妊娠超初期の過ごし方の注意点について!
妊娠超初期(妊娠2~3週目)は受精卵が子宮に着床したばからで、胎盤も作られていない状態です。
そのため外部からの刺激によって、影響を受けやすく、稽留流産(子宮内で死亡してしまうこと)などのケースが起きてしまいます。
妊娠前と同じ過ごし方をしていると妊娠超初期には母体や胎児ともに悪影響になる場合があります。
ここでは妊娠超初期の過ごし方の注意点についてお伝えします。
妊娠超初期の過ごし方について
妊娠超初期には大きく分けて5つの過ごし方の注意点があるとされます。
①喫煙と飲酒は絶対やめるようにする
まず一番大切なことで、喫煙や飲酒は控えるようにしてください。母子手帳にも記載されていますし、産婦人科医から明言されています。
喫煙や飲酒によって胎児性アルコール症候群や胎児の奇形リスクなどが高まってしまいます。
絶対に妊娠中は控えるようにしてください。※できれば妊活中も控えるべきです。
②車などに乗るのは大丈夫なのか?
妊娠超初期であっても車を運転するのは問題ないとされています。ただし1時間以上乗る場合には途中で休憩しましょう。
また飛行機や新幹線、電車などについてです。まず電車は満員電車であれば、問題なく乗ることができます。感染症などのリスクを防ぐ為に人ごみの多いところはマスクをするようにしましょう。
しかし飛行機や新幹線は妊娠超初期から出産までNGだとされています。
飛行機に乗ることで長時間動かない同じ姿勢でいるとエコノミークラス症候群という病気を生じてしまう可能性があります。
エコノミークラス症候群によって静脈に血栓ができてしまい、胎児への栄養供給が滞ってしまので悪影響があります。
③運動はしても大丈夫?
基本的に妊娠超初期には転倒の恐れのあるものは控えるべきとされます。転倒するとまだ胎盤ができていないため、衝撃が胎児に伝わってしまいます。そのため球技やランニングというのはやめるようにしましょう。
しかし妊娠中の運動としてウォーキングが推奨されています。産婦人科でも1日30分のウォーキングをするように指示されます。
ウォーキングをすることによってセロトニンが分泌され、自律神経が整っていきます。また子宮の代謝が向上されて稽留流産を予防することができるのです。
ちなみに買い物などで重いものを持つときは片手であれば6700gまでは大丈夫とされます。
※段ボールや米袋などの腰に負担がかかるものは妊婦さんは持ってはいけないことになっているので要注意です。※妊娠中の腰痛やめまいの原因になってしまいます。
④栄養摂取
そして妊娠超初期は胎児に栄養を送るために血液量なども増えるため、栄養が必要となります。
特に妊娠超初期~妊娠初期に必要な栄養というのは鉄分、葉酸、カルシウムの3つと言われています。
これらの栄養素の基準値をしっかりと満たないと胎児の低体重症や神経管欠損症などの症状起こる可能性があります。ですので、しっかりとバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
ただ実際に毎日栄養素を満たした食事をとるのは難しいので、エビオス錠や葉酸サプリなどを摂取するのも効果的とされます。
エビオス錠はつわりの予防効果もあるとされているので、栄養補給もかねて服用するようにしてみることをおすすめします。
その他にも便秘になりやすくなるため、毎日1.5リットルほどの水分はしっかりととるようにしていきましょう。
⑤体調が悪くなったとき
最後にもし立ちくらみやめまいなど妊娠超初期症状が生じた場合についてです。
そのような症状が起きた場合には気持ち悪くなったら左半身を下にして横になりましょう。
シムズ位と呼ばれ気道や血液の確保がしやすいとされます。夜寝る時もこの姿勢で寝ることをおすすめします。
そして起き上がるときには何かものに捕まりながら立ち上がりましょう。そしてどうしても体調がすぐれないときには、産婦人科に相談するようにしてください。
基本的に以上の5つの注意点を守るようにしてください。
その他の妊娠超初期の過ごし方としては基本的に妊娠前と同じで構わないとされます。ただ何事も無理はしないようにしてください。
ということで妊娠超初期の過ごし方の注意点についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
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