妊婦さんとカロナール

妊婦さんがカロナールを服用しても大丈夫!?

妊婦さんがカロナールを服用しても大丈夫!?

 

 

カロナールは昭和薬品化工株式会社のジェネリック医薬品です。

 

 

主成分のアセトアミノフェンが中枢神経に働きかけることにより鎮痛作用や解熱作用のある薬で、主に内科や呼吸器科で風邪による発熱や頭痛に処方されます。

 

 

薬価としてはカロナール200は1錠あたり9円です。

 

 

そしてこのカロナールは妊婦さんにも処方される場合があり、心配される妊婦さんも多いです。このカロナールはアセトアミノフェンという抗生物質を含んでおりますが妊婦さんが服用しても大丈夫なのでしょうか?

 

 

ここではカロナールを妊婦さんが服用した時の効果、副作用そして飲み方を紹介したいと思います。

 

 

妊娠中にカロナールを飲んでも大丈夫?

 

 

妊婦さんがカロナールを服用しても大丈夫なのかということですが、カロナールは妊娠中に服用しても問題ありません。

 

 

カロナールの主成分であるアセトアミノフェンは、頭痛薬や解熱薬の中でも、体にやさしい抗生物質となっていますので副作用の症状報告例はほとんどありません。

 

 

胎児の催奇形性(奇形性が生じてしまうこと)を高めるという報告もないため、胎児に悪影響を及ぼす心配はありません。

 

 

そのためカロナールは妊娠中によく処方されます。産婦人科では妊娠が分かると、あらかじめ鎮痛薬や解熱薬としてカロナールを処方されることが多いです。

 

 

カロナールはジェネリック医薬品ですので、市販はされておらず医師や薬剤師の処方が必ず必要になりますし、必ず医師の判断が入るのでほとんど安全に服用することができるとされます。

 

 

カロナールと同じ市販薬

 

 

カロナールは市販はされていませんが、アセトアミノフェンを有効成分とした薬ならば市販されているものもあるので、購入することができます。

 

 

有名なところではノーシン錠などがあります。

 

 

製薬会社:株式会社アラクス

 

有効成分:アセトアミノフェン

 

値段:16錠500円

 

服用法:1日1回食後に1錠服用する

 

妊婦さんでも服用できる市販の頭痛、鎮痛、解熱薬です。購入する際には薬剤師さんに相談してから購入しましょう。

 

 

またカロナールと同じく鎮痛作用のある薬で有名なロキソニンは妊娠中に服用できませんので注意してください。

 

 

ロキソニンにはロキソプロフェンナトリウム水和物という有効成分が含まれておりますが、まだ妊娠中の安全性が確立されていません。

 

 

市販でも購入することができますが、妊娠中には絶対に服用しないようにしましょう。

 

 

カロナールの副作用について

 

 

ただカロナールにも全く副作用がないというわけではありません。

 

 

妊娠中の方でカロナールの服用した場合には発疹、腹痛、吐き気、下痢、食欲不振などの症状が少ないですが報告されています。

 

 

服用量を多くすることによって症状が起きやすいのでしっかりと医師に服用量を確認するようにしましょう。

 

 

これらの症状が見られた場合には、服用を中断して医師に相談するようにしてください。

 

 

ただしさきほども述べたように胎児への悪影響が起こる心配はありません。

 

 

妊婦さんのカロナールの飲み方

 

 

妊婦さんがカロナールを服用する場合の飲み方についてですが、

 

 

①通常1日2回(1回あたり最低1.5錠~最大7錠)を食後に服用していきます。

 

 

②服用間隔は4~6時間以上とされますので朝食後に服用し夕食後に服用するというのが基本的です。

 

 

③空腹時に服用してしまうと胃を荒らしてしまう場合があるので、食後に飲むようにしましょう。

 

 

④また服用する際にはコップ1杯の水と一緒に飲みましょう。水をしっかりと飲まない場合も胃が荒れるため要注意です。

 

 

⑤飲み忘れた場合には、すぐに飲み忘れた分を飲むようにしてください。

 

 

⑥そしてあらかじめ医師が指定した服用期間は飲み続けるようにしましょう。

 

 

以上が基本的な妊婦さんのカロナールの飲み方となっています。

 

 

ただし飲み方自体は妊婦さんによって大きく変わるので薬剤師や医師から伝えられますので、しっかりと確認するようにしましょう。

 

 

カロナールの効き目

 

 

カロナールを妊娠中の頭痛や発熱に使用することでどれくらいで効くのかというと

 

 

・頭痛やお腹の痛みであれば服用から2時間後には効いていきます。効果の持続時間としては6時間ほどとなります。

 

 

・また発熱に服用した場合にはおよそ4時間後には熱が引いていきます。

 

 

ただし根本的な治療薬ではないので、妊婦さんの場合にはあまり動かず安静にすることが大切です。

 

 

妊婦さんとカロナールのまとめ

 

 

ということで妊娠中でもカロナールは服用することができます。

 

 

カロナールは市販では購入できませんが、アセトアミノフェンが成分として含む市販薬はカロナ―ルと同じような効果が期待できます。

 

 

しかし妊娠中の方は医師に処方してもらうのが一番安全ですので発熱や頭痛などの痛みがある場合でも産婦人科で薬を処方してもらうことをおすすめします。

 

 

ということでカロナールはしっかりと医師のもと処方してもらうお薬ですので妊婦さんが服用しても問題ありません。

 

 

ということで妊婦さんとカロナールについてでした。

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