妊娠超初期と暑い

妊娠超初期になんだか暑い原因と対策法!

妊娠超初期になんだか暑い原因と対策法!

 

 

妊娠超初期の症状としてなんだか暑くなることがよく挙げられます。

 

 

ただ暑いのではなく、ぐったりとだるさの暑さで、風邪をひいたときのようなものです。夜寝る時も暑苦しくなります。寝汗もすごく、朝起きた時にはびっしょりということもよくあります。

 

 

妊娠超初期に暑苦しさを感じ方は全体の7割にものぼります。

 

 

そのため暑いこと自体はほとんどの方に起こるため安心してください。また人によっては足が暑かったり、お腹が暑かったりと感じ方は変わっています。

 

 

ただし暑さ対策には注意が必要で胎児にも悪影響を及ぼす可能性もあります。ここでは妊娠超初期の暑い原因と対策法についてお伝えします。

 

 

妊娠超初期の暑い原因

 

 

妊娠超初期に暑くなる原因は大きく分けて2つ原因があるとされます。

 

 

①黄体ホルモンによるもの

 

 

基本的に妊娠超初期に暑いのは黄体ホルモンが原因とされています。妊娠することで、受精卵を守るために子宮の運動を抑制しようと黄体ホルモンが分泌されていきます。

 

 

そしてこの黄体ホルモンですが、体温を上昇させてしまう働きがあります。生理周期にも高温期というものがありますが、黄体ホルモンが分泌されることで体温が上がります。

 

 

特に妊娠超初期から妊娠16週目にかけて体温は36.50~37.00度というように微熱に近い体温になります。

 

 

このように暑いと感じているのも実際に体温が上がっているからとされます。

 

 

②自律神経の乱れ

 

 

もうひとつ妊娠超初期の暑さの原因としては自律神経の乱れが挙げられます。

 

 

妊娠超初期は体が劇的に変わる時期ですので、ストレスが溜まることで自律神経が乱れてしまいます。

 

 

すると温感神経も乱れてしまい、暑さを感じてしまいます。特に足の裏が暑かったり、お腹が暑い場合などの部分的な暑さは自律神経の乱れによるものが大きいです。

 

 

以上の理由から妊娠超初期というのは体が暑く感じてしまいます。

 

 

胎児への影響は!?

 

 

妊娠超初期に体が暑いことじたいは胎児に悪影響を及ぼすことはありません。

 

 

ただし汗をかいて脱水症状になることで、胎児の成長を阻害する可能性はあります。ですので暑さによって汗をかく場合には水分補給をしっかりと行いましょう。

 

 

妊娠超初期の暑さ対策として、まず行ってはいけないことを紹介したいと思います。

 

 

間違った妊娠中の暑さ対策

 

 

①アイスを食べる

 

 

妊娠超初期にはアイスを食べたくなるのもこの暑さによるものとされますが、アイスなどはたくさん食べるとお腹を壊しますし、糖分も多量に含まれるのでできれば控えましょう。

 

 

また妊婦さんで氷を口にしてしまう方がいらっしゃいますが、氷は控えるようにしましょう。氷など急激に冷やしてしまうのはやめましょう。

 

 

②冷たいシャワーを浴びる

 

 

 

 

なぜ妊婦さんが行ってはいけないのかというと、冷たい水を浴びると、子宮が収縮してしまうのです。

 

 

特に妊娠初期は子宮が収縮することで稽留流産(子宮の中で胎児が死ぬこと)という流産の可能性を高めてしまいます。

 

 

また冷たい水を浴びると心臓に負担がかかり、呼吸も荒くなってしまいます。ですので妊娠初期や妊娠後期に関わらず、冷たい水を浴びるのは妊婦さんには避けるべき行為でしょう。

 

 

汗を流すためにシャワーを浴びる場合にはぬるま湯にしましょう。

 

 

妊娠超初期の暑さ対策

 

 

では暑苦しい場合にはどのように対策をしていけばよいのでしょうか?暑さ対策としては大きく分けて3つ挙げられます。

 

 

①麦茶を飲む

 

 

まず妊娠超初期の暑さ対策としておすすめなのが麦茶を飲むことです。

 

 

 

妊娠中の水分補給は基本的に水か麦茶がよいと産婦人科でも勧められています。

 

 

麦茶に含まれるピラジンという栄養素が血流を促進させることでむくみや高血圧も改善されます。

 

 

カフェインもゼロなためたくさん飲むことができます。ただしあまり冷たい麦茶をたくさん飲んでしまうと下痢になる場合もあるので要注意です。

 

 

朝起きてすぐが脱水状態となっているので、朝起きたら1杯の麦茶を飲むようにしましょう。腸の運動もよくなり便秘も解消される可能性が高まります。

 

 

②クーラーと扇風機

 

 

そして2つめの妊娠超初期の暑さ対策としてはクーラーと扇風機による対策です。

 

 

これらは妊娠中にも使ってもかまいませんが、クーラーの設定温度は28度以上にしましょう。

 

 

27度以下にしてしまうと風邪をひく可能性があるので要注意です。ただし28度以上でも扇風機をつけることで十分涼しいでしょう。

 

 

また団扇であおぐことも何ら問題はありません。

 

 

③部分的に暑い場合には冷えピタ

 

 

 

 

足が暑かったり、腋が暑かったりする場合にはその部分に冷えピタを貼るのも効果的です。冷えピタはメントールという安全な清涼剤で冷やしていきますので妊婦さんでも使用可能です。

 

 

ただしお腹を局所的に冷やすのはやめてください。お腹に貼ると子宮が収縮してしまう可能性があります。

 

 

もし妊娠超初期に暑い場合には以上の方法で対策していきましょう。基本的に妊娠16週目を迎えると暑さもおさまってきます。

 

 

ということで妊娠超初期の暑い原因と対策法についてでした

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