいと思います。
妊婦さんがケーキを食べる影響について
妊娠中にケーキをたくさん食べてしまうと2つの悪影響を及ぼします。
妊娠糖尿病のリスク
まずケーキにはカロリーと砂糖が圧倒的に含まれています。
砂糖を摂取して分解するときには、インシュリンが分泌されます。
このインシュリンが分泌されると同時に血糖値が上昇してしまいます。
妊娠中に血糖値が上がると高血圧やむくみなど様々な症状を
引き起こす妊娠糖尿病という病気に陥ってしまう場合があります。
妊婦健診では血糖値を計っていきますが、数値が高いと
妊娠糖尿病の予防のため、甘いものやお菓子の食事制限を行うように指示されます。
ケーキ1個がおおよそ300kcalも含まれており、
ご飯1杯でも170kcalなのでいかに高カロリーか分かります。
カロリーを摂りすぎると、過剰な分は排出されずに
体内で脂肪となって蓄積されてしまい肥満の原因になります。
妊娠中に太りすぎてしまうと出産の時に産道が
塞がって、難産になりやすくなるリスクがあります。
乳腺の詰り
さらにケーキには生クリームが使われている場合があります。
しかし生クリームには乳性脂肪というものが含まれており、
多量に生クリームを摂取すると脂肪が乳腺を詰まらせてしまいます。
乳腺が詰まらせてしまうと産後に母乳が出にくくなってしまうなど
悪影響を及ぼし、最悪の場合には乳腺炎という症状を引き起してしまいます。
ケーキを食べすぎてしまうと以上のような
悪影響を及ぼしてしまうので、注意しましょう。
妊娠中のケーキの食べる目安
妊娠中は1日1個のショートケーキ(200g)が上限とされます。
それ以上食べると血糖値が上昇して悪影響となるので要注意です。
また生クリームだけであれば1日25gまでにするようにしてください。
ケーキを1個食べたらその日は他のお菓子も食べるのは控えましょう。
ただ妊婦さんの血糖値によっても食べる量は変わってきますので
妊婦健診の時にケーキなどを食べてよいか聞くようにしましょう。
注意すべきケーキの種類
チーズケーキ
チーズは食べてはいけないとされていますが、それは
加工されていない生のチーズは控えるべきとされます。
市販されているチーズケーキのチーズはしっかりと
加工されているので妊娠中に食べても問題ありません。
しかしチーズケーキも1日1個だけ食べるようにしましょう。
ブランデーケーキ
ブランデーケーキにはわずかですが、アルコールが含まれています。
妊娠中に少しでもアルコールを摂取すると胎児性アルコール症候群を
発症するリスクになりますので控えるようにしましょう。
アルコールはほんの少しでも摂取すると発症の可能性につながるので要注意です。
ということで妊婦さんがケーキを食べる際の注意点についてでした。
もしケーキを食べる場合にはビタミンなども摂取できる
フルーツケーキを食べるようにすることをおすすめします。
果糖なので血糖値の上昇を他のケーキよりも抑えられます。
ただしこちらも1日1個までにするようにしてください。
以上妊婦さんとケーキについてでした
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