妊娠中の梅干し

妊婦さんが梅干しを食べるメリットと食べ方について!

妊婦さんが梅干しを食べるのは要注意!

 

 

 

妊娠することで食べたい物の傾向が変わるとされますが、特に妊娠中には酸っぱいものを食べたくなります。

 

 

これはつわりや口の中の気持ち悪さを解消するため酸っぱいものを食べてスッキリしたいという体の反応なのです。

 

 

そしてその酸っぱいものの中でも梅干しは特に妊娠中におすすめできる食べ物とされます。

 

 

梅干しを健康に良いのですが、刺激が強い食べ物でもあるのでただ食べ過ぎてしまうと、悪影響を及ぼすことがあるので食べ方には注意が必要です。

 

 

ここでは梅干しの妊婦さんへの効果と梅干しの食べ方についてお伝えしたいと思います。

 

 

妊婦さんにうれしい梅干しの効果

 

 

梅干しには妊婦さんにとって3つの効果が得られるとされます。

 

 

①つわりや胃もたれの予防

 

 

最も梅干しが妊婦さんにとって効果的なのが、梅干しを食べることでつわりを抑える働きがあることです。

 

 

梅干しにはクエン酸やピワリン酸が含まれており、これらが胃の運動や内臓機能を活性化させる働きああります。

 

 

すると脳がその強い信号を受け取ることで、つわりの気持ち悪さを感じなくなるのです。船乗りも酔い止めとして、梅干しを食べているほどです。

 

 

またクエン酸には食欲が増幅させる作用もあるため、妊娠によって食欲不振になっている方は梅干しを1つだけでも食べると食欲が増すかもしれません。

 

 

梅干しだけでなくとも、グレープフルーツやりんごなどにもクエン酸は含まれているため、同じようにように食欲不振やつわりに効くのでおすすめです。

 

 

 

 

気持ち悪くなったり、吐き気があるときには梅干しを食べるようにしましょう。また胃の調子を向上させることによって食欲増進の効果も期待できます。

 

 

②虫歯予防

 

 

梅干しがあれば、歯医者いらずといわれるほど、梅干しは虫歯予防の効果が高いのです。これは梅干しに抗菌作用があるため、口内の雑菌を殺菌できるからです。

 

 

口の中のネバネバしたものを取り除く働きもあります。また梅干しと同じく緑茶も抗菌作用があり虫歯予防に効いていきます。

 

 

 

ちなみに緑茶に含まれるカテキンが口内を殺菌してくれます。

 

 

③美肌効果

 

 

梅干しは血液をアルカリ性に保つ働きを持っています。酸っぱくて、酸性のように見えますが、梅干しはアルカリ性なのです。

 

 

血液がアルカリ性を保たれることで肌の新陳代謝が活性化され、肌のターンオーバーが促されるため、肌荒れやシミ、シワ対策につながります。

 

 

ビタミンEやビタミンBなども肌のターンオーバーを促しますが、梅干しのようにアルカリ性の性質によって新陳代謝を活性化させる食べ物は珍しいと言えます。

 

 

以上のように梅干しには妊婦さんにとってうれしい効果があります。その他にも梅干しの酸味は疲れをリフレッシュしてくれる働きもあります。

 

 

このように梅干しには様々な効果があるのですが、食べる量には注意しなければいけません。

 

 

妊娠中の梅干しの食べ方

 

 

梅干しの塩分には注意

 

 

まず妊婦さんが1日の塩分の摂取量の理想としては8g未満に抑えなければいけません。

 

 

※1日の塩分摂取量8g未満という数字は厚生労働省が発表している数値です。

 

 

8gを少し超えるのは問題ないですが、大きく超えたり、8gを超える日が続いてしまうと塩分は血中の塩分濃度を上げてしまい、血液がドロドロになります。

 

 

そして症状が悪化してしまうと妊娠高血圧症候群を引き起こしてしまいます。

 

 

妊娠高血圧症候群というのは、妊娠中毒症とも呼ばれており、むくみ、高血圧、尿タンパクにかかることになってしまいます。

 

 

すると胎児への栄養補給は妊婦さんの血液を通して送られているので、妊婦さんの塩分濃度が高いと胎児の未発達や先天性異常の原因にもあります。

 

 

そのため妊婦さんは塩分の摂取に気をつけなければいけません。そして梅干しは塩分がかなり含まれているのです。

 

 

大きい梅干しの場合にはおよそ2gの塩分を含んでいます。そのため4個食べたらもう基準値を超えてしまいます。

 

 

普段の食事でもおよそ5gの塩分は摂取してしまうので2個食べただけでも基準値を超えます。そのため妊婦さんは梅干しを食べる場合には1日1個までとなります。

 

 

ただ減塩の梅干しも発売されており、そちらを食べるという手もありますね。減塩の梅干しは1個あたり0.2gの塩分ですので気兼ねなく食べれますね。

 

 

妊娠中は梅干しのみならず、なるべく減塩のものを食べるようにしましょう。

 

 

梅干しを食べ過ぎた場合には

 

 

妊娠中は酸っぱいものが欲しくなりますし、梅干し自体にも食欲増進作用があるため、ついつい食べ過ぎることがあります。

 

 

もし酸っぱいものや塩気のあるものを食べ過ぎてしまったら、水分を多めに飲んでください。ある程度水分を補給することで血中の濃度を中和できます。

 

 

 

 

妊婦さんが梅干しを買ったり、食べたりするときは塩分量を意識するようにしましょう!
また梅干しだけでなく、普段の料理もでなるべく塩は使わずに減塩することを心がけるようにしましょう。

 

 

ということで妊娠中は梅干しは1日1個食べるのであれば、妊婦さんにとって様々な効果をもたらしてくれるのでおすすめです。

 

 

ということで妊婦さんと梅干しについてでした。

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