妊娠初期におりものでない

妊娠初期のおりものが少ない、出ないのはなぜ!?

妊娠初期のおりものが少ない、出ないのはなぜ!?

 

 

妊娠するとまず、体の変化としておりものに変化が生じてきます。というのは妊娠することによって、妊娠3週目から黄体ホルモンが多く分泌され始めます。

 

 

この黄体ホルモンが分泌されることで、同時におりものの元である子宮頚管や膣内の分泌も多く分泌されます。

 

 

ですので一般的には妊娠初期のおりものは増えるとされています。黄体ホルモンが分泌量が増えると、おりものの量も増えていきます。

 

 

※またその他に黄体ホルモンはおりものの色にも影響を与えます。黄体ホルモンが分泌されるほど、黄色茶色など濃くなり、分泌量が少ないほど白かったり、クリーム色になります。

 

 

ですが妊婦さんの中には妊娠前よりもおりものの量が減りとても少なかったり、また妊娠してからピタッとおりものが全く出なくなってしまう方もいらっしゃいます。

 

 

およそ20%の妊婦さんが妊娠前よりもおりものが減るとされます。ここでは妊娠初期におりものが少ない、または出ない原因や影響についてお伝えします。

 

 

おりものが少ない、出ないのは流産の兆候?

 

 

まずおりものが少ない、出ないことで稽留流産の兆候なのではないかと心配される妊婦さんが多くいらっしゃいます。

 

 

稽留流産というのは妊娠6~7週目に起こりやすい流産で、子宮内に胎児が死んでしまう流産のことを指します。※およそ妊婦さんの5人に1人の確率で起きるとされます。

 

 

昔はそのような情報が流れていましたが、その稽留流産の兆候とおりものの量はほとんど関係ないことが明らかになっております。

 

 

ですのでおりものが少ない、全く出ないからといって流産の兆候とはなりませんので、安心してください。

 

 

稽留流産の兆候としては子宮の収縮が挙げられるので、子宮周りがチクチク痛んだり、下腹部痛に襲われている場合には注意しなければいけません。このような症状がある場合には産婦人科に相談するようにしましょう。また妊娠初期にウォーキングなどの軽い運動をすることで子宮の代謝を良くすることができるので、運動は忘れずに行いましょう。

 

 

妊娠初期のおりものが少ない原因

 

 

妊娠初期のおりものは増えるとされますが、それはあくまで傾向としての話であって、必ず妊婦さん皆がおりものが増えるわけではありません。

 

 

実は妊娠初期なのにおりものが出ない、少なくなりというのは医学的にはっきりと分かっておりません。今のところ、おりものの分泌量は個人差があり、妊婦さんによっておりものが少なかったり、全く出ないことも起こりうるとしか分かっていません。

 

 

ただし疲れやストレスが溜まっているとおりものの分泌量が減ることもあるので、疲れが生じている場合にはそれが原因の可能性が高いです。

 

 

おりものが少ないからと言って、何か悪影響を及ぼすという関係性は確認されておりません。ですのでおりものが少ないからと言って何か体に異常をきたしていることもありませんので心配なさらないでください。

 

 

妊娠周期が進みにすれおりものが増えていく

 

 

また時期的な問題があり、妊娠初期にはおりものが少なかったけれども妊娠周期が進むにつれておりものの量も多くなる場合もあるのです。

 

 

反対に妊娠初期におりものが多かった人も妊娠周期がすすむことでおりものの量が少なくなってしまう場合があります。※また増えたり減ったりを繰り返す場合もあります。

 

 

またおりものが出る量は妊娠中期がピークとされます。

 

 

ということで妊娠初期のおりものは分泌量は個人差が大きいので少なかったり、出ないこともよくあるということなのです。

 

 

おりものは少ない方がメリットがある!?

 

 

またこれは産婦人科の医師に言われる場合がありますが、妊娠中におりものが増える方が炎症や感染症にかかるリスクが増してしまうのです。

 

 

妊娠初期の敏感な時期は実はおりものが少ない方がこのようなリスクになる可能性が低くなるため、おりものが出ない方が実はラッキーなこととされています。

 

 

ただしおりものが少なくても、パンツにおりものが付着するとそこから菌が発生するので、パンツやおりものシートは替えましょう。かゆみが生じたらすぐに取り換えましょう。

 

 

おりものが一気に増えた場合には注意

 

 

最後におりものが一気に増える場合についてです。妊娠初期の現在はおりものが少ない方や出ない方でもある日突然におりものが増えてしまうことがあります。

 

 

この時に出血がある場合には注意です。出血がみられると産婦人科では安静にするべきと言い渡されます。

 

 

もしおりものが一気に増えてしまったら、とりあえず産婦人科に相談するようにしましょう。

 

 

また少ないおりもので何か子宮まわりや局部に違和感を感じたりおりもの自体が生臭い場合には感染症の可能性もありうるので病院で診てもらいましょう。早く気づくことが大事なので妊娠初期だけでなく常におりものはチェックするようにしてください!

 

 

おりものが少ない、出ないというだけで他に問題がなければ心配はいらないでしょう。

 

 

ということで妊娠初期のおりものが少ない、出ない原因についてでした。

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