妊娠初期の立ち仕事

妊娠初期の立ち仕事の悪影響について!

妊娠初期の立ち仕事の悪影響について!

 

 

妊娠中の仕事というのは一般的には、妊娠36週までは仕事をしても
胎児の成長などに影響は出ないとされています。

 

 

しかし立ち仕事の場合は例外で、妊娠初期から行っても
母体や胎児に少なからず悪影響を及ぼしてしまいます。

 

 

ここでは妊娠初期の立ち仕事の影響についてと
悪化を抑えるための対策方法をお伝えしたいと思います。

 

 

妊娠初期の立ち仕事の影響について

 

 

母体への影響

 

 

立ったままの状態でいることは重力の関係で血液が下に集まりやすくなります。
血液が下肢に溜まってしまうことで、むくみが非常に生じやすくなります。

 

 

※特に妊娠初期は骨盤が子宮に圧迫され始め、立ち仕事をしていなくとも血行不良
引き起こしやすく、血行不良を招くことからむくみ以外にも足のだるさや冷え症も起こしやすいです。

 

 

症状が深刻かすると足の血管がボコボコと浮き出る静脈瘤という
病気を患ってしまう可能性があり、産後まで影響が出るので対策が必要となります。

 

 

胎児への影響について

 

 

週に約25時間以上の立ち仕事を行っている場合には
胎児の成長に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

 

 

アメリカの研究で立ち仕事を行っている妊婦さんの
胎児は頭が小さくなってしまう
という症状が起こりやすいと発表されました。

 

 

妊娠中に長時間の立ち仕事を行っている妊婦さんの約50%の確率
悪影響を及ぼし、立ち仕事の時間の長さに比例して確率も上がるとされます。

 

 

このように妊娠初期の立ち仕事は母体と胎児ともに影響を及ぼすとされます。
健康面に問題がなくても立ち仕事はできるだけ控える必要があります。

 

 

仕事は医師が休養が必要と判断されなければ休むことができないので体調に問題がないと立ち仕事を継続しなければいけませんし、また職場に迷惑かけたくないと無理をしてしまう方も多いです。

 

 

※仕事は産婦人科を受診し休養が必要と診断され、そして母子手帳の『母性健康管理指導事項連絡カード』を事業主に提出することで法律上、休養することができます。自ら申告しなければ休むことができないので注意してください。

 

 

では妊娠初期に立ち仕事による負担を軽減する対策についてお伝えします。

 

 

妊娠初期の立ち仕事の対策法

 

 

①棒立ちでいない

 

 

棒立ちのまま動かないと血液が下肢に溜まりやすくなってしまい
むくみや疲れ、だるさが余計にひどくなってしまいます。

 

 

屈伸運動や歩くだけでも血流を促進させることができるので、
棒立ちで立たないで、できるだけ体を動かしましょう。

 

 

②着圧ソックス

 

 

 

 

着圧ソックスによって足をキュッと圧迫することによって
血流が滞るのを防ぐことができ、立ち仕事の負担を軽減できます。

 

 

これがかなり効果的で、靴やブーツを1日履いていたのにも
関わらず、足のだるさや翌日のむくみがほとんどなくなるほどです。

 

 

病気による足のむくみを解消予防するために病院でも
着圧ソックスは取り入れられているのでおすすめです。

 

 

③お風呂に入ってマッサージ

 

 

①仕事から帰宅したら必ずお風呂に入ってマッサージを行うようにしてください。
足を両手の親指で揉むように下から上へとマッサージしていきます。

 

 

②また血流を促進させる裏技があり、熱い湯船に浸かって、今度は冷たい
シャワーを足に浴びせるのを、数回繰り返すことで劇的に効果が得られます。

 

 

血流を促進させ、冷え性やむくみに効果的ですので
立ち仕事を行っている方は是非試してください。

 

 

④麦茶を飲む

 

 

水分摂取はとても大切で、水分が不足すると
血流が悪くなるため症状も悪化してしまいます。

 

 

妊娠中は1.5リットルは飲むように心がけるようにしましょう。
また飲み物は麦茶が効果的で、麦茶に含まれるピラジンという成分が血行不良を改善します。

 

 

カフェインゼロの飲み物ですので、立ち仕事の妊婦さんにとっては
麦茶を水分補給として飲むことをおすすめします。

 

 

ということで、妊娠初期の立ち仕事の影響と対策法についてでした。

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