妊婦とキムチ

キムチは妊娠中に食べても大丈夫?【妊婦とキムチ】

キムチは妊娠中に食べても大丈夫?【妊婦とキムチ】

 

 

 

妊娠中に刺激物であるキムチを食べることは大丈夫なのかと妊婦さんはよく心配されております。

 

 

このことについては産婦人科の先生でもカレーやキムチなどの辛いものについて食べても大丈夫なのか回答されています。

 

 

こちらでは胎児への影響や効果、食べ方などについて医師の意見のまとめをお伝えしたいと思います。

 

 

妊娠中にキムチは食べてもよい?

 

 

妊婦さんがキムチを食べること自体は大丈夫とされています。胎児に悪影響となる栄養素は一切含まれていません。

 

 

妊娠初期や、安定期、臨月でも適度に正しい食べ方であればいつでも食べても問題ないとされています。

 

 

特にキムチを食べることで妊婦さんにとって嬉しい効果が得られる場合があります。

 

 

キムチの妊婦さんへの効果について

 

 

キムチには大きく分けて3つの効果が得られるとされます。

 

 

①腸内環境を整えてくれる

 

 

キムチは発酵食品ですので乳酸菌を豊富に含んでいます。特にラクトバチルスという特殊な乳酸菌で胃酸などの耐性がとても高いです。

 

 

このラクトバチルスが腸内に運ばれることで、善玉菌を増やしていきます。すると便が柔らかくなるため、排便されやすくなります。

 

 

またキムチにはプロバイオティクスというバクテリアの一種が含まれ、大腸内に住み着いて大腸の働きを正常にすることができます。

 

 

ですのでキムチを食べると腸内環境を整えることができ便秘を解消することができます。その他にも食物繊維も含んでおり、しっかりとした便を形成できます。

 

 

②滋養強壮の働き

 

 

キムチにはタウリン、アスパラギン酸、ニコチン酸などの栄養ドリンクに含まれているような栄養素も豊富に含まれます。

 

 

これらは滋養強壮の働きに加えて、血中の活性酸素を除去する効果もありそれによって高血圧や動脈硬化を防ぐことができます。

 

 

③ダイエット効果

 

 

ダイエットでおなじみのカプサイシンという栄養素を豊富に含んでいます。※ダイエットサプリなどには必ず含まれる成分ですね。

 

 

カプサイシンは内臓脂肪の燃焼を高める作用があり、体重が増加気味の妊婦さんにはおすすめです。発汗作用もあるため、体の新陳代謝を高めることができます。

 

 

その他にもキムチにはビタミン群も含まれていますので、妊娠中には効果的な食品であるといえます。以上のようにキムチには様々な効果が得られるとされます。

 

 

ただし効果があるからといって、食べ過ぎは注意しなければなりません。次に食べ方の注意点についてお伝えします。

 

 

妊婦さんがキムチを食べるときの注意点

 

 

①摂取量

 

 

キムチを妊娠中に食べるときは摂取量を気をつけなければいけません。なぜならキムチには塩分が多く含まれているからです。

 

 

キムチを食べる場合には1日100g以下に抑えるようにしましょう。

 

 

キムチに100gに含まれる塩分というのは2.2gとされています。そして妊娠中の1日の塩分摂取の目安は8~10g程度です。

 

 

ですのでキムチを100g以上食べてしまうと他の食事とも合わせて10gを超えてしまう可能性があります。

 

 

10gを超えてしまうと、妊婦さんの場合には妊娠高血圧症を引き起こす可能性があります

 

 

妊娠高血圧症は妊娠中に塩分を過剰摂取してしまうことでむくみや尿蛋白を引き起こしてしまうので、要注意です。

 

 

ですのでキムチを食べる場合には、100g以下に抑えるようにして塩分の摂りすぎに気を受けてください。

 

 

また食べる頻度ですが、1日の摂取量を守れば何日でも継続してキムチを食べても問題ありません。

 

 

②辛さ

 

 

また辛すぎるキムチは妊娠中にはよくありません。

 

 

妊娠中は特にホルモンバランスの影響で胃の粘膜が弱まっていたり胃酸があまり分泌されないので、刺激物を食べてしまうと胃もたれ、胃痛、食欲不振などのトラブルを引き起こしてしまいます。

 

 

キムチを食べる場合には唐辛子が過度に使用されていない辛すぎないものを食べるようにしてください。

 

 

③つわりがある時はキムチは食べてはダメ

 

 

そしてつわりがある時にはキムチは食べないようにしてください。匂いが強いですので、香りをかぐだけで気持ち悪くなってしまいます。

 

 

またつわり中は胃の免疫力が落ちているので、キムチなどの刺激物を少しでも食べてしまうと胃のトラブルを引き起こす原因になってしまいます。

 

 

以上の点に注意してキムチは食べるようにしてください。また食べるタイミングとしておすすめは朝食です。

 

 

腸の動きが活発になって、便秘が解消されやすくなり、また朝の基礎代謝を上げることで一日元気よく過ごすことが可能です。

 

 

その他の辛いもの

 

 

キムチ以外にカレーなどの辛い物なども同じように塩分と辛さに気をつけて頂ければ食べても問題ありません

 

 

※カレーは妊婦さんが入院しているときも病院食として出されます。

 

 

ただカレーもおたま1杯あたり2.2gの塩分が含まれているのでカレーも1日1食に抑える必要があります。

 

 

ということでキムチは妊婦さんは辛さや塩分を気にすれば全く問題なく食べることができます。以上、妊娠中のキムチの食べ方についてでした。

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