妊婦さんとブドウ

妊婦さんがブドウを食べるメリットと食べ方の注意点!

妊婦さんがブドウを食べるメリットと食べ方の注意点!

 

 

 

ブドウは栄養価が高く、エネルギー摂取にも効果的なため昔から畑のミルクと呼ばれています。

 

 

そしてこのブドウは妊娠中に食べてもよいのかというと、全く問題なく食べることができます。妊婦さんにとってうれしい効果がたくさん含まれており、産婦人科でもりんご、バナナ、ブドウが積極的に食べるように促されます。

 

 

ここでは妊婦さんがブドウを食べるメリットと食べ方についてお伝えします。

 

 

ブドウの妊婦さんへの効果

 

 

ブドウの妊婦さんへの効果としては大きく分けて3つあるとされます。

 

 

①ポリフェノール

 

 

ブドウの一番の効果と言ってよいのがブドウとされます。ブドウには大きく分けて4種類のポロフェノールが配合されています。

 

 

・アントシアニン

 

 

1つ目が眼精疲労や視力向上に効くアントシアニンです。ブルベリーなんかにも含まれており、青紫色の色素を持っています。

 

 

・レスベラトロール

 

 

そして2つ目が若返り作用のあるレスベラトロールというポリフェノールです。血行を促進させることによって肌荒れやシミ、シワなどを改善させることができます。

 

 

・タンニン

 

 

タンニンはブドウの皮に多く含まれており、渋みがあるポリフェノールです。タンニンは血圧降下作用がありむくみを解消します。さらに脂肪を分解する働きがあるためダイエット効果があります

 

 

抗菌作用があり、口内を殺菌する働きも持っています。※タンニンはブドウのほかになどにも配合されている栄養素です。

 

 

・オリゴメリックプロアントシアニジン

 

 

最後が抗酸化作用のあるオリゴメリックプロアントシアニジンというポリフェノールでブドウの最大の魅力と言えます。

 

 

オリゴメリックプロアントシアニジンはビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍も強い抗酸化作用があります。これにより動脈効果の予防やメラニン色素を抑えることで美白作用もあります。

 

 

以上のようにブドウには豊富なポリフェノールを持っています。ポリフェノールはワインに特に含まれますが、アルコールは妊婦さんは摂取できません。そのためブドウを食べることでその代わりになります。

 

 

②ブドウ糖

 

 

そして果物は一般的にフルクトース(果糖)が含まれますが、ブドウにはブドウ糖も豊富に含まれています。

 

 

ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源であり、また疲労回復の効果もあります。特に妊婦さんは胎児の成長の際に栄養としてブドウ糖が膨大に使用されます。

 

 

そのため妊娠初期などは甘いものが欲する傾向にあります。しかしお菓子はカロリーや脂質も高く高血糖や体重増加になりやすいです。

 

 

しかしブドウであれば、カロリーや脂質は低いため、必要なブドウ糖だけを摂取することができます。

 

 

③酒石酸とリンゴ酸

 

 

ブドウには酒石酸とリンゴ酸の有機酸が配合されています。

 

 

・酒石酸はお酒の元となる成分でありますが、善玉菌のエサとなるため腸内環境を整える働きも持っています。これにより妊娠中になりやすい便秘を改善していきます。

 

 

・リンゴ酸はりんごなどにも含まれますが、疲労物質の乳酸を分解することで体の疲れを和らげます。さらに活性酸素を除去することで肌の炎症作用を予防していきます。

 

 

以上のようにブドウは妊婦さんにとって様々な効果が得られます。その他にもビタミン群や葉酸などの栄養素も豊富に含まれます。

 

 

妊婦さんのブドウの食べ方について

 

 

妊娠中はブドウを積極的に食べるのが良いのですが、食べ方について注意点があります。

 

 

①必ず洗って食べる

 

 

皮にポリフェノールがたくさん含まれるので、ブドウを食べる場合には皮ごと食べるのが望ましいです。

 

 

しかし皮にはリステリア菌が付着しています。もしトキソプラズマ菌を口に入れてしまうと感染症を起こす可能性がわずかにですがあります。

 

 

妊娠中にトキソプラズマ菌を食べることで感染してしまうと胎盤を通じて胎児にも感染してしまい、早産、流産の原因につながります。

 

 

ですが水洗いすればトキソプラズマ菌は落ちます。ブドウ以外にも果物や野菜を食べる場合にはしっかりと洗いましょう。

 

 

②食べる量について

 

 

妊娠中に食べる果物の量としては1日150gが理想とされています。150gは巨峰のブドウだけであれば12粒食べるようにしましょう。

 

 

また小さいブドウよりも巨峰の方が栄養価が高く、皮ごと食べやすいのでおすすめです。

 

 

以上がブドウの食べ方についてです。食べ過ぎたからといって、何か悪影響を及ぼすわけでもないので、特に食べる量については気になさらないでください。

 

 

ということで妊婦さんとブドウについてでした

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