妊娠初期の筋肉痛

妊娠初期に起こるお腹周りの筋肉痛のような痛みについて!

妊娠初期に起こるお腹の筋肉痛のような痛みについて!

 

 

妊娠初期に起こる症状としてお腹周りがなんだか筋肉痛のように引っ張られような痛みがあります。

 

 

特徴としては急に痛み出すのではなく朝起きた時、下腹部あたりが痛くて起きるのが苦しいことが挙げられます。またお腹を押しても痛みが生じます。

 

 

実はほとんどの妊婦さんが経験する症状とされます。しかし病気の可能性もあるので注意してください。

 

 

ここでは妊娠初期に起こる筋肉痛のような痛みの原因と対策法についてお伝えしたいと思います。

 

 

お腹の筋肉痛のような痛みの原因

 

 

妊娠初期に必然的に筋肉痛のような痛みが生じてしまう原因として大きく分けて2つ考えられます。

 

 

①子宮が大きくなっている

 

 

妊娠初期に起こるお腹周りの筋肉痛の原因というのは子宮が大きくなることで子宮周りの筋肉や靭帯がが引っ張られていることによって起きるとされます。

 

 

早い人ですと着床してから黄体ホルモンが分泌される妊娠3週目には痛みが発生しだします。

 

 

ですので妊娠初期の筋肉痛のような痛みは、文字通り筋肉が張っられていることによって起きていることなんですね。

 

 

安静にしていれば妊娠16週目に入ったころにはほとんどの妊婦さんが痛みはおさまっていきます。

 

 

②骨盤の歪み

 

 

また妊娠初期は骨盤が歪みやすく、骨盤が歪むと骨盤に近いお腹周りが凝り固まってしまいます。

 

 

すると筋肉痛のような痛みが生じてしまいます。特に筋肉が固まると血行不良の原因にもなるので要注意です。

 

 

以上のように妊娠初期は大きく分けて2つが原因となって筋肉痛のようなお腹の痛みが生じてしまいます。

 

 

痛みの感じ方はチクチクしたり、生理痛のような痛みなど人それぞれですが、ほとんどの妊婦さんが経験するので安心してください。

 

 

病気による筋肉痛のようなお腹の痛み

 

 

また少ないケースですが、病気によって妊娠中の筋肉痛のような痛みが生じている可能性があります。

 

 

①卵管の腫れには注意

 

 

特に卵管が腫れている場合には筋肉痛のような痛みが起こってしまいます。

 

 

痛みとしては体を横にしたり、歩いているだけでチクチクやズキズキとした痛みが生じます。またその他の卵管が腫れている症状としては

 

 

・1日中お腹周りが痛む

 

・妊娠16週になっても痛みが続いている

 

・日常生活ができないほどの痛みがする

 

 

このような症状がある場合には卵管が腫れている可能性があるので、産婦人科に相談するようにしてください。

 

 

②子宮筋腫

 

 

また子宮筋腫によって筋肉痛のような痛みが生じる場合があります。特に妊娠したことによって体が敏感になったり、黄体ホルモンの分泌で筋腫が大きくなることで痛みを感じ始めます。

 

 

子宮筋腫の場合、お腹の筋肉痛のような痛み以外の症状として

 

 

・めまいや吐き気、頭痛が起こる

 

・出血の量が多い

 

・腰痛や背中の痛みがする

 

 

などが挙げられ、日常生活にも影響を与えてしまうこともあります。

 

 

特に30代~40代では3人に1人が子宮筋腫が起きるほど、婦人科で多い病気とされます。30代以上の方は特に注意してください。

 

 

子宮筋腫は良性の腫瘍ですがあまり大きすぎてしまうと血行不良の原因になるため摘出手術を行う場合があります。

 

 

もし症状に当てはまる場合には産婦人科を相談するようにしましょう。ただし子宮筋腫自体が赤ちゃんに対して成長を妨げるなど悪影響を及ぼすということは報告されていません。

 

 

筋肉痛のような痛みがあるときの対処法

 

 

筋肉痛のような痛みがあるときはできるだけ体を冷やさないようにしてください。

 

 

妊娠周期が進み子宮が大きくなってくると子宮まわりの筋肉や靭帯を引っ張るだけでなく、骨盤を圧迫してしまい、血行不良を引き起こします。

 

 

もし体を冷やしてしまうと、血行不良が悪化してしまい痛みが増すだけでなく、むくみや便秘などにつながってしまいます。

 

 

また太ももやふくらはぎ、腰などが軽い運動だけで筋肉痛になっている方は骨盤周りが圧迫されて血行不良を起こしてる可能性があります。

 

 

そのため対策法としては2つあります。

 

 

①腹巻を巻く

 

 

まず寝るときなどに腹巻をするなどお腹周りは冷やさないで温めるようにしましょう。

 

 

ただしカイロなどで直接温めるのは胎児に悪影響を及ぼすとされるので控えてください。

 

 

②ウォーキング

 

 

 

そしてできれば1日30~40分の軽いウォーキングをするようにしましょう。血行不良を改善して、筋肉の凝りを解消することによってお腹の痛みも

 

 

特に子宮の代謝の向上にもつながり稽留流産(胎児が子宮内で死亡してしまうこと)を予防することができ、産婦人科でも推奨されています。

 

 

またウォーキングによって骨盤の歪みを解消してや体を温めることができます。

 

 

以上のように妊娠初期のお腹の筋肉痛のような痛みは完全にではないですが軽減することができます。

 

 

あとは妊娠安定期(妊娠16週~)に入れば症状は治まりますのでそこまでの辛抱です。

 

 

もし16週目に入っても痛かったり、耐えらないほどの痛みが生じた場合には必ず産婦人科に行って診てもらいましょう。

 

 

ということで妊娠初期に起こる筋肉痛のような痛みについてでした。

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