妊娠初期の腰が重くてだるい原因と改善方法について!
妊娠初期に腰が重くてだるい症状がよく起こります。
特に朝起きると、腰がだるいことが強く感じられると思います。
症状としては黄体ホルモンが分泌され始める妊娠3週目からはじまるとされます。
なぜ妊娠初期に腰がだるくなるのか、①その原因と②胎児への影響
③症状を改善する方法をお伝えしたいと思います。
妊娠初期の腰が重くてだるい原因
妊娠初期に腰が重く、だるい感じになってしまうのは
妊娠によって黄体ホルモンの分泌による子宮が大きくなることなんです。
子宮が大きくなることによって骨盤が圧迫されてしまいます。
すると同時に骨盤周りの筋肉も引っ張られてしまうのです。
筋肉が引っ張られて収縮すると乳酸が溜まり体のメカニズムとして
腰が重かったり、だるい症状が出てしまうというわけなんです。
腰がだるかったり重いだけでなく、妊娠中に足がつってしまうのも
骨盤まわりの筋肉が引っ張られてしまうことが原因なのです。
そのため妊娠初期にはどうしても腰痛などの腰回りの違和感が出てきてしまいます。
一般的には妊娠3週目から違和感が出始めて、
妊娠16週目に入るころには症状が緩和されます。
胎児への影響は?
基本的に妊娠初期に腰がだるいなどの症状が
直接的に胎児に影響を与えることはありません。
ただ体を冷やすとより骨盤が圧迫され、筋肉が引っ張られるだけでなく、
骨盤まわりの血管が血行不良を引き起こしてしまいます。
すると胎児への栄養素が送られにくくなってしまい、
胎児の成長が一時的に低下してしまうことがあります。
また筋肉の収縮が限界を超えると腰の場合にはぎっくり腰を
引き起こす可能性もあるので、腰にだるいと感じる場合には無理は禁物です。
特に寒い日の朝などは症状が重くなるので気をつけてください。
起き上がるときにぎっくり腰になってしまうのです。
妊娠初期の腰のだるさや重いのを改善する方法
妊娠初期に腰がだるい、重いと感じる場合には
腰回りを冷やさないようにしてください。
そして筋肉が緊張していて張っている状態なので、ほぐす必要があります。
効果的なのがお風呂に入りながら腰回りをぎゅぎゅっと揉むことです。
5分ほどでもいいので入浴中に行ってみてください。
また筋力をほぐしたり、筋力もつけることも非常に有効ですので
1日に30~40分のウォーキングをするようにしてみてください。
産婦人科でもウォーキングは勧められています。
特に妊娠初期の流産(稽留流産)を予防する効果があります。
※稽留流産:妊娠初期に胎児が子宮内で死んでしまうこと。
妊婦さんの5人に1人は起こる確率。原因は先天性異常や子宮の代謝不良で起きる。妊娠前の運動不足によって予防が可能。
ですので、腰がだるいのを改善するだけでなく、流産予防にもなるので
妊娠初期は毎日30~40分、買い物に行くのでもいいので歩くようにしてください。
ということで妊娠初期の腰が重くてだるい症状についてでした。
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葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
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