妊娠初期の胃痛

妊娠初期の胃痛の原因と対策法について!

妊娠初期の胃痛の原因と対策法について!

 

妊娠初期の症状のひとつとして、多いのが胃痛ですね。
この妊娠初期に起こる胃痛は実はつわりの一種とされています。

 

 

症状としては妊娠3週目頃のかなり早い時期にあらわれて、胃がわずかにキリキリとしだします。

 

 

胃痛のピークは妊娠8週目とされ、つわりと一緒に激しい胃痛に襲われてしまいます。

 

 

ただ妊娠初期の胃痛の症状は人によってまちまちで
胃がむかつく程度である人もいれば、激しい胃痛に悩まされる方もいます。

 

 

もちろん妊娠初期からず~っと胃痛にならない人もいます。
私の場合には妊娠初期は胃痛はキリキリしましたが、吐き気がすごかったです。

 

 

ここでは妊娠初期の胃痛の原因と対策法についてお伝えしたいと思います。

 

 

妊娠初期の胃痛の原因について

 

 

妊娠初期の胃痛の原因には大きく分けて2つあります。

 

 

①自律神経の乱れ

 

②黄体ホルモンの分泌

 

 

このふたつが胃痛を引き起こしてしまっています。

 

 

①自律神経の乱れ

 

 

妊娠初期というのは生活環境が一変する時期ですので
非常にストレスが溜まりやすい時期なのですが、

 

 

ストレスが溜まると自律神経が乱れて、副交感神経が優位になったり
交感神経が優位になるなどの現象が起きます。

 

 

そして自律神経の乱れの影響を最も受けやすいのが胃なんです。
ストレスで胃に穴があくというほどですからね。

 

 

・交感神経が優位になる

 

 

⇒胃液の分泌が少なくなり消化不良などをおこし
胃がむかむかしたり、胃痛になってしまいます。

 

 

・副交感神経が優位になる

 

 

⇒胃酸の分泌が多くなり、胃が荒れてしまい
胃腸炎やまたしても胃痛を引き起こしてしまいます。

 

 

 

というように妊娠初期の方で自律神経が乱れると
どちらにしても胃痛に襲われてしまいます。

 

 

②黄体ホルモンの増加

 

 

妊娠初期というのは黄体ホルモンが多く分泌される時期です。

 

 

黄体ホルモンには胎児に負荷をかけないために子宮の収縮を抑制させる
働きがありますので妊娠初期に分泌されるのですが、

 

 

子宮の収縮を抑えるだけなく、胃腸の運動も抑えてしまう効果があります。
胃の機能が低下してしまいますと、消化不良および胃痛を起こしてしまいます。

 

 

以上が妊娠初期に胃痛になりやすい原因とされます。

 

 

妊娠初期の自律神経の乱れ、そして黄体ホルモンの分泌は妊娠初期が
過ぎるあたりの4か月目、5か月目以降まで続くためその間は胃痛に悩まされてしまうでしょう。

 

 

妊娠初期の胃痛をやわらげる方法

 

 

では少しでも妊娠初期の胃痛を和らげる方法をお伝えしたいと思います。

 

 

妊娠初期の胃痛にはまずりんご

 

 

産婦人科では妊娠初期の胃痛にはりんごを食べるように勧められます。

 

 

 

りんごのペクチンには胃酸の分泌を調整してくれる効果があります。
1日最低4分の1個を食べるようにしてみてください。

 

 

※もし妊娠初期で食べづらかったら、すりりんごにして食べてみてください。

 

また食後はヨーグルトを食べるようにして下さい。

 

 

 

 

ヨーグルトのビフィズス菌が胃にバリアを張って胃を守りますし、
乳酸菌によって消化作用が働き、消化不良や胃酸による胃痛を防いでくれます。

 

 

その他、妊娠初期の胃痛に効果的な食べ物は
うどん、豆腐などですので積極的に食べてみてください。

 

 

冷たいもの、熱いもの、油っぽいもの、辛いもの、コーヒー
胃痛を増してしまうので食べないようにしてください。

 

 

これだけでも2~3日すれば改善されるので試してみてください。

 

 

胃痛に効く飲み物

 

 

胃痛に効く飲み物としては牛乳が挙げられます。

 

 

 

 

牛乳は胃の粘膜を守る機能があるとされています。
また胃酸の分泌を抑える働きもあります。

 

 

冷たい牛乳よりも温めたホットミルクの方が効果的ですので、
胃痛がするときに1杯飲むようにしてみてください。

 

 

その他気をつけること

 

 

①よく噛む

 

 

食べる際はよく噛んでから飲み込むことで胃痛を悪化させずにすみます。

 

 

②食後30分~2時間は横にならない

 

 

食べてすぐ横になってしまうと、胃液が逆流して、逆流性胃腸炎を
引き起こして、さらなる胃痛に襲われてしまうので注意です。

 

 

③食後に1時間後に水分を摂取

 

 

食後から1時間後に水分を摂取することで、
胃酸を薄くしてくれるため胃痛の予防になります。

 

 

④少しでも何か口に入れる

 

 

胃痛だからといって何も食べないというのはいけません。
何も食べないと胃酸が強くなり症状が悪化します。

 

 

胃痛でも少し食べ物があると胃酸が中和されて症状が
良くなりますし、消化の良い食べ物を食べれば胃痛も治りやすくなります。

 

 

⑤胃痛薬は使用しない

 

 

胃痛の薬で有名なガスター10などは妊娠中は服用を禁止されています。

 

 

その他胃痛に効く薬の服用は副作用が伴うので、
医師に診察してもらってから処方してもらうようにしてください。

 

 

妊娠初期には胃のトラブルに悩まされますが、ほとんどは
妊娠16週目の妊娠安定期に入れば改善されます!

 

 

ということで妊娠初期の胃痛の原因と対策法でした!

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