妊娠初期にしてはいけないことまとめ!
妊娠すると通常、産婦人科の医師から妊娠初期の注意点について説明を受けます。
しかし産婦人科医は多忙なことが多く、説明する時間の余裕がないとして
妊娠初期の過ごし方について何も説明を受けないこともあります。
知らず知らずのうちに胎児や母体に悪影響になることを
行っていたということもあるので、気をつけなければいけません。
ここでは妊娠初期のしてはいけないことをまとめましたので是非とも参考にしてください。
妊娠初期にしてはいけないこと
①セックス
妊娠初期にしてはいけないこととして、セックスがまず挙げられます。
セックスをすると子宮収縮を招く恐れがあり、
妊娠初期に子宮が収縮してしまうのは危険です。
本来、妊娠すると受精卵を守るために黄体ホルモンが
分泌されることで、子宮の収縮運動を一時的に抑制させます。
しかしセックスをしたことによって、収縮運動を誘発してしまうと、
子宮内の受精卵が傷ついてしまい、最悪の場合には稽留流産につながります。
※稽留流産は妊娠7週前後に多い流産で、胎児が子宮内で
死んでしまうことです。妊婦さんのおよそ5人に1人の確率で起きます。
特に精子には陣痛促進剤に含まれる成分と同じ成分が含まれており、
ゴムを着用せずに性行為を行うと、子宮が収縮するのが分かると思います。
パートナーから性交渉を求められても、なるべく妊娠初期の間は断るようにするか
行うとしても妊娠初期の間はゴムは必ず着用しましょう。
②激しい運動
激しい運動というのは心拍数が高くなり、呼吸も荒くなる運動のことです。
激しい運動をしてしまうことで、転倒の恐れもありますし、呼吸困難や
立ちくらみで倒れてしまうことでお腹の胎児にも悪影響を及ぼしてしまいます。
短距離走、ランニングなど走る運動は妊娠初期にはしてはいけません。
※自転車は妊婦さんの健康状態によって分かれるので医師に相談しましょう。
ただしウォーキングなどの軽い運動はに妊娠初期でも積極的に行うべきです。
特に運動は子宮の代謝向上につながり、稽留流産の予防につながります。
産婦人科では1日30分以上のウォーキング(買い物などで歩く時間でもOK)を
行うようにするべきとされていますので、積極的に歩いていきましょう。
③飛行機に乗ること
乗り物については飛行機だけは確実に妊娠初期は乗ってはいけないとされます。
長時間座りっぱなしにより、静脈に血栓ができてしまう恐れがあり、
胎児に血液を送るのを阻害する原因にもつながり兼ねません。
また一度離陸すると体調がわるくなっても、降りることはできないため
妊娠中の方が飛行機に乗ることは避けるようにしましょう。
車や電車、バス、新幹線などの乗り物は長時間(1時間以上)で
なければ問題ないとする産婦人科医が多いです。
ただ満員電車に乗ったり、体調が優れない日に乗るのは控えましょう。
④飲酒、タバコ
飲酒とタバコは妊娠所に限らず、妊娠中、
そして産後もしてはいけないことになります。
アルコールを摂取することで胎児性アルコール症という奇形性を引き起こす可能性があります。
またタバコのニコチンは血液の中に侵入し胎盤を通過することで胎児も摂取してしまいます。
ニコチンによって胎児の低体重症、奇形性、早産、流産を招き危険があります。
妊娠初期は中枢神経が形成されている時期であり、
特に奇形性のリスクが高まるので、タバコ、飲酒は絶対に行わないようにしましょう。
⑤自己判断での薬の服用
薬の中には副作用に催奇性(奇形を引き起こすこと)のあるものが含まれています。
他にも便秘薬のコーラックに含まれるビサコジルなどは子宮収縮を促してしまうので
妊娠中には服用することを控えるようにと記載されています。
自己判断での薬の服用は控えるようにして、
できれば産婦人科医が処方するものを服用するようにしてください。
市販薬を抗謬するときも薬剤師さんに妊娠中の旨を伝えて、確認するようにしましょう。
基本的に産婦人科では以上の5つのことが
妊娠初期にしてはいけないこととして挙げられます。
生魚について心配される妊婦さんも多いですが、日常生活で
食べる範囲であればほとんど問題ないとされます。
その他のことも基本的に常識の範囲内であれば、ほとんど問題なく生活しても構いません。
してはいけないこともありますが、同様に妊娠初期には運動や栄養摂取など
しておくべきこともあるので、しっかりと行うようにしてください。
特に妊娠初期は胎児の形成過程であるため妊娠中に必要な3大栄養素である
葉酸、カルシウム、鉄分もしっかりと摂取するようにしましょう。
分からないことがあれば妊婦健診の際にまとめて質問するようにしましょう。
以上妊娠初期にしてはいけないことまとめでした
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葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
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