妊娠初期の子宮収縮

妊娠初期の子宮収縮は流産を引き起こす!?

妊娠初期の子宮収縮は流産を引き起こす!?

 

 

妊娠3週頃になると子宮の収縮によって着床した受精卵が
傷つけれられるのを防ぐために、黄体ホルモンが分泌され、収縮運動が抑えられます。

 

 

もし妊娠初期に子宮の収縮が起きてしまうと、成長途中の胎児が傷つけられ、
稽留流産の原因にもなってしまうため非常に危険です。

 

 

※稽留流産は妊娠7週目前後に子宮内で胎児が死亡してしまう流産のことで
妊婦さんの約20%に起きる可能性のある流産です。

 

 

そしてこの子宮収縮を招いてしまうことが日常生活においても
存在しますので、妊婦さんは注意しなければいけません。

 

 

ここでは妊娠初期の子宮収縮の原因となること、
そして子宮の収縮が起きた場合の対処法についてお伝えします。

 

 

子宮収縮を引き起こすもの

 

 

①セックス

 

 

子宮収縮を起こす一番の原因とされるものが妊娠初期のセックスです。

 

 

精子には陣痛促進剤と同じ成分が含まれていることから子宮収縮作用があり、
ゴムを着用せずにセックスをすると子宮が収縮してしまいます。

 

 

セックス後に下腹部が痛み出すのは子宮が収縮している証拠です。

 

 

基本的に妊娠初期にセックスは控えるよう医師からも指摘されますが、
セックスをする場合には必ずゴムを着用するようにして下さい。

 

 

②薬の副作用

 

 

薬には副作用として子宮の収縮を招いてしまうものがあります。

 

 

例えば下剤のコーラックに含まれるビサコジルという成分は腸のぜんぞう運動を
活発にさせる働きがあるのと同時に子宮収縮を促進させる作用もあるのです。

 

 

また妊娠初期に抗生物質を服用すると
胎児の奇形性のリスクを高める危険性が伴います。

 

 

市販薬を購入する場合でも、必ず薬剤師か医師に相談してから購入するようにしてください。

 

 

③アロエの摂取

 

 

アロエの皮に含まれるアロインは子宮収縮作用があります。
そのためアロエの植物を直接触ったり、舐めたりするのは控えてください。

 

 

また下剤に使われるアロエ薬も妊娠中は使用しないでください。

 

 

ただアロエヨーグルトなど、すでに食品として加工されているものは
収縮成分が取り除かれているので、食べても構いません。

 

 

日常生活では、以上の3つが子宮収縮を引き起こす原因と
されるため、気をつけるようにしてください。

 

 

妊娠初期に子宮収縮が起きたら

 

 

子宮収縮というのは生理現象でも起きる場合があります。
しかし症状の大小に関わらず一度は産婦人科で診てもらいましょう。

 

 

またお腹の違和感が『子宮の収縮』なのかどうか簡単な見分ける方法があります。

 

 

それは下腹部に手を当てて、腕の力こぶのように
お腹が固くなっている場合には子宮が収縮している証拠です。

 

 

そして産婦人科ではダクチル錠という子宮の収縮作用を抑制する薬を処方されます。
妊娠中でも安全に飲めて、切迫流産・切迫早産の予防としても使用されます。

 

 

 

 

また生理現象による軽い子宮の収縮作用でしたら、
薬は服用せずに安静するように医師から指示されます。

 

 

子宮収縮の症状が悪化すると、下腹部に激しい痛みが起こり、
出血症状がみられ、胎児にも悪影響を及ぼしてしまいます。

 

 

ですので早期の対策が必要ですので、産婦人科に診てもらいましょう。
以上、妊娠初期の子宮収縮についてでした。

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