おりものと妊娠初期症状

妊娠初期症状のおりものは黄色い!?【おりものの変化】

妊娠初期症状のおりものは黄色い!?【おりものの変化】

 

 

妊娠初期の症状として、おりものに変化がみられる場合があります。特に症状としては黄色いおりものがよく出るケースが多いとされます。

 

 

このおりものの変化の症状は妊娠3週目のいわゆる妊娠超初期から出る場合があるため妊娠検査薬が反応するのは妊娠5週目なので、妊娠しているのか判断材料にすることができます。

 

 

もちろんそれ以降もホルモンバランスの関係でおりものに変化がみられる場合があります。ここでは妊娠初期のおりものの変化について妊娠前との違いなどをまとめました。

 

 

また感染症にかかった場合もおりものが黄色くなることもあるため感染症との見分け方などもお伝えしたいと思います。

 

 

なぜ妊娠初期のおりものは変化するのか

 

 

おりものというのは子宮頚管や膣内の分泌物が混ざり合った、粘り気のある液体のことで、膣内の健康を保つために常に分泌されています。

 

 

そして妊娠することによってまず、妊娠3週目に着床が起こります。さらに着床することで、子宮の収縮を抑えるために黄体ホルモンがたくさん分泌されるようになります。

 

 

この黄体ホルモンは酸性の成分を持っていておりものが黄色に変色する原因とされているのです。また妊娠初期のおりものは一般的に増えるとされているのですがこれも黄体ホルモンが分泌されるようになるため、量が増えるとされます。

 

 

基本的に妊娠初期に黄色いおりものが出ているのは自然な現象ですので、心配しなくても大丈夫です。

 

 

着床時にはおりものに血がつくこともある

 

 

また着床時に受精卵が子宮壁を傷つけることで出血(着床出血)する場合があります。するとおりものに血液が混ざり鮮血が付着している場合があります。

 

 

しかし着床出血によるおりものに血が混じっていても問題はありません。1~2日でおりものに血がつくのも治まります。ただし3日以上も血が付着しているのであれば産婦人科に相談しましょう。

 

 

ただし妊娠していなくとも黄体ホルモンが分泌される高温期(黄体期)であれば黄色いおりものが出ることも十分にあります。次にどのように違うのかお伝えします。

 

 

通常のおりものと妊娠初期のおりものの違い

 

 

では妊娠初期のおりものは通常のおりものとどう違うのでしょうか?
通常のおりものと妊娠初期のおりもの特徴を挙げていきます。

 

 

通常のおりもの

 

 

①形状

 

 

水っぽく、半分液体のようになっています。パンツなどにもねっちょりと付着する場合が多いですね。

 

 

②匂い

 

 

お酢のように少しつんとした酸味のある香りです。ただ人によって若干の強さ、弱さがあるため匂いは把握しておきましょう。

 

 

③色

 

 

色は白色にちかく、透明の場合もあります。また個人差があるので、妊娠初期のおりものと違いを比較するため、普段のおりものの確認しておきましょう。

 

 

妊娠初期のおりもの

 

 

①形状

 

 

量が増えて、さらさらしています。妊娠初期はおよそ通常の1.5倍は増えている場合があり水っぽかったのが、さらさらとしているようになります。

 

 

量による変化はかなり顕著なので、妊娠前との違いが分かりやすいとされます。ただし妊娠前からおりものの量が少ない方はそこまで変わらない可能性が高いです。

 

 

②匂い

 

 

匂いは無臭、もしくは酸味が弱まっています。いつものおりものと比較してみてください。

 

 

ただしあまり匂いでの変化は感じられないと妊婦さんの多くが答えています。

 

 

③色

 

 

おりものの色なのですが、黄色い色をしている場合が一番多く、また下着に色が付着しやすくなります。

 

 

ただ妊婦さんによってクリーム色、また茶色になる妊婦さんもいらっしゃいます。妊娠初期のおりものの色は白色~クリーム色~黄色~茶色の範囲で変化するのでこれらの範囲であれば問題ありません。

 

 

色の濃さは黄体ホルモンの分泌量によって変わることが多く、分泌が少ないと白色、多いと茶色になりやすいとされます。

 

 

また50人に1人は着床の際の鮮血がおりものに付着している場合があります。

 

 

ピンク色のおりものは注意

 

 

ただおりものがピンク色になった方は注意です!

 

 

これはおりものに血液が混じっている証拠(不正出血)ですので確認できたらすぐに産婦人科に相談するようにして下さい。

 

 

ということで妊娠初期と通常のおりものの違いについてでした。

 

 

妊娠初期でおりものに変化があった妊婦さんはみんな『黄色に変わった』とおっしゃるようで、色の変化が最も大きいとされます。

 

 

その他、妊娠初期や眠気やだるさにも症状として現れるので黄色いおりものが出て、且つそのような症状が出た場合には妊娠している可能性が極めて高いと言えますね。

 

 

感染症によるおりものの変化

 

 

おりものが変化した場合には以下のような症状がある場合には要注意です。

 

 

・かゆくて、炎症を起こしてしまっている

 

・匂いが強くなっている、生臭い香りがする

 

・さらさらではなく、ぽろぽろと粉っぽい

 

・色がねずみ色

 

 

これらは感染症によるおりものの変化の可能性があります。また妊娠前や妊娠初期関係なく、感染症にかかったら起こる症状で。

 

 

特に感染症の症状としては細菌性腟症、トリコモナス腟炎、ガンジダ腟炎などの危険性があります。もし違和感を感じた場合には病院に診察を受けるようにして下さい。

 

 

妊娠初期のおりものが出たら注意すること!

 

 

黄色いおりものなどが出て、妊娠初期の可能性がある場合には体の免疫力が低下しており、感染症や病気にかかりやすくなっています。

 

 

いつも以上に清潔にする必要があります。そのため以下の2つだけはしっかりと守ってください。

 

 

①弱酸性の石鹸でやさしく洗う

 

 

妊娠初期症状のおりものの変化があらわれたら、石鹸で洗う場合、弱酸性の石鹸を使用してください。刺激が強い場合にはひりひりと感じてしまうことがあります。

 

 

いつも使っている石鹸で洗っても特に問題なければ、そのまま使用して結構です。

 

 

ただし石鹸で洗う際にはあまり激しく洗うのはよくありません。激しく洗うと膣内にいる常在菌も洗い落としてしまうので、やさしく洗いましょう。

 

 

②下着は小まめに変える

 

 

おりものが付着していると、そこから雑菌が繁殖してしまうので小まめに変えていく必要があります。目安はかゆみを感じた場合には取り換えていきましょう。

 

 

おりものシートを利用されている方は、蒸れる場合があるので下着以上に早く取り換える必要があります。

 

 

そのまま放置すると細菌が繁殖してカンジタなどを発症する可能性があります。

 

 

ということで妊娠初期のおりものの変化についてでした。

 

 

妊娠初期は特におりものの色が黄色くなりますが妊娠安定期(妊娠16週目)を迎えるころには黄体ホルモンの分泌が抑制されるので、妊娠前に近いおりものの状態に戻っていきます。

 

 

もしおりものに変化が見られて、妊娠初期かもしれなかったり、何か異常があるのか不安な場合には産婦人科に相談するようにしましょう。その時はどのようなおりものが出たのか、量、色、匂いを説明できるようにしておきましょう。

 

 

ということで妊娠初期のおりものの変化にについてでした。

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