妊娠中の過食嘔吐

妊娠中の過食嘔吐における胎児への影響!

妊娠中にが起こしやすい過食嘔吐の胎児への影響!

 

 

妊婦さんが起こしてしまう過食嘔吐は大きく分けて

 

 

・妊娠前に摂食障害を引き起こしている方が
妊娠したことによって、継続的に過食嘔吐になっている

 

 

・妊娠したことによって、ストレスが生じて自律神経が
乱れてしまい、過食嘔吐になってしまう

 

 

ということがふたつのパターンがあります。

 

 

過食嘔吐の一番の原因というのは心理的ストレスによるもので妊娠したことにより、
生活環境の変化などで余計にストレスがかかり症状が悪化してしまいます。

 

 

そして妊娠中の過食嘔吐の問題は胎児の成長に影響が出てしまうとされます。
ここでは過食嘔吐の胎児への影響と対策方法についてお伝えしたいと思います。

 

 

過食嘔吐の胎児への影響

 

 

栄養不足

 

 

過食嘔吐になると食べ物を吐き出してしまうわけですから、
栄養を吸収することができずに母体、胎児ともに栄養不足に陥ります。

 

 

特に妊娠初期(4~16週)は胎児の中枢神経や内臓器官が
形成される時期で、食べ物を妊娠前よりも約1.5倍も食べなければいけないとされます。

 

 

特に胎児の形成で必要な栄養素として

 

 

葉酸を1日400ug

 

葉酸は胎児の中枢神経の形成に必要で、不足してしまうと
神経管欠損症を引き起こし、胎児の奇形性を引き起こしてしまいます。

 

 

鉄分を1日15mg

 

胎児の栄養は血液を通して送られるため、鉄分が必要となります。
不足してしまうと赤ちゃんの低体重症を引き起こしてしまいます。

 

 

その他カルシウムは1日900mg、亜鉛は1日11mgと
妊娠中には栄養素がたくさん必要です。

 

 

過食嘔吐を引き起こしている妊婦さんの赤ちゃんは他の
赤ちゃんより比べ、体重が低く、身長が低い傾向にあります。

 

 

嘔吐による影響

 

 

嘔吐するとお腹に力が入り、お腹の胎児にはよくありません。

 

 

特に妊娠後期は早産や前期破水などの原因にもなりかねません。

 

 

つわりの場合妊娠16週目にはおわるため、妊娠後期に嘔吐することがなくなります。
そのため過食嘔吐で妊娠後期に嘔吐するのは非常に悪影響なのです。

 

 

妊娠中の過食嘔吐の対策

 

 

妊娠中の過食嘔吐にかかっている場合には
まず産婦人科の医師に必ず報告してください。

 

 

過食嘔吐は精神疾患のひとつで自分だけでは治すのは難しいです。
メンタルケアをしながら、食事による改善、生活習慣の改善を行っていきます。

 

 

食事について

 

 

自分できる改善方法はやはり食事でしょう。

 

 

過食嘔吐により、食道や胃が荒れているか可能性があるので、
まずは食事制限を行うようにします。

 

 

・コーヒーなどのカフェインを含んだもの

 

・キムチやカレーなどの辛いもの

 

 

これらは控えるようにしてください。

 

 

過食嘔吐の方の場合にはうどん、ヨーグルト、おかゆなどの
流動食をまずは食べるようにしていきます。

 

 

またどうしても葉酸や鉄分などの栄養素が足りなくなってしまいます。
そこで妊婦さん用の葉酸サプリを摂取するのも解決策です。

 

 

鉄分などもサプリメントに含まれているので、産婦人科でも
過食嘔吐に悩まされている方だけでなくとも飲むように推奨されています。

 

 

過食嘔吐の場合には自分だけで治すのは難しく、特に妊娠中は
胎児の影響も考えなければいけないので、産婦人科に相談するようにしましょう。

先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!



葉酸サプリは胎児の成長に欠かせない栄養素である葉酸の
摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。

産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。

しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。


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