妊娠超初期の空腹

妊娠超初期に空腹になるのはなぜ!?原因と対策法!

妊娠超初期の空腹になるのはなぜ!?原因と対策法!

 

妊娠超初期の症状として空腹になりやすいことが挙げられます。この妊娠超初期に空腹を感じやすくなる症状を食べづわりと呼びます。

 

 

また空腹になると胃がムカムカしてしまい、何か口にしていないと気持ち悪くなるというのも起こりえます。※食べづわりに対して食べると気持ちが悪くなるのを吐きづわりと呼びます。

 

 

ここでは妊娠超初期に起こる空腹の原因と対策法についてお伝えします。

 

 

妊娠超初期に空腹になりやすいのはなぜ?

 

 

妊娠超初期の空腹の原因としては大きく分けて3つあるとされます。

 

 

①胎児の栄養素の補給のため

 

 

妊娠超初期に空腹を感じやすくなる一番の原因というのは胎児に栄養を送るためです。

 

 

妊娠超初期というのは胎児が育ちやすいように胎盤が形成される時期であり、その際には多くの栄養素が必要となります。

 

 

そのため体が栄養をたくさん摂取しようと、空腹を感じやすくなります。これは胎児が成長する際にも栄養が必要となるため、基本的に妊娠中は食欲が沸いて、食べる量が増加します。

 

 

②インスリンが分泌されるため

 

 

特に妊娠超初期というのはインスリンも多く分泌され、血糖値が下がります。すると今度は血糖値を上げるため、空腹を感じ、特に炭水化物を欲するようになります。

 

 

パンやお菓子などが妊娠超初期には食べたくなりますが、これは炭水化物に含まれるブドウ糖が必要になるためなんですね。

 

 

③黄体ホルモンの分泌によるもの

 

 

そして妊娠超初期には黄体ホルモンが活発に分泌されるため、ホルモンバランスが崩れます。

 

 

すると胃腸の運動が活発になることがあり、食べたものがすぐに消化されて胃が空になり空腹を感じます。また空腹になると胃がムカムカしてしまうのははっきりと解明されていないのですが、この黄体ホルモンの分泌だと有力視されています。

 

 

以上のように妊娠超初期は空腹を感じやすくなります。基本的に空腹を感じること自体は全く問題ありません。食べづわりよりも吐きづわりの方が苦しいので、ある意味食べづわりの方が運が良いと言えますね。

 

 

妊娠超初期に空腹を感じた場合には?

 

 

基本的には好きなだけ食べて大丈夫

 

 

基本的に妊娠超初期に空腹を感じるのは生理現象であり、たくさん食べてしまっても問題ありません。できればバランスの良い食事をしっかりと摂るのが理想ですね。

 

 

逆に食べないでいるとと、栄養不足になり胎児が成長しません。胎児への栄養が不足すると、それを補うため母体のカルシウム、ビタミンを吸収して産後に歯がボロボロになったり、肌荒れを起こすので注意してください。

 

 

食べ過ぎには注意

 

 

ただし体重が増えすぎてしまったり、高血糖になると食べるのを抑制しなければいけません。太りすぎると産道が塞がり、難産になりやすくなりますし、血糖値が上がると妊娠糖尿病に陥る可能性があるからです。

 

 

体重や血糖値はは妊婦健診で定期的に計っていきます。一般的には妊娠4か月までに妊娠前よりも2キロ以上体重が増えているのは食べ過ぎとされます。

 

 

ですので妊娠超初期の方は妊娠前の体重よりも2キロ以上超えないように注意しましょう。私は妊娠超初期に食べ過ぎて体重が理想よりも大きく増えてしまったので、主治医から注意されました。

 

 

産婦人科医から聞いた空腹の抑え方

 

 

体重が増えすぎて、医師から注意を受けている方は、食事制限をする必要があります。もし妊娠超初期に空腹を感じた場合には以下の産婦人科医が教えてくれた対策法を試してみてください。

 

 

①キシリトールガムを食べる

 

 

 

まず妊娠超初期の空腹を抑えるのに効果的なのがガムを噛むことです。ガムを噛むと脳に刺激を与えることができて、満腹感を感じることができます。

 

 

またキシリトールガムであれば虫歯予防にもなり、歯科医師は妊娠中は虫歯になりやすいのでキシリトールガムを噛むことをすすめています。

 

 

②するめを噛む

 

 

 

 

2つめの妊娠超初期の空腹の紛らわせ方としてはするめを噛むということです。

 

 

するめはよく噛むことで脳が刺激され、たくさん食べたと勘違いすることによって満腹感を感じることができます。

 

 

特に空腹を紛らわす以外にもするめや干しエビは低カロリーで高タンパク質だから積極的に食べることを促している方もいらっしゃいます。※火を通していればイカやエビは食べる妊娠中でも問題なく食べることができます。

 

 

また血糖値が高い人は炭水化物はなるべく控えるようにしましょう。食物繊維を摂取すれば血糖値を抑えられるので、野菜などを積極的に食べていきましょう。

 

 

特に甘いものが食べたい時はお菓子やパンではなく、産婦人科ではバナナかりんごを食べるように勧められます。

 

 

 

妊娠超初期で体重が増えたり、血糖値が上昇気味の方は以上の対策法を試してみてください。何か口に入れていると気持ち悪さも治まるのでおすすめです。

 

 

ただ空腹を感じやすいのは妊娠超初期~妊娠16週目ほどであり、そこを過ぎるとある程度空腹感は落ち着いていきます。

 

 

ということで妊娠超初期の空腹の原因と対策法についてお伝えします。

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