妊婦とカレー

妊婦さんがカレーを食べてもOK!?妊娠初期は注意!?

妊婦さんがカレーを食べてもOK!?妊娠初期は注意!?

 

 

妊娠中にカレーなどの刺激物を食べてしまうことは胎児に影響はないのか心配になる妊婦さんもいらっしゃいます。

 

 

結論から言いますと、妊婦さんがカレーを食べても全く問題ありません。

 

 

これは不安定な時期である妊娠初期でもカレーを食べても構いませんし、妊娠中期、妊娠後期でも問題はないとされます。妊婦さんが入院した際には病院食としてカレーも出されますので安心してください。

 

 

産婦人科の医師もカレーを食べても大丈夫だよとおっしゃっております。ただ食べる量に際しては少し注意点があるとされます。ここでは妊娠中のカレーを食べる際の注意点と妊婦さんへのメリットについて解説したい思います。

 

 

妊婦さんがカレーを食べるときの注意点

 

 

妊婦さんがカレーを食べる時には大きく分けて3つほど注意点があります。

 

 

①辛口は避けた方が良い

 

 

カレーを食べてもよいのですが、辛口は避けた方がいいです。香辛料が多量に含まれていることで胃の粘膜を荒らしてしまう可能性があります。

 

 

特に妊娠初期はホルモンバランスが乱れているので胃もたれや胃痛を引き起こす可能性が高いとされます。

 

 

カレーの辛さを選ぶときは甘口~中辛を選びましょう。

 

 

②食べる量と回数

 

 

食べる量は重要で、香辛料を含んだものを食べすぎると消化不良や胃もたれを起こす可能性があるので、食べすぎはよくありません。

 

 

1回あたりに食べる量は1杯(100g)に限った方がいいでしょう。そして食べる回数は1週間に1~2回程度であれば全く問題ありません、

 

 

食べる回数を気をつけないのは辛いだけでなく、カレーに含まれる多くの塩分を含んでいるからなのです。

 

 

カレーにはおたま1杯あたり2.1gの塩分含まれています。妊婦さんの場合には大事をとって塩分は1日7gに抑えた方がいいとされています。

 

 

そのためあまりカレーを食べすぎてしまうと妊娠高血圧症を引き起こすので注意が必要です。

 

 

高血圧気味の妊婦さんの場合には値段は高くなりますが無添加のカレーを使ったものを食べることをおすすめします。またカレーではないですが、唐辛子や七味などを何にでもかけるような食生活は絶対に避けるようにしてください。

 

 

③つわりがあるときは避けた方がいい

 

 

妊娠9週目などつわりがピーク時の時にカレーは食べない方がいいでしょう。

 

 

もともと匂いも強いですし、辛みを感じるとつわりの症状を悪化させる原因とされ嘔吐してしまうかもしれません。

 

 

カレーは一応、刺激物なので食べる際は体調が良いときにした方が無難です。

 

 

ということで妊婦さんがカレーを食べる際には辛さと量と体調に気を付ければ問題ありません。またカレーのスパイスが胎盤を通じて胎児に悪影響を及ぼすということもありませんので安心してください。

 

 

適度なカレーは妊婦さんの健康に良い!

 

 

ということで週に1回、1杯の甘口~中辛のカレーを食べる場合には妊娠初期でも何も問題はありません。

 

 

逆にカレーを食べることで妊娠中の症状を改善させることができます。特に妊婦さんにとって3つの嬉しい効果が得られます。

 

 

①食欲増進

 

 

カレーにはクミン・コリアンダーが含まれ、胃腸を活発にさせる効果があり、少し食べただけでも食欲を増進させることができます。

 

 

また腸の運動がカレーを食べることで腸の運動を司る大脳を刺激して大腸の便を押し出すぜんどう運動を活発にさせることができます。

 

 

特に朝にカレーを食べることによって、胃腸が活発になってそのまま便秘を解消することができるようになりますし、体温が上昇して基礎代謝を高めることもできます。

 

 

②脂肪燃焼と糖尿病の予防

 

 

またカレーにはサポニンという栄養含まれており、体内に摂取された脂肪や糖質を燃焼させる働きがあります。※サポニンはゴボウ茶に含まれる栄養として有名ですね。

 

 

妊娠中は体重管理が難しく、炭水化物を食べ過ぎてしまい妊娠糖尿病になりやすいのでカレーはとても効果的な食べ物です。

 

 

その他にもカレーに含まれる香辛料が新陳代謝を活発にさせ、発汗作用を促して老廃物を排出して、冷え性やむくみなどの解消していきます。

 

 

新陳代謝を促して、妊婦さんに多い冷え性を改善させることができます。

 

 

③美肌効果

 

 

またカレーにはターメリックと呼ばれる栄養素が含まれており、これが抗酸化作用があり肌荒れやニキビを改善させる働きを持っています。

 

 

妊娠中は肌が荒れやすいので、カレーを食べることは非常に効果的となります。その他にもクルクミンというポリフェノールが認知症を予防することができます。

 

 

以上のようにカレーは妊娠中に食べることで様々なメリットがあります。

 

 

妊婦さんとカレーのまとめ

 

 

妊娠中のカレーは週に1、2回食べる分には全く問題ありません。むしろ積極的にカレーを食べることで様々な効果を期待できます。

 

 

その他カレー以外のキムチなどの辛い食べ物も、辛さも量も通常のものであれば妊婦さんでも召し上がることができるので安心してください。

 

 

ということでカレーと妊婦さんについてでした。

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