妊婦さんの偏頭痛の原因と治しかた!妊娠初期は要注意!
妊婦さんのおよそ8割もの方が頭痛が起こるとされています。
そして頭痛の中でも妊娠中は特に偏頭痛が頻繁に発生します。
特に妊娠初期ほどで偏頭痛に悩まされますので注意です。
ここでは妊娠中の偏頭痛の原因と対策法についてお伝えしたいと思います。
妊娠中の偏頭痛の原因
妊娠中に偏頭痛が発生する原因というのは大きく分けてふたつあります。
①黄体ホルモンの分泌
妊娠中、特に妊娠初期は黄体ホルモンが活発に分泌されます。
この黄体ホルモンが活発に分泌されることで胎盤の形成を促す
働きがあるのですが、同時に血管が拡張させてしまいます。
すると脳の血管も拡張され、周りの神経を圧迫します、
脳の三叉神経が圧迫され、ズキンズキンと偏頭痛が起こるのです。
黄体ホルモンは妊娠16週目を迎えると分泌が
おさまっていくので、偏頭痛も抑えられていきます。
②鉄分不足
さらにもうひとつの妊婦さんの偏頭痛の原因としては鉄分が不足しているかもしれません。
鉄分はヘモグロビンの生成を促す大事な栄養素です。
そしてヘモグロビンは血液を通して酸素を供給する役割があります。
もし鉄分が不足することによって、酸素が不足してしまいます。
すると体は足りなくなった酸素を送ろうと血管が拡張され、神経が圧迫し偏頭痛が起きるのです。
このように鉄分をしっかりと摂取しないと偏頭痛が起こるとされます。
特に妊娠中の血液量は1.5倍となり妊婦さんが1日に
必要な鉄分も約15mgと妊娠前よりも必要となります。
また妊娠中の鉄分が不足すると胎児の成長も阻害してしまうので注意が必要です。
妊娠中の偏頭痛の対策について
もし偏頭痛が起こった場合に和らげる方法についてお伝えします。
①痛む部分を冷やす
偏頭痛は血管が拡張していることで起きますので
血管を縮小させることで痛みも和らいでいきます。
血管は冷やすことで縮小させることができますので
偏頭痛が起きた場合には氷を巻いたタオルなどで冷やすようにしましょう。
②できるだけ静かで暗い空間にいる
血管は音や光に反応して拡張します。
ですので偏頭痛が起きた場合には静かで暗い空間になるべくいるようにしましょう。
特にスマホなどはなるべく控えるようにしましょう。
偏頭痛が起きたらとりあえずこれらを試してみましょう。
③鉄分を摂取するようにしましょう。
鉄分を補給する場合には一番はレバーなどが挙げられますが
妊娠中はレバーは食べてはいけないので注意です。
やはり妊娠中は胎児の成長を考えてしっかりと鉄分を補えるものを摂取するのがおすすめです。
特にプルーン1日分の鉄分飲むヨーグルトがおすすめです。
偏頭痛や鉄分の摂取、便秘の予防にも
つながるので是非とも摂取するようにしましょう。
④それでもダメなら薬
やはり偏頭痛の最終手段としては頭痛薬があります。
ただし妊婦さんの場合には産婦人科に相談して薬を処方してもらいましょう。
偏頭痛の場合、産婦人科では妊娠中でも服用できるカロナールという薬が処方されます。
製薬会社:昭和薬品化工株式会社
有効成分:アセトアミノフェン
値段:1錠9円
用法容量:1日2回、1回あたり最低1.5錠~最大7錠を食後に服用
カロナールを服用することで数時間で偏頭痛が治まっていきます。
あとは自然に治るのを待つようにしましょう。
ということで妊娠中の偏頭痛についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
⇒葉酸の選び方のポイントとおすすめランキング!