妊娠初期の不眠の原因、影響、対策法について!
妊娠中に不眠になった方はおよそ3割というデータがあります。
その中でも妊娠初期は特に不眠になりやすい時期とされます。
ここでは妊娠初期の不眠の原因と胎児への影響
そして対策法についてお伝えしたいと思います。
妊娠初期の不眠の原因
なぜ妊娠初期になると不眠に陥りやすいのかというと
原因は大きくわけて3つあるとされています。
①基礎体温の上昇
妊娠初期は黄体ホルモンの分泌が活発になり高温期のように
基礎体温が36.50~37.00度の範囲で推移します。
すると夜寝る時にはなんだか暑苦しくて寝付けないという
状態になり結果的に不眠症に陥るとされています。
②ストレスによる自律神経の乱れ
妊娠初期の不眠ともっとも因果関係が高いと
されるのがストレスによる自律神経の乱れです。
妊娠初期は胎盤が形成されはじめるため、体が大きく
変化する為、身体的ストレスを感じてしまいます。
そして妊娠初期はお腹の胎児のことや生活環境の変化など
様々なことに気を遣わなければいけないため精神的ストレスも溜まってしまいます。
これらのストレスが溜まることによって、自律神経が
乱れてしまい睡眠障害や不眠症に陥ってしまいます。
③頻尿による不眠
また頻尿を起こしていると夜何回も起きてしまい不眠になってしまいます。
特に妊娠初期は子宮が大きくなるため周りの臓器や
膀胱が圧迫されてしまうため、トイレが近くなってしまいます。
ということで妊娠初期は以上の3つが原因して不眠になってしまいます。
妊娠初期の不眠による影響
まず不眠による胎児への影響についてですが、直接的な
影響はありませんのでそこは安心してください。
胎児は妊婦さんの睡眠関係なく、自分で寝たり起きたりしているので
不眠になることで胎児も寝不足になるようなことはありません。
ただし不眠によって母体は体力の低下や食欲不振になる可能性もあります。
するとしっかりと栄養を胎児に送ることができずに悪影響を及ぼす危険性があります。
ですので早めに対策する必要はあります。
妊娠初期の不眠の対策法について
妊娠中に不眠に落ちっている場合に効果的な方法を
①くるみを食べると劇的に変わる
妊娠初期に不眠になっている方でまず試してほしいのがくるみです。
くるみにはメラトニンという成分が配合されています。
このメラトニンを摂取することで安眠や不眠症解消の効果があるとされます。
不眠症に悩まれる方もくるみを食べるように病院で言われるほどです。
そして妊娠初期の場合には1日4~5個のクルミを食べていきましょう。
1週間ほど食べ続けることによってかなり改善されていきます。
その他、くるみには血圧を低下させたり、動脈硬化を予防する
効果もありますので、おやつに食べていくのがおすすめです。
②ジャスミン茶を飲む
不眠症に効く飲み物としてジャスミン茶は昔から飲まれてきました。
ジャスミン茶にはベンゼルアセテートという成分が配合されております。
このベンゼルアセテートは自律神経を整え、安眠作用があります。
妊娠中はカフェインを含んだものは極力控えべきですが
ジャスミン茶はノンカフェインですので妊娠中でも安心して飲むことができます。
このジャスミン茶を就寝前に1杯飲むようにしてみましょう。
またアロマとして有効ですので枕元にジャスミン茶を置いておくだけでも効果があります。
ということで妊娠初期の不眠についてでした
③運動
不眠症を解消するのにやはりある程度運動して
体を疲れさせることによってぐっすりと眠ることができます。
特に妊娠初期におすすめなのがウォーキングです。
特に日光に当たりながらウォーキングをすると自律神経が整い
さらにセロトニンも分泌されるためストレスの軽減になります。
また産婦人科でもウォーキングは血行を促進させ、子宮の代謝も
良くなるから妊娠初期の稽留流産の予防にもなるため勧められています。
1日30分間だけでもいいので太陽に当たりながら歩くようにしましょう。
※買い物のために外を歩くのでも構いません。
睡眠薬は控えて病院に行く
そしてもし上記の方法を試してもどうしても不眠に悩まされるたとしても、
妊娠中のマイスリーなどの睡眠薬はできる限り控えた方がいいとされます。
自己判断で睡眠薬を服用するのではなく、産婦人科に相談するようにしましょう。
ということで妊娠初期の不眠についてでした。
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摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
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