妊婦とバナナ

妊婦さんがバナナを食べるメリットと食べ方!

妊婦さんがバナナを食べるメリットと食べ方!

 

 

 

バナナは健康食品として朝食に間食に多くの方が食べていますが、妊娠中に食べても大丈夫なのでしょうか?

 

 

糖分が多そうで気になって、バナナを食べるのを遠慮してしまう方がいらっしゃいますが、妊婦さんも問題なく食べることができます。

 

 

そしてバナナは高血糖や高血圧を抑える働きがあります。※ただし食べ過ぎてはいけません。

 

 

また妊娠中のつわりを抑える貴重な食べ物とされて、さらに少量食べるだけで豊富な栄養素を得られることで、産婦人科でも勧められる果物です。

 

 

ここでは妊娠中にバナナを食べるメリットと食べ方の注意点についてお伝えしたいと思います。

 

 

バナナの妊婦さんへの効果

 

 

バナナの妊婦さんへの大きな効果としては3つ挙げられます。

 

 

①つわりを抑える食べ物

 

 

バナナを食べることでビタミンB6を得られるのですが、このビタミンB6はつわりを抑える効果があります。

 

 

ビタミンB6は血行を促進する作用や胃腸の働きを促進することから、消化不良などを抑えて、つわりにも効いていきます。

 

 

ただつわりの原因というのははっきりと解明されていないのですが、ビタミンB6を摂取している妊婦さんの方がつわりの経験が少ないというデータもあります。

 

 

またエネルギーが1本あたり72kcalあり、消化もしやすいので食欲不振の妊婦さんには非常におすすめです。

 

 

②高血圧や高血糖を抑えてくれる

 

 

バナナにはカリウムが1本あたり約320mgと豊富に含まれております。※1日のカリウムの摂取目安量は約2400mgです。

 

 

カリウムは血中の塩分を排出させる働きがあるため、バナナを食べることで高血圧が改善されていきます。

 

 

また血中の塩分濃度が下がることでブドウ糖が運ばれやすくなり血糖値の減少も促進させる働きも持っています。特に妊娠中は妊娠糖尿病と言って糖尿病に陥りやすいので要注意です。

 

 

さらにカリウムによって体内の水分の巡りが良くなって、むくみの解消や足がつらなくなるなどの効果が得られるとされます。

 

 

③便秘解消の効果

 

 

またバナナは便秘を解消する代表的な食べ物です。

 

 

特に不溶性食物繊維と水溶食物繊維の2種類の食物繊維が含まれており、適度なバランスでちょうどよい便を作り出すことができます。

 

 

またバナナにはフラクトオリゴ糖が含まれており、善玉菌のエサとなり、善玉菌が増えることで腸内環境を整えることができます。

 

 

④イライラ、ストレスの解消

 

 

バナナにはトリプトファンという成分が含まれており、これがセロトニンの分泌を促していきます。

 

 

セロトニンが分泌されることによって、自律神経が安定するためイライラが解消されやすくなります。妊娠中は精神的ストレスや身体的ストレスを感じやすくなるため、バナナは非常に有効です。

 

 

以上のようにバナナを食べることによって多彩な効果が得られるとされます。その他にもバナナには鉄分、ミネラルや葉酸も含まれているため特に貧血予防であったり、妊娠初期の栄養補給におすすめとされます。

 

 

産婦人科でも妊娠中に間食する際にはりんご、グレープフルーツやバナナを食べるようにと勧められます。

 

 

バナナの食べる注意点

 

 

①食べる量

 

 

ただ栄養豊富な反面、食べ過ぎてしまうとカロリーオーバーや果糖の摂りすぎになってしまいます。※血糖値を下げる効果がありますが、適度に食べなければいけないということです。

 

 

また報告例はほとんどありませんが、バナナに含まれるカリウムによってカリウム血症という症状に陥る可能性があります。

 

 

日本栄養士会では果物は1日80kcalまたは100~200gとされています。そのためバナナであれば1日1本、多くとも2本までにしましょう。

 

 

ただしある日だけ3本食べてしまったというくらいでは問題ありません。毎日たくさん食べ続けるのはいけません。

 

 

②妊婦さんのバナナの食べ方

 

 

バナナの食べ方は基本的に妊婦さんは1日2本までなら好きに食べてもよいのですが、食べ方によってよりバナナの効果を上げることができます。

 

 

朝バナナダイエットなどが流行りましたが、一番は朝起きて1本食べることが効果的とされます。※もしくは空腹状態で食べるようにします。

 

 

②なぜ朝に食べるのかというと、食べ物に何もない状態でバナナを食べると、食べてから消化吸収まで1時間という超高速です。

 

 

しかし胃の中に食べ物がある状態だと、消化吸収が遅れてしまいバナナの特性を生かすことができないです。

 

 

また朝に食べることで、必要な糖がすぐに送られ、体の調子が上がっていき、特に頭が冴えてきます。また腸の運動も活発になるため便秘が解消されやすくなるメリットもあります。

 

 

④そしてバナナを食べるときは水と一緒に飲むとさらに消化吸収スピードが上がるのでおすすめです。

 

 

以上がバナナの効果を上げる食べ方についてです。ただし特に気にせず間食にバナナを食べても全く問題ありません。

 

 

妊娠中にはバナナは1~2本でできれば栄養摂取の面では朝起きてすぐに食べていきましょう。

 

 

ということでバナナと妊婦さんについてでした

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