妊婦さんとチョコレート

妊婦さんはチョコレートを食べて大丈夫!?妊娠初期は?

妊婦さんはチョコレートを食べて大丈夫!?妊娠初期は?

 

 

 

妊婦さんの多くがチョコレートなどの甘いものを食べたくなるとされます。特に妊娠3週目の妊娠初期からとても食べたくなることが多いです。

 

 

なぜかというと妊娠3週目頃に着床が完了して、受精卵に栄養を送る必要があります。そしてその栄養に必要な栄養素がブドウ糖とされます。

 

 

そのため胎児に必要とされるブドウ糖を補うためにチョコレートなどの甘いもの、菓子パンなどの炭水化物は特に食べたくなるわけなんですね。

 

 

妊娠中にチョコレートは食べて大丈夫?

 

 

そしてチョコレートは妊娠中に食べても大丈夫なのかというと、基本的に問題ありません。むしろ適度に食べることで、母体にとっても効果的となる食べ物です。

 

 

ただその効果を挙げる前に注意点について先に紹介します。特に注意点としては体重増加と妊娠糖尿病の2点が挙げられます。

 

 

①体重増加

 

 

チョコレートは100gあたり590kcalほどあるので、かなり高カロリーです。食べ過ぎてその分のカロリー消費が行われない場合には内臓脂肪となり蓄積されてしまいます。

 

 

特に妊娠中の体重増加の目安としては1週間で500gの体重が増加している場合には太りすぎとされます。

 

 

もしそのまま体重が増加してしまうと、出産時に難産になりやすくなる恐れがあるので注意しなければいけません。

 

 

1週間前の自分と比べて500gを超えていないか、確認していき、超えそうであればチョコレートを控える必要があります。

 

 

妊娠糖尿病のリスクについて

 

 

妊娠中の砂糖の1日の摂取上限量は25gとなっています。これは板チョコで言えば、4分の3(25g)ほどにあたる量になります。

 

 

ですので、妊娠中にチョコレートを食べる場合には板チョコであれば1日半分くらいがちょうどよいとされます。※他の甘いものは食べない前提です。

 

 

もし1日1枚など食べ続けてしまうと血糖値が上がり、妊娠糖尿病になる恐れがあります。妊娠糖尿病になると、むくみや冷え性などにもつながりますし、子供も糖尿病になりやすい体質になるとされます。

 

 

体重や血糖値は定期的に妊婦検診で計ってきますが、もし数値が高い場合には医師から指摘を受け、チョコレートは食べないように指導されます。

 

 

妊娠中にチョコレートを食べ過ぎてしまうと以上のようなデメリットが発生してしまいます。

 

 

妊娠中にチョコレートを食べるメリットについて

 

 

そして妊娠中は板チョコであれば半分食べることができ、その範囲内であれば、たくさんのメリットが得られるとされます。ここでは3つほどその効果を挙げたいと思います。

 

 

①便秘解消

 

 

チョコレートの原料であるカカオにはリグニンと呼ばれる食物繊維が配合されています。このリグニンはココアにも配合されています。

 

 

食物繊維によって便を大きく形成する働きがあり、便秘を解消するのに必須な栄養素です。またチョコレートには油分も含まれており、これが便をなめらかにして腸管を滑りやすくする効果があるとされます。

 

 

特に日本人は1日5gほど食物繊維が不足していると言えます。これはチョコレートでいえば、カカオ70%の板チョコを20g(半分)食べることによって、補えてしまいます。

 

 

以上のようにチョコレートによって妊娠中に起きやすい便秘を解消することができます。

 

 

②スキンケア対策

 

 

そしてカカオにはポリフェノールも豊富に含まれています。このポリフェノールは高い抗酸化作用があります。

 

 

そのためチョコレートを食べることによって、肌のシミやそばかすなどを改善することができます。

 

 

③ストレス解消

 

 

またチョコレートのポリフェノールが血中のストレスホルモンを排出することができ、ストレスを改善させることができます。

 

 

さらにチョコレートの苦みの元であるテオブロミンという特殊な栄養素が血行を良くして、自律神経を整えることができます。

 

 

特に妊娠中はストレスが溜まりやすく、イライラしているチョコレートを食べることで、ストレスを和らげることができます。

 

 

以上のようにチョコレートは妊婦さんに対してメリットがあります。

 

 

スナック菓子を食べるならば、チョコレートを食べる方が断然効果的となります。またチョコレートは妊娠初期でも問題なく食べることができますので安心してください。

 

 

妊娠中に食べるチョコレートの選び方としてはカカオの配合量が多いものがおすすめです。できればカカオ70%以上のチョコレートが望ましいです。

 

 

カカオ高配合のチョコレートはリグニンやポリフェノールも多く含まれ、さらに砂糖の量も少ないためおすすめです。

 

 

ということで妊婦さんがチョコレートを食べるメリットと注意点についてでした。

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