妊娠初期に下痢が続く

妊娠初期に下痢が続く原因!【流産の可能性は?】

妊娠初期に下痢が続く原因!【流産の可能性は?】

 

妊娠初期に下痢になってしまうことがあり、早い人ですと
妊娠2週目から下痢があり、そこから2週間以上も続いてしまいます。

 

 

妊娠初期の下痢の特徴しては

 

・水っぽい下痢が出ることと、

 

・腹痛が伴う場合がある

 

・便秘と下痢を繰り返す

 

ということが言えます。

 

 

妊娠初期が下痢が続くのは流産の兆候である
などとも言われていますが、実際はどうなのでしょうか?

 

 

ここでは妊娠初期の危険性、そして原因と改善する方法についてお伝えしたいと思います。

 

 

妊娠初期の下痢での流産の心配は?

 

 

流産の兆候と噂されていますが、産婦人科の医師から
下痢と流産は関係性がないと明言されています。

 

 

妊娠初期症状としてよく起こる症状ですので、そこまで心配は必要ありません。

 

 

ですが下痢が続いてしまうと脱水症状を引き起こしたり、腸内環境の
悪化につながってしまいますので、放っておくのではなく対策も必要となります。

 

 

妊娠初期に下痢になる原因

 

 

妊娠初期の下痢の原因は大きく分けて3つあります。

 

 

①ホルモンバランスの乱れ

 

 

妊娠初期に下痢が起きてしまうのは、妊娠を期に
プロテスゲロン(黄体ホルモン)が分泌されることが一番の原因とされます。

 

 

黄体ホルモンは胎児が過ごしやすいよう子宮の収縮を抑えるため
分泌されますが、同時に胃腸の働きを停滞させてしまいます。

 

 

これにより消化不良などを起こしたり、便を形成できずに下痢になってしまうとされます。

 

 

②冷え

 

 

また妊娠中は敏感になりがちで、すぐにお腹が
冷えたりしてしまい下痢を引き起こしてしまいます。

 

 

特に冷え性気味な方は腹巻を巻くなどの対処をする必要があります。

 

 

③刺激物を食べる

 

 

また妊娠初期は腸だけでなく胃の機能も低下しています。

 

 

辛いもの、冷たいもの、カフェインを含んだもの、油っこいもの
食べると消化不良や胃もたれ、そして下痢を引き起こしてしまうのです。

 

 

食べてはいけないわけではありませんが、妊娠中は
たくさん食べることを控えるようにしてください。

 

 

また下痢が一度起きると続いてしまうのは下痢体質になってしまうからです。

 

 

というのは下痢によって腸内細菌も一緒に排出されてしまい、
しっかりとした便の形成ができなくなってしまうため、下痢が続くのです。

 

 

妊娠初期の下痢の対策方法

 

 

水を飲む

 

 

下痢になったら水分を控えた方がいいのでは?

 

 

と思われますが、下痢は水分による冷えが原因ですので水分の摂取量
はあまり関係はないばかりか、逆に体内の水分量は低下してしまっています。

 

 

脱水症状の危険がありますのでまずは水分を1.5リットル~2リットルの範囲で摂取してください。
そして冷たい飲み物ではなく白湯など温かい飲み物を摂取するようにしてください。

 

※お茶なども温めて飲むようにします。また朝起きてすぐに飲むのが一番効果的です。

 

 

乳酸菌を摂取

 

 

下痢になると一緒に腸内のビフィズス菌も一緒に排泄させてしまい
腸内環境が悪化しているので乳酸菌を含んだ食べ物を食べるようにしましょう。

 

 

ヨーグルトや納豆が効果的です。胃にもやさしいためおすすめです。

 

 

 

 

基本的に納豆は朝食(朝に食べることで1日中効果が続く)として
ヨーグルトは食後に食べるようにすることで下痢を抑えることが期待できます。

 

 

腸内環境が悪化していると下痢体質になってしまい、
下痢が続くのでしっかりと対策するようにしましょう。

 

※キムチなどは刺激物なので下痢になっている人は控えましょう。

 

 

お腹を温める

 

 

下痢が出そうになった時にかなり有効なのがお腹を温めるということです。

 

 

お腹を温める際は、両手の手の平でお腹をおさえるだけで構いません。
その他にも腹巻や湯たんぽなどをお腹にあてると下痢がおさまる可能性があります。

 

腹痛を和らげる効果もあるので是非試してみてください。

 

 

以上のように下痢対策は水分を摂取して、お腹にやさしく腸内環境を整える
食べ物を食べることが重要ですが、それでも妊娠中は下痢は起きてしまいます。

 

 

しかし妊娠初期の下痢は基本的に黄体ホルモンの分泌が抑制される
妊娠16週目の安定期に入るころにはおさまっている場合がほとんどです。

 

 

また下痢と一緒に激しい腹痛、嘔吐が起きている場合には
ウィルス性の感染症を引き起こしている可能性があるので産婦人科に行きましょう。

 

 

以上、妊娠初期に下痢が続く原因と改善法でした

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