妊娠初期のお腹がチクチクとした痛みはなに!?
妊娠初期にほとんどの方が起こる症状として、お腹がチクチクするような痛みを経験されます。
下腹部のあたりが痛むのが特徴的で、妊娠3週目に起こりはじめます。
いつまで続くのかというと早い人は妊娠6週目には楽になり、妊娠16週目に入ればほぼお腹がチクチクすることが治まります。
9割以上の妊婦さんがチクチクとしたお腹の痛みがしますが中には病気によるものもあるので注意が必要です。
ここでは妊娠初期のお腹がチクチクする原因と対処法についてお伝えします。
妊娠初期のお腹がチクチクする原因
妊娠初期のお腹がチクチクする原因は主に3つあるとされています。
①着床によるもの
妊娠3週目に着床というものが起こるのですが、この時受精卵が移動する際に子宮の内膜を傷つけてしまうことで
針で刺されたようなチクチクとした痛みが起こる場合があります。
着床によるチクチクとしたお腹の痛みは2~3日で治まっていきます。
またこの時に出血も見られれば、着床出血ということが言えますね。
ただ着床による痛みは起こる人の方が少ないです。
②子宮が大きくなっている
そしてチクチクとしたお腹の痛みの一番の原因というのは
子宮が大きくなっているものによるものです。
着床後に黄体ホルモンが分泌されるようになり、子宮が大きくなるにつれて
骨盤を圧迫してしまい、骨盤まわりの血流が停滞してしまいます。
するとチクチク、または生理痛のようなずーんと重い痛みが発生します。
また骨盤だけでなく、子宮まわりの靭帯や筋肉も子宮が大きくなるにつれて
引っ張られてしまうため、ズキズキ、あるいはチクチクとした痛みが発生しされます。
これらは生理現象ですので妊娠初期にチクチクとした
痛みが起きたからといって、体に問題があるわけではありません。
ただ体を冷やすと骨盤のまわりの血行が悪くなり
より痛みが強くなり、さらに便秘や腰痛などの原因にもなってしまいます。
ほとんどのチクチクする原因は子宮の増大によるものであるとされます。
③卵管の腫れ
そしてチクチクする痛みで気をつけてほしいのが
卵管の腫れによって引き起こされているものです。
・1日中チクチクとした痛みがある
・耐えらないほどの痛み
・妊娠16週目に入っても続いている
このような症状がある場合には産婦人科に相談するようにしてください。
チクチクするお腹の痛みを和らげるには?
お腹のチクチクする痛みは体を冷やすと余計に血行が悪くなるため痛みが増してしまいます。
入浴したり、寝る時に腹巻を巻いてお腹を冷やすことが一番効果的です。
またチクチクする痛みの時はなるべく、安静にするようにしてください。
その他、ヨーグルトなどの乳酸菌を含んだものを
食べることによって症状が和らぐとされています。
早い人ですと妊娠6週目には痛みがなくなり、妊婦さんのほとんどが妊娠16週になる頃には、症状が治まります。
一番気をつけてほしいのが卵管の腫れによる痛みです。
もし痛みが激しい場合や1日中痛かったり、妊娠16週目に入っても治らない場合には産婦人科に相談してください。
ということで妊娠初期のお腹がチクチクとした痛みについてでした。
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