妊娠初期の悪寒の原因と対策方法!
妊娠初期の症状として、背筋がゾクゾクと凍るような悪寒に襲われてしまう場合があります。
ただ妊婦さんの約8割の方が妊娠中に悪寒を引き起こしてしまうので、不安に思っている方もそこまで心配になる必要はありません。
ここでは妊娠初期におきる悪寒の原因と対策方法についてお伝えしたいと思います。
また妊娠初期に起こりやすいですが、妊娠初期以降も起こる場合があり、原因も違うため、確認するようにして下さい。
妊婦さんの悪寒の原因について
妊娠中の悪寒の原因としては大きく分けて3つあるとされています。
①高温期によるもの
妊娠初期に起こる悪寒の一番の原因が妊娠したことにより高温期が続き、体温が上昇することによるものです。
通常は低温期と高温期が繰り返して起こりますが、妊娠することで黄体ホルモンが分泌されることによって高温期がつづきます。
人によっては体温が36.8度まで上がり、若干微熱っぽくなりだるさなどの症状に陥ります。
高温期による体温の上昇すると、周りの温度が自分の温度よりも低くなり肌寒さを感じ悪寒になってしまうというわけなんです。
また妊娠初期に冷たいものを食べたくなるのもこの高温期が続くことが原因なんです。
高温期というのは妊娠16週まで続くとされています。妊娠16週を過ぎると低温期に入るため、悪寒も治まっていきます。
②ストレスによる自律神経の乱れ
2つ目がストレスによる自律神経の乱れによるものです。
妊娠して体が変化したり、毎日の生活に気を遣ってしまい、妊娠中にはストレスが溜まってしまい、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は体感温度もつかさどっているので、乱れてしまうと寒さを感じて、悪寒に襲われてしまうのです。
妊娠初期が一番ストレスが溜まりがちですが、妊娠中期、後期でもストレスにより自律神経が乱れがちなので、注意してください。
③鉄分不足
妊娠中は血液を通して胎児に栄養が送られるので鉄分が必要になり、鉄分が不足しやすいです。
鉄分が不足して貧血になってしまうと、脳に送られる血液量が低下してしまい低血圧を引き起こしてしまいます。
低血圧にあると、めまいや立ちくらみ、顔面蒼白、そして悪寒などの症状が生じるとされています。
もしめまいなどの症状があって悪寒もある場合には鉄分不足が原因の可能性が高いです。
妊娠中の悪寒の対策法
妊娠中の悪寒の対策は睡眠をしっかりととり、温かい飲み物を飲むことが重要とされます。
おすすめは白湯(48~50度)を朝起きてすぐに飲むことです。
自律神経を整えることもできるので、悪寒にも効きますし、妊娠中の便秘を解消する効果が非常に高いです。
ただ37度以上の熱が出ていたりする場合には高温期の平熱を上回っているので産婦人科に行くようにしましょう。
アセトアミノフェンなどの解熱剤を処方されて、安静にするように言われるでしょう。
まためまいや立ちくらみなどを引き起こしている場合には鉄分が不足しているかもしれないので、こちらも産婦人科を受診しフェロミア(鉄錠)などの処方してもらうようにしてください。
ということで妊娠初期の悪寒の原因と対策方法でした
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