妊娠初期の安静はどのように過ごせばいい!?
妊娠初期に出血があった場合などに医師から安静にするよう言われることがあります。※私の場合には妊娠初期の6週目に安静にと言われました。
ほとんどの妊婦さんも妊娠初期(6~7週)あたりに安静にしてくださいと言い渡されますね。
しかし安静にと言われても、胎児に悪影響を与えるのが怖くて、何をしていいのかそして何がダメなのか分からないことだらけかと思います。
ここでは妊娠初期の安静について、よく疑問に思われることと、どのように過ごせばいいのかお伝えしたいと思います。
①飛行機や新幹線は大丈夫なのか?
基本的に飛行機や新幹線はNGだとされています。
飛行機に乗ることで長時間動かない同じ姿勢でいるとエコノミークラス症候群という病気にかかってしまいます。
静脈に血栓ができてしまい、胎児への栄養供給が滞ってしまので悪影響があります。
JALやANAの規定では妊娠している客室乗務員は飛行機に乗りながら仕事を行ってはいけない決まりになっています。
安静中の飛行機や新幹線には乗らないようにしてください。
②電車の場合
電車については医師の間でも意見が分かれております。
『短時間の移動(1時間以内)であれば、大丈夫』と言う医師や反対に『大事な時期なのだから無理して乗る必要はない』と意見が分かれています。
母体や胎児の健康状態によって全く変化があるので、電車については電話で医師に確認するようにしてください。
ただ満員電車には絶対に乗ってはいけないとされています。満員電車の場合にはウィルスに感染する可能性が高まりますし、何より転倒の恐れがあります。
電車に乗る際には満員電車を避けて、また電車などの公共の場所ではマスクをするのが良いでしょう。
③妊娠初期の運動や外出は?
妊娠初期に安静にするよう告げられていても、買い物などの外出やウォーキングなどの軽い運動であれば全く問題ないとされます。
基本的に、外出が禁止であったり、家事もしない方がいいというのはつわりや体調不良などの時ですので、妊娠初期であれば激しい運動などでなければ問題ないとされます。
しかし運動は球技などの転倒の恐れがあるものや、短距離など脈拍が非常に高くなるものは避けるべきです。
妊娠初期に外に出て歩くことは、子宮の代謝を向上させる効果があり、稽留流産(子宮内で胎児が死亡する流産)の予防にもつながります。
ですので毎日外に出ても全く問題ありません。むしろ妊娠中は体調が優れていれば、1日30分以上外を歩くことも推奨されます。
④車や買い物
安静にする場合の車の運転は1時間を超えるなどでなければ大丈夫とされます。ただしできればパートナーが運転してもらう方がよいとされます。
また買い物袋などの重いものを持つ場合には総量が片手であれば6700gを超えなければ問題ないとされています。
※段ボールや米袋などの腰に負担がかかるものは妊婦さんは持ってはいけないことになっているので要注意です。※腰痛やめまいの原因になってしまいます。
重いものを購入するときはやはり誰かに手伝ってもらうようにしましょう。
妊娠初期の仕事
妊娠初期で安静にするようにと告げられた場合には仕事はお休みにするよう言われると思います。
私の場合、電車で1時間ほどかかった職場ということもあり、妊娠初期は医師に安静と同時に、できるなら仕事も休むように言われました。
基本的に医師に診断書をもらい、会社に相談するようにしてください。
妊娠初期の安静時のふたつの注意点
では最後に、妊娠初期の安静の中で気をつけてなければいけないことがふたつあります。
一つ目が転倒することです。
妊娠初期でも転倒すると、胎児に影響があり最悪の場合には流産する恐れがあります。逆に胎盤が完成している妊娠中期以降は転倒しても胎盤が守っているため胎児への影響は軽くなります。
2つ目は体調の変化や出血です。
もうひとつが出血があったり、いつもと体調が変わった時です。安静にと言い渡された場合に、体調の変化や出血がみられたら医師に相談するようにしてください。
特に多いのがめまいや立ちくらみですので、立ち上がる時はゆっくりと起きましょう。気持ち悪くなったら左半身を下にして横になりましょう。
シムズ位と呼ばれ気道や血液の確保がしやすいとされます。そのまま放置してしまうのはとても危険なことですのでしっかりと対策しましょう。
妊娠初期に安静にと告げられたら、この2点には気をつけましょう。
基本的に上記に挙げたこと以外で、常識の範囲内であれば普段と変わらない生活で問題はないとされています。
またどのような安静の基準など、細かい所が曖昧ならば産婦人科に電話で相談することができますので、聞いてみましょう。
ということで妊娠初期の安静はどのように過ごせばいいかについてでした
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