妊娠初期の吐き気の原因と対策方法について!
妊娠初期に吐き気が起きることは吐きつわりの初期症状として
早い人ですと妊娠3週目から胃がムカムカして吐き気がします。
妊娠9週目頃が吐き気がピークとなり、そのあとは妊娠16週目の
妊娠安定期を迎えることで吐き気も落ち着いていきます。
ここでは妊娠初期の吐き気の原因とやわらげる方法についてお伝えします。
妊娠初期の吐き気の原因
妊娠初期の原因は大きく分けてふたつあるとされています。
・絨毛性ゴナドトロピンの分泌
・自律神経の乱れ
が原因として挙げられています。
①絨毛性ゴナドトロピンの分泌
妊娠すると黄体ホルモンが分泌されるのですが、それと同時に
絨毛性ゴナドトロピンというホルモンも分泌されはじます。
この絨毛性ゴナドトロピンは嗅覚が敏感にさせてしまう働きがあり、食べ物の
臭いがツンと鼻をさして気持ち悪くなり吐き気が込み上げてきてしまいます。
※味覚も変わってしまう妊婦さんが多いのですが、それも
この絨毛性ゴナドトロピンの分泌が原因とされます。
この絨毛性ゴナドトロピンは妊娠16週目になると
落ち着いていきて、吐き気や症状が改善されるとされています。
②自律神経の乱れ
妊娠中は体の変化や精神的な不安から
ストレスが溜まり自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は消化器官の働きをつかさどっているので、乱れると
胃や腸の働きが不安定になり消化不良や胃もたれを起こし
食べ物が消化されずに残ってしまうため、吐き気が起こってしまうのです。
以上の原因から妊娠初期は吐き気が起きてしまいます。
そのまま放っておくとつわりの悪化につながり、嘔吐してしまうので
吐き気がある段階から対策をとって症状を和らげましょう。
妊娠初期の吐き気を抑える方法
妊娠初期の吐き気を抑えるための方法を紹介したいと思います。
①食べ物
・りんご
吐き気を抑える食べ物としてりんごがまず挙げられます。
りんごにはペクチンという成分が含まれており、ペクチンは
胃酸の分泌を抑える効果があり、吐き気を抑える作用があります。
・梅干し
もうひとつ吐き気を抑えるのに効果的な食べ物として梅干しが挙げられます。
梅干しにはクエン酸が含まれており、それが吐き気を止める効果が
あるとされ、船乗りの酔い止めとして食べられています。
また食べない方がいいものとして辛いもの、甘いもの、固いもの、
牛乳、クリームなどが挙げられ、これらは胃に負担をかけるので
余計に吐き気を悪化させてしまいます。
②ツボ押し
吐き気を抑えるのに効果的なツボが内関(ないかん)と呼ばれるツボです。
手首のシワから指3本分下に位置します。
このツボを親指で30秒ほど押し続けます。
※30秒終わったらもう片方のツボも刺激します。
以上が自分でできる吐き気の対策です。
それでも吐き気がひどく続く場合には産婦人科に行って薬をもらうようにしましょう。
ということで妊娠初期の吐き気の原因と対策方法についてでした
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