妊娠中に服用できる痛み止めと注意点!
妊娠中は頭痛やお腹の痛みが生じてしまいやすいので、
痛みを抑える痛み止めを使用するのもひとつの手です。
ただ痛み止めの中には妊娠中には服用できないものもあり、
子宮を収縮させることで、最悪の場合流産を引き起こすこともあります。
ここでは妊娠中に服用できる痛み止めと痛み止めの
服用に関する注意点等をお伝えしたいと思います。
妊娠中に服用できる痛み止め
頭痛薬
アセトアミノフェンを成分とした、頭痛薬であれば大量に
服用しない限り、妊婦さんでも問題なく服用できます。
カロナール
製薬会社:昭和薬品化工株式会社
有効成分:アセトアミノフェン
値段:1錠9円
用法容量:1日2回、1回あたり最低1.5錠~最大7錠を食後に服用
頭痛薬の中でもメジャーなカロナールは妊娠中にも
服用できるとされ、産婦人科でよく処方されています。
解熱作用もあるため発熱などの症状を起こした場合にも効果があります。
また歯の痛みを抑える働きもありますので、妊娠中の痛み止めと言ったらカロナールが挙げられます。
ただカロナールは市販されていない痛み止めですので、
処方してもらう必要があり薬局やドラッグストアでは購入することができません。
もし市販でも購入できる痛み止めを使用したい場合には
カロナールと成分が同じのノーシン錠があります。
ノーシン錠
製薬会社:株式会社アラクス
有効成分:アセトアミノフェン
値段:16錠500円
服用法:1日1回食後に1錠服用する
こちらはカロナールと同じ効果で妊娠中に服用できます。
服用してはいけない頭痛薬を挙げますと
アスピリン、ロキソニン、ボルタレンは着床障害や流産を引き起こすと
されますので、妊娠中には服用してはいけません。
またカフェルゴットという薬は非常に危険で、
子宮収縮作用があり胎児が死亡した報告がなされています。
お腹などの体の痛み
生理痛のような重たい痛みや、節々の関節痛などを
抑える痛み止めも妊娠中に使用できるものがあります。
MS冷シップ
製薬会社:テイカ製薬株式会社
有効成分:アセトアミノフェン
値段:16錠500円
服用法:表面のプラスチック膜をはがして、1日1~2回患部に貼る。
MS冷シップは関節痛などの痛みを和らげるシップです。
関節痛や筋肉痛は錠剤ではなく、外用薬になります。
妊婦さんが使用しても特に問題はありません。
ブスコパン
製薬会社:エスエス製薬
有効成分:ブチルスコポラミン臭化物
値段:20錠入り2000円
服用法:1日3回を限度として1回あたり1錠を水と一緒に飲む
こちらは腹痛や胃痛などの内臓系の痛みに効く痛み止めです。
市販もされているので、購入することができます。
以上が妊娠中に服用できる痛み止めについてでした。
薬局やドラッグストアで購入して痛み止めを使用したい場合には
妊娠中でも服用できるかどうかが書いてあるので、しっかりと確認しましょう。
もし心配であれば薬剤師さんに相談するかか産婦人科の
医師に痛み止めを処方してもらうようにして下さい。
以上、妊娠中に服用できる痛み止めと注意点でした。
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