妊娠初期の体重増加の原因、影響について!
妊娠初期は食欲が増進してしまい、ついつい食べ過ぎてしまい
そして体重が妊娠前よりも増加していることが多いです。
体重が増えすぎていると妊婦健診の時に産婦人科医から体重を落とすように指摘されます。
ここでは体重増加の原因、何キロ増えていると影響があるか?
そして妊娠初期の体重増加の対策についてお伝えします。
妊娠初期の体重増加の原因
なぜ妊娠初期に体重増加している一番の原因は
炭水化物や糖分を含んだ菓子パンなどの間食が増えることです。
妊娠初期はブドウ糖の摂取が必要になるため、どうしても
パンや甘いものを欲しくなり、カロリーや脂質を摂りすぎて太ってしまいます。
胎児の重さが増えているのでは?
妊娠初期に体重が重くなっているのは、胎児が
成長しているからではと思う方もいらっしゃいますが、実はそうではありません。
妊娠初期の胎児の重さというのは
・妊娠2か月で2g~3g
・妊娠3か月で20g
・妊娠4か月で100g
というように変化していくのですが、胎児の重さは妊娠初期では非常に軽いことが分かります。
そのため妊娠初期の体重増加というのは全て妊婦さんの脂肪がついていることにつながります。
妊娠初期の体重増加の影響について
何キロ増えたらダメなのか?
妊娠初期の体重増加はどれくらいから増えすぎなのかというと
妊娠前よりも約2~3キロ以上増えている場合です。
妊娠初期は4週間に1回妊婦健診を行っていきますが、その都度、体重を計っていき2~3キロ以上増えている、増えそうである場合には産婦人科医も食事制限や運動を推奨されます。
母体と胎児への影響
妊娠初期の多くは炭水化物や甘いものの摂取によるもので
体重とともに血糖値も高くなりやすいとされます。
そのため妊娠糖尿病になりやすくなり、高血圧やむくみなどが生じてしまいます。
また妊娠中に妊娠糖尿病を患った場合に赤ちゃんが巨大児に
なりやすいデータもあり、産道も塞がりやすくなることから難産になるケースもあります。
このように3キロ以上太ることでこのような影響が出るので、
妊娠初期の体重増加には常に気をつけなければいけません。
妊娠初期の体重増加の対策法
食事
妊娠初期の体重増加の対策法として、まず産婦人科では
甘いものなどの間食を抑えるように指示されます。
どうしても食べたい場合には腹持ちがよく食べても太りにくい
蒟蒻ゼリーやするめなどに置き換えるのが効果的です。
しかしご飯の量を減らしてしまう方がいらっしゃいますがそれは控えるようにしてください。
お米は食物繊維やビタミンも含んでおり、栄養摂取には優秀な食べ物です。
普段の食事を抑えるのは妊娠初期に必要な栄養を
阻害し、逆に胎児の成長を阻害してしまうので逆効果です。
間食を抑えていけば、体重増加は抑えられることができます。
運動
また体重増加を運動をして抑えることも重要です。
妊娠中に最適な運動はウォーキングです。
妊婦さん全員に1日30分(買い物などでの移動時も含む)のウォーキングを産婦人科では
よく推奨されていますので、必ず行うようにしてください。
またウォーキングを行うことで子宮の代謝を向上させる効果があり
妊娠初期の流産のリスクを少し軽減するメリットもあります。
ということで妊娠初期の体重増加には気をつけてください。
妊婦健診で体重を計った時に食生活などについて医師が
説明してくれるのでしっかりと聞くようにしてください。
以上、妊娠初期の体重増加の原因、影響、対策法でした
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