妊娠初期の背中の痛みの原因と軽減法!
それまで背中の痛みなんて感じたことがないのに妊娠初期に
なってから、背中が痛み出した方というのは約6割とかなり多いのです。
特に背中の中心部が痛み出すことが多く、寝る時も痛くてなかなか
寝付けないということに悩まされてしまいますので、早めに対策していきましょう。
ここでは妊娠初期の背中の痛みの原因と
痛みを和らげる方法についてお伝えしたいと思います。
妊娠初期の背中の痛みの原因
妊娠初期に背中が痛くなる原因というのは
大きく分けて3つあるとされています。
①骨盤の歪みによるもの
妊娠初期の背中の痛みの一番の原因が骨盤の歪みとされます。
脊柱起立筋という背中の痛みを感じる部位があるのですが、
骨盤と脊柱起立筋はつながっているのですが、妊娠初期になると
子宮が大きくなり始めることで、骨盤に負荷がかかり、歪みやすくなってしまいます。
骨盤が歪むことで脊柱起立筋に対して、偏った力が
加えられてしまうことで背中の痛みが起きてしまいます。
また骨盤の歪みは背中の痛みだけでなく、便秘や腰痛、
肩こりなどの体全体へと悪影響を及ぼしてしまいます。
②妊娠初期は胸が大きくなる
妊娠初期には若干胸が大きくなります。
胸が大きくなることで、胸を支える背筋への負担が増してしまうこと
によって、背中の痛みが生じてしまうのです。
③黄体ホルモンの増加によるもの
妊娠3週目前後に着床が完了するのですが、それと同時に
黄体ホルモンが多く分泌されるようになります。
そしてこの黄体ホルモンは体の靭帯を緩ませてしまう働きを持っているため、
体全体を支える背中に重さが加わり痛みが生じてしまいます。
妊娠初期の背中の痛みを和らげる方法
①骨盤の歪みを解消
一番の原因となっている骨盤の歪みを解消することが
やはり効果がありますし、根本的な解決策でしょう。
・骨盤ベルトを巻く
やはり妊娠初期から骨盤ベルトを巻くことが効果的です。
妊娠がすすむほどお腹が大きくなるため背中の負担も重くなるので必要でしょう。
トコちゃんベルト
商品名:トコちゃんベルト
価格:5250円
製造会社:有限会社 青葉
問い合わせ 072-960-0507
産婦人科でもよく置いてあるのが骨盤ベルトがトコちゃんベルトです。
非常に有名でほとんどの妊婦さんが愛用しています。
②タオルを敷いて座る
また座っている間にも骨盤の歪みを解消する方法として
有効なのがタオルを尾てい骨に敷いて座ることです。
バスタオルを巻いて、画像のように座るだけです。
また椅子に座るときにもタオルを巻いて座るようにしてみてください。
また自然と背中もまっすぐになるので、猫背を予防し
背中の筋力をアップさせることができるのでおすすめです。
背中の痛みを薬で抑える
背中が痛い場合には薬を用いて抑えるのも効果的です。
妊娠初期でも使用可能な背中の痛みに効く薬を紹介します。
・サロンパスA
湿布は強い成分が含まれており、妊娠中に使用できないものも
あるのですが、サロンパスAであれば妊婦さんでも問題なく使用できます。
寝る前に背中の痛む部分に貼ると翌日、かなり楽になっています。
・アンメルツヨコヨコ
塗薬としてはアンメルツヨコヨコも妊娠中に使用が可能です。
以上が自分でできる背中の痛みを和らげる方法です。
ただ激しい背中の痛みや何日も痛む場合には産婦人科に相談しましょう。
産婦人科では触診と痛み止めを処方してもらえます。
以上、妊娠初期の背中の痛みの原因と軽減法でした。
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摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
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