妊娠初期のインフルエンザの予防接種について
妊娠初期のインフルエンザ対策として予防接種が推奨されています。
主にインフルエンザにかかりやすい冬よりも前の10月、11月に受けるよう言われています。
一部を除いて、ほとんどの病院や診療所で約3000円で
インフルエンザの予防接種を受けられます。
しかし妊娠初期にインフルエンザの予防接種を受けることは
お腹の胎児に影響がないのか心配になってしまいますね。
ここでは妊娠初期のインフルエンザの予防接種について
胎児への影響などについてお伝えします。
妊娠初期の予防接種は問題ないのか?
妊婦さんのインフルエンザの予防接種は、妊娠初期~妊娠後期の
いつの時でも受けても問題ないとされています。
インフルエンザの予防接種は不活化ワクチンという体内にある細菌の
繁殖を抑えるもので、毒性はないとされ胎児に影響はほとんどないとされます。
逆に毒性のあるワクチン(生ワクチン)は妊娠中には接種するのは危険です。
また効果としては、インフルエンザの予防接種を受けてから
2週間~4週間ほど抗体がつくられ、効果がでるのは1か月後となります。
12月になるとインフルエンザにかかりやすくなるので、
できれば10月に受けるようにして、余裕をもちたいですね。
妊娠初期でもインフルエンザの予防接種は受けることができます。
しかし病院によっては妊娠初期の妊婦さんは、敏感な時期なため
断られてしまう場合がありますのであらかじめ確認するようにしてください。
また妊娠初期のインフルエンザの予防接種は受けなかった
場合は、インフルエンザにかかりやすくなります。
妊娠初期にインフルエンザにかかった場合のリスクについてもお伝えします。
インフルエンザの予防接種を受けなかったら
妊娠初期の方が予防接種を受けない場合には、
体が不安定なこともあり、通常の人よりもインフルエンザにかかりやすいです。
そして妊婦さんがインフルエンザにかかると、厄介なことに
タミフルやリレンザといったインフルエンザに効果的な薬が服用できません。
内服薬は妊娠初期の場合、副作用により胎児に影響が
出てしまうので、薬はほとんど飲むことはできません。
そのため妊婦さんがインフルエンザにかかってしまうと治るまで長期化してしまいます。
インフルエンザにかかると食欲はなくなり、高熱で何も寝込む日々が続いてしまいます。
栄養不足になることで胎児の未発達につながってしまいます。
そのため妊娠初期の方の場合には、インフルエンザの
予防接種を受けておいて何も損はないと思います。
インフルエンザの予防接種を受けても油断しない
妊娠初期の場合、予防接種を受けても
インフルエンザにかからないわけではありません。
気をつけたいのは他の人からの感染です。
旦那さんや同居している方がインフルエンザになると
感染しやすく、特に妊娠初期の方は感染確率がきわめて高いです。
そのため、日ごろから近くにいる人にも必ず予防接種を受けてもらうようにしてください。
そして外に出るときはマスクで予防し、帰ってきたときは
しっかりとうがい、手洗いを忘れないようにしましょう。
ということで、妊娠初期の方はインフルエンザの予防接種は
受けるのが望ましいので、しっかりと対策しておきましょう!
心配であれば、総合病院や産婦人科の先生に
予防接種について相談するようにしてください。
以上妊娠初期のインフルエンザの予防接種についてでした。
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