正露丸は妊婦さんが服用するのは大丈夫?
妊娠中というのは黄体ホルモンの分泌によって、胃腸の
働きが鈍くなるなどの理由から下痢を引き起こしやすくなります。
特に妊娠初期に下痢になってしまうことがあり、早い人ですと
妊娠2週目から下痢があり、そこから2週間以上も続いてしまいます。
そんな時に下痢止めとして正露丸を服用するのは大丈夫なのでしょうか?
ここでは妊婦さんが正露丸を服用してもいいのか?
そして下痢があるときの注意点について簡単にお伝えしたいと思います。
妊婦さんは下痢止めを使用してもいいの?
正露丸を製造している大幸薬品株式会社の公式発表では
『正露丸の有効成分である正露丸糖衣aは妊娠中の方が服用してはいけない成分は含まれておらず、また服用した妊婦さんから何か副作用があったなどの報告はない』
と明言されています。
そのため妊婦さんが正露丸を服用するのは問題ないと言えます。
しかし心配であれば、電話でもいいので産婦人科に相談することをおすすめします。
妊娠中の正露丸の服用法
妊婦さんでも通常通り、1日3回(1回3錠)食後に水と一緒に服用していきます。
効き目の時間としては服用から30分後に効いてきます。
しかし服用後に副作用として、発疹、発赤、かゆみなどのアレルギー症状を
引き起こす可能性があるので、副作用が生じたら使用は控えてください。
正露丸以外の下痢の対策法
妊娠中の下痢は長引いてしまう場合が多く、
脱水症状や貧血、腸内環境の悪化にもつながってしまいます。
そのため正露丸などの下痢止め以外でもしっかりと対策する必要があります。
①温かい水を飲む
下痢の間に水を飲むと逆効果と思われるかもしれませんが、
体の水分が腸に集まっているだけであり、逆に水分不足を起こしてしまいます。
ですので1日1.5リットルの水分はしっかりと摂取するようにしましょう。
また冷たい水を飲んでしまうと妊婦さんは敏感で
体が冷えてしまい、下痢を悪化させてしまいます。
そのため水分を摂取するときは、あまり冷たすぎず、
なるべく常温か温かい状態で飲むようにしましょう。
②食べ物の対策
まず下痢を引き起こしている間は辛いものなどの刺激物は避けるようにしましょう。
そして大事なことは乳酸菌を摂取することです。
下痢便と一緒に腸内細菌も一緒に排出されているので、
腸内環境が悪化してしまうことから、下痢が治っても便秘になりやすくなります。
納豆やヨーグルトなど乳酸菌を摂取することを心がけてください。
また水分摂取もかねて、ヤクルトや飲むヨーグルトなどを飲むのが最もおすすめできます。
その他、体を冷やさないようにし、お腹周りなどは
温めることによって、下痢の症状を改善させることができます。
ということで妊娠中の下痢の対策でした。
妊婦さんは下痢止めとして正露丸を使用しても全く治まらなかったり、
体調不良や激しい腹痛などが生じる場合には産婦人科を受診するようにしましょう。
また産婦人科では下痢止めなども処方してもらえるので、
市販の正露丸を購入するよりも処方してもらう方が
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