妊婦さんとトマト

妊婦さんがトマトを食べるメリットと食べ方の注意点!

妊婦さんがトマトを食べるメリットと食べ方の注意点!

 

 

 

トマトは妊娠中に食べたくなった食べ物によく挙げられます。というのは妊娠中は酸味のあるものが欲しくなり、ちょうどトマトやグレープフルーツのものが食べたくなるとされます。

 

 

※一説では妊娠中は口の中が気持ち悪くなるため酸味のあるものでリフレッシュするために欲しくなるとされます。

 

 

トマトは生野菜で食べるのが主ですが、妊婦さんはトマトを食べても大丈夫なのかというと、全く問題ありません。

 

 

特にトマトは妊娠中に食べるとメリットがたくさんあります。しかし食べ方には少し注意点があるとされます。

 

 

ここでは妊娠中にトマトを食べると得られる効果と食べ方の注意点についてお伝えしたいと思います。

 

 

妊娠中にトマトを食べるメリット

 

 

トマトの効果としては大きく分けて3つあるとされます。

 

 

①つわりを抑える

 

 

トマトにはつわりを抑える効果があるとされています。

 

 

具体的にははっきりと判明されていませんが、トマトのクエン酸が胃酸を中和させる作用があり、胃酸過多や胃もたれを解消します。

 

 

さらにクエン酸は胃腸の運動を活発にさせる信号を大脳に送ることによって、つわりの気持ち悪さを紛らわせてくれるという説があります。

 

 

またトマトに含まれるクエン酸は食欲を増進させる作用があるため、食欲不振の妊婦さんもプチトマトなどを少し食べてみることをおすすめします。

 

 

トマトの他にも梅干しなども同様の効果が得られるとされます。

 

 

②活性酸素を抑える

 

 

そしてトマトにはリコピンという栄養素が豊富に含まれています。

 

 

リコピンは抗酸化作用があり、血中の活性酸素を除去する働きがあります。
これにより妊娠中の肌荒れやシミができるのを予防できます。

 

 

さらにリコピンはインスリンの働きを活性化させる効果もあり、インスリンが活発になることで血中のブドウ糖が分解され血糖値を下がることができます。

 

 

妊娠中は特に血糖値が上がりやすく、妊娠糖尿病になりやすいためトマトを食べることによって、予防することが可能です。

 

 

③葉酸の摂取

 

 

またトマトは葉酸を豊富に含んだ野菜のひとつです。※およそ中くらいのトマト1個におよそ44μgの葉酸が含まれています。

 

 

特に妊娠初期は1日に400μgの葉酸を必要としますので、トマトを食べることで10分の1以上を摂取することができます。

 

 

妊娠初期に葉酸を摂取することはは胎児の中枢神経の形成します。もし不足してしまうと神経管欠損症という胎児の奇形性のリスクを上げてしまいます。

 

 

その他

 

 

その他にもトマトには効果があります。

 

 

・ビタミンA:トマトにはカロテンというビタミンAが含まれていることで、体の免疫力を向上させ、ガンや動脈硬化を予防する効果があります。

 

 

・ルチン:ルチンはビタミンPの一種で毛細血管を強くする働きを持っており、冷え性や高血圧を予防する働きを持っています。

 

 

・カリウム:カリウムは血の巡りを良くさせることによってむくみを解消する効果があります。

 

 

以上のように妊娠中にトマトを食べると様々な効果があります。

 

 

妊娠中のトマトの食べ方の注意点

 

 

妊娠中にトマトを食べる場合の注意点がいくつかあります。

 

 

①食べる量

 

 

基本的に妊婦さんがトマトを食べる量というのはいくつまでということはありません。

 

 

ビタミンAを食べ過ぎると胎児に悪影響とされますが、それはレチノール(動物性ビタミンA)でカロテンは多量に摂取しても問題ありません。

 

 

ですので栄養価の高いトマトは食べたいと思ったら好きなだけだけ食べましょう。ただし冷たいトマトを食べると下痢になる可能性が若干あります。

 

 

あえて目安を設けるならば1日あたり大きなトマトなら2個分、プチトマトなら10個分が良いでしょう。

 

 

②必ず食べる前は洗おう

 

 

そしてトマトを食べる前にはしっかりと洗うようにしましょう。

 

 

トマトだけでなく生野菜には土が付着してトキソプラズマという細菌も一緒に付着しており、妊娠中は感染しやすく、感染すると発熱や吐き気の症状を引き起こします。

 

 

ですのでトマトを食べる前にはしっかりと冷水で洗いましょう。冷水で洗えば、トキソプラズマも落ちます。

 

 

それでも心配であれば、トマトの皮は向いて食べるようにして食べることで、トキソプラズマを確実に口にせずにすみます。

 

 

塩分などに注意

 

 

トマトを食べるときにあまり塩をかけたり、ドレッシングをかけてしまうと塩分の摂りすぎを起こしてしまいます。

 

 

できるだけトマトを食べるときは何もつけずに食べるようにしましょう。またスープに入れるとビタミンが熱で死滅してしまうのでおすすめできません。

 

 

トマトを食べるよりもトマトジュースにして飲むのもおすすめです。その場合にも何も入れずにトマトをミキサーにかけましょう。

 

 

 

 

しかしスーパーやコンビニで売られているトマトジュースには多量に塩分が含まれているので、妊娠中にはおすすめできません。

 

 

以上のことに気を付けてトマトを食べていきましょう。非常に栄養価も高く、つわり時にもおすすめです!

 

 

ということで妊婦さんがトマトを食べるメリットと食べ方の注意点についてでした

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