妊婦さんの息切れの原因と対策法!
妊娠することで、起こる症状として息切れがあります。
特に妊婦さんのアンケート結果では、およそ51%の方が
妊娠中に息切れを引き起こしていることがわかります。
わたくしも長男を妊娠した時には、少し歩いただけでも
心臓がバクバクして、妊娠中はハァハァと息切れを起こしていました。
ここでは妊娠中の息切れについてその原因と
対策法そして胎児への影響についてお伝えしたいと思います。
妊婦さんが息切れを起こす原因とは?
妊娠中になぜ息切れが起こるのかというと、原因はふたつあります。
①妊娠による心臓の負担
まず妊娠初期にみられる息切れですが、これは
胎児が宿ることにより、胎児にも血液を送ることになりあす。
すると心臓は血液を胎児の分まで送らなければいけないので
負荷が、妊娠前よりもかかってしまうのです。
すると酸素量が不足してしまい、妊婦さんの息切れを
引き起こしてしまうというわけなんですね。
②子宮が大きくなることによる肺の圧迫
そしてもうひとつの息切れの原因が横隔膜の圧迫です。
胎児の成長により、子宮が大きくなることで
横隔膜を上に押し上げるように圧迫してしまうのです。
横隔膜を圧迫されることにより、今度は肺が圧迫されてしまうんですね
すると呼吸がしづらくなってしまい、息切れが生じてしまうわけです。
これは妊娠中期、妊娠後期と妊娠がすすむことにより
息切れの症状も重たくなってしまいます。
以上の2つが妊婦さんの息切れの原因となります。
あまりに症状がひどい場合には主治医に相談するようにしましょう。
胎児への影響は?
妊婦さんの息切れで気になるのが、胎児への影響ですね。
ですが、妊娠中の息切れによる胎児への影響はあまり問題はないとされます。
やはり、子宮が大きくなることによる起きることなので、
妊娠中に起こる息切れは自然現象とされます。
ただ息切れを起こしているのに、休憩せずに無理に体を動かすことは
胎児への血液不足を引き起こす可能性は高いです。
そのため気をつけることは息切れを起こしたら、
無理に体を動かさずに、休憩するようにしてください。
妊娠中の息切れの対策!
もし息切れを起こしてしまったら、それを抑える方法という
ものはありますので、以下のことを試してみてください。
①体の左側を下にして横になる
体の左側を下にして横になることで、心臓の負担を減らすことが可能になります。
息切れを起こしている場合にはすぐに
心臓を下にして横になるようにしてみてください。
また就寝するときも仰向けで寝るより、体の下を
横にして寝ることが医師からも推奨されております。
②鉄分を摂取する
息切れを起こすことは血中の鉄分が不足してしまっている場合があるので、、
鉄分を摂取することで、胎児に送る栄養を補います。
鉄分を補うのに効果的な食べ物としては
・ほうれん草
・小松菜
・大豆製品
これは鉄分やビタミンを豊富に含まれているので
息切れを起こしている、していないに限らず妊婦さんにはおすすめです。
特にほうれん草は妊婦さんに必要不可欠な
葉酸を含んでいるので最もおすすとされる食べ物ですね。
③予防には水分補給
妊婦さんの息切れを予防するには水分補給を小まめに行うことが効果的とされます。
水分を摂取すると血液量が増えるので、酸素不足による息切れを予防できるのです。
1日に必要な水分は妊娠中の場合には
1.5リットルとされますので、しっかりと摂取するようにしてください。
ということで妊婦さんの息切れの原因と対策法についてでした
先生に聞いてみました!おすすめの葉酸!
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摂取を目的としたサプリメントで、胎児の奇形性を予防する効果も実証されています。
産婦人科でも葉酸の摂取を推奨されており、母子手帳にも
栄養補助食品(サプリメント)での葉酸の摂取をするように明記されています。
しかし葉酸サプリと言っても種類がたくさんあります。
当サイトでは管理人が産婦人科医にどの葉酸サプリを摂取すべきか聞いてまいりました。
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