妊娠超初期の立ちくらみの原因と改善法!
妊娠超初期の症状として立ちくらみというのはとても起きやすいとされます。妊婦さんのおよそ6割近くが立ちくらみについて経験したと回答しています。
立ちくらみ自体は起こりやすいのですが、胎児にも少なからず影響のあるため、対策する必要もあります。
ここでは妊娠超初期の立ちくらみの原因と改善法についてお伝えします。
妊娠超初期の立ちくらみの原因について
妊娠超初期に起こる立ちくらみの原因としては大きく分けて3つあるとされます。
①黄体ホルモンの分泌によるもの
妊娠超初期(妊娠3週目)に着床が完了すると、黄体ホルモンが分泌されていき、子宮の収縮を抑えられ、受精卵を守れます。
しかしこの黄体ホルモンは腸の運動も抑えられてしまい、便秘などが起きやすくなります。また血流も停滞しやすくなってしまいます。
すると脳へ送られる血液量も停滞することによって立ちくらみが発生してしまいます。
②自律神経の不安定
また妊娠超初期というのは体が大きく変化して、身体的にストレスを感じます。また妊娠に対して不安を感じて、ストレスが加わります。
そしてストレスによって自律神経が乱れてしまいます。自律神経は血圧をコントロールする働きを持っているため、自律神経が乱れると頭に血が巡らなくなり、立ちくらみが生じてしまいます。
③鉄分が不足によるもの
また立ちくらみは血液量が低下している場合も考えられます。特に妊娠中は胎児へ栄養を血液を通して送られます。
そして血液を作るには鉄分が妊娠前の1.5倍ほど必要とされます。もし鉄分不足になると血液が十分に送られず、立ちくらみなどが生じてしまうのです。
以上が原因となって妊娠超初期に立ちくらみが生じてしまいます。
妊娠超初期の立ちくらみの影響
立ちくらみが生じてしまうのは仕方がないことなのですが、妊娠が進むことによってめまい、頭痛、吐き気と悪化してしまいます。
その他に立ちくらみによって、2つ悪影響が起こる可能性があります。
①転倒のおそれ
また立ちくらみによって転倒する可能性があります。特に妊娠超初期は胎盤ができていないので、胎児が外部からの刺激を受けやすいです。
特に朝起きた時やお風呂から上がるとき、トイレから立つときは立ちくらみが起きやすく転倒もしやすいので要注意です。
②逆子の赤ちゃんが生まれやすくなる
初期超初期に寒気や立ちくらみを引き起こしている妊婦さんから生まれてくる胎児、赤ちゃんの統計を調べてみると
・胎児が逆子になりやすい
・赤ちゃんの低体重症になりやすい
ということが分かりました。
これははっきりとは解明されていませんが妊娠中に鉄分が不足していることで、胎児に十分栄養が送られなかったためと推察されています。
そのため立ちくらみを起こしている方は妊娠超初期のうちに対策するようにしましょう。
妊娠超初期の立ちくらみの改善法について
妊娠超初期の立ちくらみを改善するのは大きく分けて、2つあるとされます。
①鉄分の補給が最も大切
やはり妊娠超初期に立ちくらみが生じている場合で、怖いのは鉄分不足です。しっかりと補給するようにしましょう。
特に妊娠中は1日15mgの鉄分の摂取が推奨されており、1日10mg以下ですと立ちくらみやめまいなど体に影響を与えます。
食事で鉄分を摂取する場合には豚肉や鶏肉、大豆などを主菜とした食事をとるように心がけてください。
また妊娠中は胎児の成長に鉄分は欠かせませんので鉄分を補う専用の飲み物を飲むのも推奨されています。
忙しいときでもしっかりと1日分の鉄分を補給できるので、おすすめです。また葉酸サプリにも鉄分はしっかりと配合されているので、そちらを摂取するのも手です。
②水分の摂取も忘れずに
水分をたくさん摂取することも血液の流れを促進させ、されに血液の量も増進させることができます。
妊娠超初期に関わらず、1日最低1.5リットルの水分はきちんと摂取するようにしましょう。
特に朝に立ちくらみが生じやすいので、夜寝る前と朝起きてすぐに1杯の水を飲むことで改善されます。またできれば冷水よりも温かい水を飲むようにしましょう。
以上のように妊娠超初期の立ちくらみは対策するようにしましょう。
ということで妊娠超初期の立ちくらみの原因と改善法についてでした
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