妊婦さんとクラミジア

妊娠中のクラミジアの症状と胎児への影響

妊娠中のクラミジアの症状と胎児への影響!

 

妊婦さんで注意したいのがクラミジアという感染症です。

 

 

クラミジアは現代では20代前半の15人に一人は感染しているほど広まっており、
ほとんど自覚症状がなく、妊婦さんでも妊娠検査で判明することが多いです。

 

 

クラミジアは人から人に感染するクラミジア・トラコマチスという細菌によって
炎症を起こしており、妊婦さんが症状を引き起こしているとパートナーもほとんど感染しています。

 

 

クラミジアは妊娠中に感染していると胎児にも害をきたしているため
できるだけ早く治療するようにしなければいけません。

 

 

さらに妊婦さん自身がクラミジアを完治してもパートナーが
治っていないと、また感染してしまうという連鎖(ピンポイント感染)が起きてしまいます。

 

 

ここでは①クラミジアの胎児への影響、②妊娠中のクラミジアの症状、
③治療法についてお伝えしたいと思います。

 

 

①胎児への影響

 

 

妊婦さんがクラミジアに感染していると、まず子宮の入り口に菌が繁殖していきます。
そして妊娠することによってできる羊膜まで菌が羊膜にまで徐々に侵入していきます。

 

 

羊膜にまで菌が到達することによって、破水(前期破水)を引き起こしてしまいます。
※陣痛前に破水することを前期破水と言います。

 

 

前期破水が起きると胎児が流産してしまう危険性があります。
特に妊娠初期ほど前期破水を起こしやすいとされます。

 

 

また出産時にクラミジアを患っていると、出産中に
胎児が産道を通った時にクラミジアが感染しています。

 

 

胎児が感染すると新生児結膜炎や肺炎といった病気にかかってしまいます。

 

 

そのため、妊娠初期や妊娠後期などに関わらず、クラミジアは
早期に発見して、治療する必要があります。

 

 

②妊娠中のクラミジアの症状

 

 

女性のクラミジアは自覚症状が少なく、6割の方が症状に気づかないとされています。
早期発見が重要ですので、些細な変化を見逃さないようにしましょう。

 

 

では妊娠中にクラミジアの症状ですが、

 

 

・排尿時に痛みが出る

 

・白いクリームのようなおりものが出る

 

・おりものの匂いが強くなっている、生臭い香りがする

 

・局部がかゆい

 

 

などのような症状が主に出るので、確認するようにしてください。

 

 

またクラミジアは男性の方が感染していると症状が出やすいとされます。
男性のクラミジアの症状としては

 

 

・排尿時に痛みが伴う

 

・尿道から透明な膿のようなものが出る

 

・局部がかゆく、赤く炎症している

 

 

パートナーにも症状が出ていないのか確認するようにしてください。

 

 

③妊娠中のクラミジアの治療

 

 

性感染はふたりとも完治しないと、意味がないので
妊娠中のクラミジアはパートナーと一緒に治療することが重要です。

 

 

まずは病院に行って診察を受ける必要がありますが、
男性の場合には泌尿器科、妊婦さんの場合には産婦人科を受診するようにしましょう。

 

 

ただ泌尿器科、産婦人科に行く場合にパートナーと二人一緒に行くようにしてください。

 

 

そしてクラミジアは治るのかということですが、現在は抗生物質を
含んだ薬を服用することによって、9割以上治すことができるようになっております。

 

 

妊娠中の方も妊婦さん用の薬を服用することによって
治すことができますので、安心してください。

 

 

妊婦さんに処方されるほとんどの薬がジスロマックという薬になります。

 

 

 

製薬会社:ファイザー株式会社
値段:1錠830円
用法:1日1回2錠を水と一緒に飲みます。

 

治療の料金は薬代がおよそ4000円、診察料が2000~5000円
検査費用2000~4000円と1万を超えるため他の病気より高額になります。

 

 

ジスロマックという薬を処方されるので、これを
1週間服用することによってクラミジアが治っていきます。

 

 

最低でも1週間かかってしまうので、特に妊娠中の方は
細菌が早期発見が重要となります。

 

 

何か異変があれば産婦人科で妊娠検査を受けるようにしてください。
また妊娠を考えている方も1度検査を受けることをおすすめします。

 

 

以上、妊娠中のクラミジアの原因と胎児への影響、治療法についてでした

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