妊娠初期の切迫流産の兆候、原因、対策について!
妊娠初期には切迫流産と呼ばれる症状に注意しなければいけません。
切迫流産というのは「胎児が妊娠21週6日までの期間に子宮内の
胎児が流産をしかけている」という症状ですが、妊娠初期が一番起こりやすいです。
流産と違い、切迫流産になったとしても対策しだいで
しっかりと妊娠を継続させ出産することも可能です。
そのため、切迫流産である兆候を察知ししっかりと早急に対策する必要があります。
ここでは妊娠初期の切迫流産の兆候と原因、対策についてお伝えします。
妊娠初期の切迫流産の兆候
出血
妊娠初期の切迫流産の兆候としては出血が一番に挙げられます。
・生理のような多量な出血がみられる
・少量の出血が1週間ほどつづく
などの出血は切迫流産、最悪早期流産の可能性もあり得ます。
この出血がみられる場合には産婦人科に相談しましょう。
ただ数日少量の出血があるのは特に問題なく、着床出血と
呼ばれる症状で妊婦さんの5人に1人が起きるとされます。
※着床出血は胎盤が子宮筋層に根差す際に出血されるもので
下着に500円玉の跡がつくくらいの少量の出血が数日出ます。
腹部の違和感
切迫流産の兆候のもうひとつがお腹の違和感です。
・下腹部に腹痛がある
・お腹が張っている、子宮が収縮している
・お腹がなんだかいつもと違うなど
特にお腹の痛みがあって出血も伴っていると
切迫流産を引き起こしている可能性が高いです。
これらは出血と腹部の違和感は切迫流産の兆候ですので要注意です。
妊娠初期の切迫流産の原因となること
直接の切迫流産の原因としては子宮を収縮する行為が挙げられます。
普段の生活で子宮収縮を引き起こしてしまう行為があるので気をつけなければいけません。
特に以下の行為は要注意です。
①性行為
妊娠初期の性行為は子宮の収縮させ、切迫流産を誘発してしまいます。
また精子には子宮収縮作用があるのでゴムの着用は着用しなければいけません。
②薬の服用
薬には切迫流産を起こす成分が配合されているものがあります。
コーラックなどのビサコジルも子宮収縮作用がある妊婦さんは控えましょう。
基本的に医師の処方であれば、心配はいらないので、必ず医師に処方してもらいましょう。
③生ものを食べる
妊娠初期に生ものに含まれる細菌に感染すると
胎児の切迫流産や早産の原因につながります。
生野菜を食べる時は細菌が付着しているので、よく洗い、
お肉や魚もできればしっかりと焼いて食べるようにしましょう。
ただ生ものからの感染症はよほど食べなければ、ほとんど起きません。
週に1回回転寿司を食べたり、おかずとしてお刺身食べる分には全く問題ありません。
生活の中では特にこれら3つに注意するようにしてください。
妊娠初期の切迫流産の対策法
まず切迫流産の兆候が出たらすぐに産婦人科を受診します。
そして産婦人科での対策としては
・とにかく安静にすること
・薬を処方
のふたつが挙げられます。
安静というのは遠くに出かけたり、激しい運動は控えるようにします。
その他、普通に買い物など行っても問題ありません。
そして薬の処方についてですが、切迫流産には子宮収縮を
抑えるダクチル錠という薬が処方され、それを服用します。
妊娠初期でも安全に服用することができます。
薬を服用し、安静にしておくことで流産に至らずに
無事出産できるケースの方が多いので、まずは産婦人科に相談しましょう。
以上、妊娠初期の切迫流産についてでした
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